ジョブスタディ

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今、弊社では福岡県雇用創出事業を受け

35歳未満の方を対象に営業職を2名募集しています。

これは福岡県から採用者のお給料や社会保険料を補助していただく代わりに、

弊社がしっかり育成し、正社員にすることを目的にした事業です。

今月上旬からハローワークに求人を出しました。

正直、弊社みたいな小さな会社に応募者は来るのだろうかと、少々心配していましたが、

なんと、数名の方からご応募いただいています。

今回は、この面接をして感じたことについて…


ご応募いただきましたら、まずはスタッフと一次面接。

その時、必ず

「今回の求人は福岡県の事業の一環として行っています。

 来年の三月までは、ハローワークの求人に出ている給与額になりますが

 来年の4月から正社員として働いていただく際、同じ給与額になるとは限りません。

 同じ給与額になれるかどうかは、入社してからの皆さんの頑張り次第になりますが、

よろしいでしょうか?」

という説明をします。

その後、スタッフと採用についての相談をします。

私は普段外に出ていることが多いので、

仕事上で事務所で同じ時間を過ごし、教育してくれるのはスタッフの皆さんです。

彼女達がまずOKとならなければ、私はお会いしません。

彼女達がOKであれば、私がお会いする二次面接をします。

二次面接でも先ほどの県の事業であること、

来年の4月以降のお給料は、これからの頑張りよることを説明します。

するとある方が

「お給料がもらえれば大丈夫です。」

という発言をしました。

「お給料をもらう…」

多分、これまでの人生の中で、私自身も何度となく使ってきた言葉だと思います。

でも、このとき

「もらう」という言葉にとても違和感を覚えました。

ん~

「給料をもらう…」




なぜか、すごくこのフレーズにモヤモヤ感があったので、

改めて辞書で言葉の意味を調べてみると…

「もらう」とは、贈られたり頼んだりして受け取り、自分のものとすること。

つまり、自分は何もしなくても何かが手に入るような状況です。

そうか…

仕事をするのに自分は何もしない

何もしないで会社から贈って欲しい…

そんな言葉に感じ取れたから、モヤモヤした気持ちになったんでしょうね…

仕事をするのに「給料をもらう」って合わない言葉だなぁと、改めて感じました。

では、どんな言葉があうんでしょうね…

ついでに辞書で調べてみると…

「得る」ですかね…

「得る」とは、努力して自分のものにする。手に入れること。

「努力して自分のものにする」

 ぴったり合う言葉だと思いました。

こんな、言葉ひとつに意識って感じられるんですね。

ただ、今回の事業には「給料をもらおう」と考えている方に

「給料を得る」と思ってもらえるような教育をするのも役割に含まれているのでしょうね…

さてスタッフと相談し、最終的に採用者を2名決めました。

「給料がもらえれば…」と、発言した方と、

社会経験が少ない方の2名に来ていただくことにして、スタッフから採用の連絡をしました。

ところが…

「給料をもらえれば…」と、発言していた方から、

「考えさせて欲しい…」って…

理由は会社の将来に不安を感じたそうです。

弊社の未来には、その方自身が自分で頑張って「給料を得る」姿は描けなかったようですね…

ということで、現在採用1名。

まだまだ面接の日々は続くのでした。

選ぶ言葉ひとつでも、自分の意識や気持ちは相手に伝わります。

現在就職活動中の皆さん

「お給料はもらうもの」ではなく

「お給料は得るもの」です。

仕事は上司や経営者が頑張ることではなく、

職場で働く全員が「努力して自分で手に入れる」という意識を持って

取り組むことが大切です。

入社前からその意識を持って、面接に望んでみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週


先週行った、「会社の仕組み」研修での一コマ…

この研修は受講者を6人グループにして、架空の会社を設立させます。

その架空の会社の維持・運営・商品開発やPR方法を考え

プレゼンしてもらうという内容です。

考え方のヒントや、話し合いの方法はレクチャーしますが、

基本は受講者に考え、取り組んでもらいます。

研修開始のときは、グループメンバーは初対面なので

話し合いは盛り上がりません。

でも、これまでの研修だと、お昼ごろまでにはグループメンバーとも馴染み

自分達で積極的に話し合ったり、

役割分担して資料作りをする姿が見られました。

プレゼン発表の時間直後の連帯感は、見ている私でも胸が熱くなるくらい

みんな一生懸命取り組みます。

ところが…

ここ最近、雰囲気が変わってきているんですよね…


まず、大きな違いが、話し合いが少ない…

研修開始時に、ファシリテーターを決め、どのように運営するのかレクチャーをします。

でも、話が全然進みません。

受講者が下を向き、だんまり…

グループの間を回って歩くと

・出た意見をどうまとめたらいいかわからない

・違う意見が出たとき、なんていえばいいかわからない

・何を、どう考えていいのか全くわからない



話し合い以前の問題のよう…

感じたことを、言葉に出すことが苦手なようです。

それから作業の仕方に差が出ている

グループが一丸となって取り組んできるグループもあれば、

一部の人が作業をして、他の人は手伝わない

隣同士で話をしたり、寝ていたり…

先週、午後からの資料作りをしていない人がいたので、声を掛けました。

私「資料作成は進んでいる?」

Aさん「はい」

私「全員が資料を作り終わっているの?

  仮に資料全部きていたとしても、説明の内容とか、役割担当とか決めなくていいの?」

Aさん「資料は各自の責任で作るから、終ってない人は自分で頑張ればいいです。

   それから、説明も資料を作った人がるから大丈夫です。」

私「でも、あと少しで発表の時間ですよ。

  資料作成、間に合いますか?

  終っていない人の作業を手伝ってあげたらいかがですか?」

Aさん「私の作業は終っています。

   なぜ自分の作業が終っているのに、人の手伝いをしないといけないんですか?」

私「Aさんだけ作業が終っても、グループ全体資料が揃わなければ

  プレゼン資料としては不完全ですよね?

  作業が遅くなっているのも、何かまとめるのに時間がかかったり、悩んでいるのではないですか?

  早く終った人がアドバイスをしたり、サポートをしたら

  作業の進みが早まると思いませんか?」

Aさん「与えられた仕事を終わらせるのは、個人の能力の問題ですよね。

    私は私なりに一生懸命頑張って、早く終らせました。

    なのに、何で作業の遅い人の手伝いをして、他の人の二倍仕事をしなきゃいけないんですか?」



噂には聞いたことがありましたが、

直接お目にかかるのは初めて。

「私なりに頑張っている」を主張する方…


研修時間の関係もあるので、これ以上お話ができませんでしたが、

経験の相違だと思いました。

Aさんは、個の能力が総べてで、個の能力が集まった集合体になったときに

大きな力になることを知らないんだろうなぁと思いました。

自分ひとりですることって限りがあって、

それ以上の力を出すときは、多くの人の力や、知恵を借りることがあるのに…

そんな経験をしたことがないんだろうなぁ…

確かに、

「私なりに、頑張っているんです。」

「私はちゃんと説明しました。」

といっては、

上司の指示に従わない

お客様の要望を取り入れてくれない

という話しを

聞くことが多いような気がします。

仕事って、「私が」ではなく

「相手が」どう思うかじゃないのかな…

仕事は相手の困っていること、

できないことをしてあげて

初めて対価が得られるではないでしょうか?

自分だけが良ければという発想だと、

「相手の困りごと」を解決できないのでは…?

どんなに自分が頑張っても、相手がOKだと思わなければ、

その頑張りって無駄になるんじゃないかな…

自分の頑張りを無駄にしないためにも、

相手に合わせた取り組みが必要ではないでしょうか…

今、私なりに頑張っているけど

中々、いい結果が出ていない方…

私なりではなく、私も相手も喜ぶような

頑張り方をしてみてはいかがでしょうか?

それでは、また来週…


前回はブログをお休みしてしまいました。

楽しみにしてくださっていた皆さん、申し訳ございませんでした。

さて、今回は今年大学を出て社会人になっている教え子達に会ったときの話です。

偶然ですが、6月下旬から先日まで卒業した教え子達に沢山会いました。

事務所に遊びに来てくれたり

私が主催している研修に参加してくれたり、

東京に出張に行ったとき、会ってくれたり

一番面白かったのが、大学の授業に学生と混じっていたとき…

全く違和感がなかったですね。

にやにやしながら講義聴いている姿は、在籍してきたことと全く一緒…

まぁ、わざわざ学校に遊びに来てくれたのは嬉しかったけどね

「どうしている?」などと、彼ら彼女らの近況を聞きました。

元気に働いていると思いきや…

未だに迷走中…

就職した会社を辞めた人

まだ、就職活動中の人

自分の今後に悩みながら仕事をしている人

研修と称して部署が何度も変わり、その変化に付いていけないで悩んでいる人

大学卒業してすぐリーダーになって、マネジメントの難しさに悩んでいる人…

まぁ、本当に様々な悩みを抱えていました。

その悩みも教え子達らしい内容ばかり…

例えば、Aさん

大学を卒業後、営業職に就きました。

仕事を始めたばかりで、先輩社員と同行をしていたらしいです。

ところが、その先輩は会社を出ては喫茶店や、ネットカフェに行き、時間を潰しているそうです。

多少、お客様のところには行くらしいのですが、適当な時間になったら、会社に帰り

「いやぁ~今日も厳しかったですね…」

と、上司に報告

その後、営業活動報告書を適当に作成して提出するとか…

さて、ここで困るのがAさん

お客様先に行っていないので、営業日報が書けません。

上司に「具体的に細かくように」と指示を受けても

行っていない、やっていないことは詳しく書けません。

しかも、書けない理由を話せば、先輩がサボっていることがバレます。

悩みに悩んで、営業報告を出さないでいたそうです。

5日間、営業日報を出さなかったとき、上司に呼ばれました。

上司「なんで、営業日報を出さないんだ」

Aさん「どう書いて良いのか、分からないんです。」

上司「大学で文章の書き方くらい教えてもらっただろう。

   どこで、何を、どうしたかを書けばいいじゃないか!

   なんで、そんなことも書けないんだ。」

Aさん「申し訳ございません。」

上司「社会人なんだから、ちゃんと自分行動を文書で報告しなさい。」

と、言われ、悩んだそうです。

報告書を書けば、仕事をしていないのがバレる。

ちゃんと仕事をするには、先輩の言うことを無視することになる。



と、悩みに悩んで、会社に行けなくなったそうです。

Aさん「このとき、自分はどうすればよかったですか?

    先輩のこと、告げ口すればよかったですか?

    それとも、嘘の営業日報を書けばよかったですか?

    もう、本当に分からなくなって、1日会社休んだらもう会社の行くのが怖くなって…」

結局、そのまま2週間無断欠勤をして、会社を辞めたそうです。

これってAさんのコミュニケーション力が足りないから、仕方のないことなんでしょうか…


就職活動中のBさん

「仕事が決まらない」

「中々、採用してもらえない」と話していました。

でも、よくよく話を聞けば、仕事が決まらないんじゃないみたい…


Bさん「会社が求めているようなことを、自分ができるかどうか自信がない…」



今、第二新卒といって未経験者を雇用しようとする企業は増えてきています。

でも雇用した以上は、その人に対する様々な費用がかかる。

掛かる費用は自分が仕事をして、利益を出して欲しいと考えるのは、

企業としては、ごくごく当然の話です。

でも、大学を出たばかりで社会経験が乏しい若者に、

「入社して2ヶ月以内に、自分の給与の2倍の売り上げを上げないとクビだから。」

と言われたら、

奮起して取り組む若者って、今はとても少ないです。

いわれた通りにしなければ…

約束なんだから、守らないと…

素直さ、真面目さが前面に出てきます。

できない不安に押しつぶされて、結局、後ろに下がってしまう。

約束しても守れないかも…

必ずって確約できない…

この迷いがBさんの中にありました。

Bさん「自信を持って、出来ます。」と言えないんですよ。

決まらないんじゃないんです。

決められないのでした。


Cさんも悩みも、真面目そのもの…

Cさんは自分の考えや、方向性は固まっていました。

でも、その方向性とは違う仕事に関わっています。

私「やりたいことがあったんじゃなかったの…?」

Cさん「やりたいことはあります。

   今でもその気持ちは変わってないんですけどね…

   でも、今はできないですね。」

私「ん… 何で?」

Cさん「自分のしたいことをすると多分、収入が少なくなるんですよ。

   そうなると、奨学金払えなくなるんで…

   奨学金払い終わらないと、何もはじめられないかな…」


このとき、本当に言葉が出てこなかったです。

心のそこから、

「真面目だねぇ」って思いました。

今、奨学金の未払いが多いって話を聞きますが、

Cさんのように責任を持って返済することを考えている、若者もいます。

自分の表現方法が下手で、上手く思いが伝えられません。

職活動の仕方が分からない

仕事がうまくいかない

職場に馴染めない

と、断片的な言葉で理由を話す方が多いです。

この断片的な話を聞いて、上司に誤解を与えてしまう若者が多いです。

誤解を与え、上司から不信をかい、仕事を続けにくくなり、

職場をやめてしまうケースも増えてきています。

上司の皆さん…

皆さんと、今の20代前後の方々とでは生活の習慣も、考え方も大きな違いがあります。

多分、皆さんの思っている通りに行動や、言動が出来ないことも多いです。

でも、純粋で真面目な若者達です。

以前よりも育成に時間が掛かりますが、しっかり話をしていただければ、

経験を積むチャンスを与えていただければ、結果を出すことが出来ます。

どうか、その違いをご理解の上、彼ら、彼女らをご指導願いえませんでしょうか?

そして、20代前半の皆さんも…

皆さんの基準が全てじゃないよ。

思っていることがあったら、話し合ってみましょう。

何も言わないでいる事は、決して良いことではないです。

話をしなければ、分かり合えないです。

相手もあなたを知りたいと思っていますよ。

勇気を出して話してみましょう…

それでは、また来週…


先週、女性経営者の交流会に参加してきました。

全国から800名の経営者の方々が参加した盛大な交流会でした。

交流会は2日間開催されたのですが、私は大学の授業の関係で1日だけの参加でした。

交流会1日目は分科会でした。

7つのテーマに分かれ、各テーマに関して取り組んできたことを報告者します。

その後内容を聞いた、参加メンバーがグループに分かれ、

感想を述べたり今後自社の活動にどう活かすかなどを討議しました。

私が聞いたお話は、

お父様がある事業をしていたそうです。

女の子ばかりの姉妹で、幼いころからお婆さまおに

「この仕事を継ぐのはお前だからね」と言われていたそうです。

でもお父様は

「女に仕事は継がせない。継がせるなら婿を取れ。」

と言われたそうです。

このようなお父様の確執もあり、しばらくはお父様の事業から離れていたのですが、

紆余曲折あり、結局お父様の事業を引く継ぐことになりました。

しかし事業を引き継いだ途端、売上率90%を閉めるお客様から

「これから取引は少なくなるから… あまりうちの会社だけを頼らないでね。」

と、いわれたり

社員から「社長が嫌いだから辞めます。」と言われ辞表を出されたことなど、

お父様から会社を引き継ぐときの大変さがヒシヒシと伝わってくる内容でした。

それでも何とか、会社を続けるように頑張ってきた話や

大きなビジネスチャンスがあって社員とそのチャンスを掴み、成果を出したときの話などは

報告された方もその状況を思い出したのでしょう言葉に詰まる場面がありました。

その様子や話を聞いて、多くの方々が同じように涙ぐんでいました。

多分、涙ぐんだ人の数だけ皆さん同じような想いと

ご苦労をなさってきたのだろうと思うと、私も目頭が熱くなりました。

「なんども、もう会社辞めよう、もう辞めようと思った。」

この言葉はとくに重く、多くの方々の目頭を熱くさせていました。


そう…

仕事って簡単に辞められないんですよね。

私も経営者になるまでは、ひとつの職場に長く勤めることがありませんでした。

職場環境や、仕事の内容で簡単に仕事を辞めたこともあります。

でも、経営者になってからは辞める選択肢はなく、続ける選択肢しか考えませんでした。

ある時期、娘のことで経営者よりも母親にウェイトを置いたほうが良いのでは…

会社を本当に辞めたほうがいいのでは…

と、とても悩んだ時期がありました。

悩むと同時に、これまでお世話になった沢山の方々や、

研修を依頼してくださっているお客様の顔が思い出されました。


「この方々にご迷惑が掛かってしまう。

 もう少し、もう少し何とか両立できるようにしよう…」


そう思い、両立できる、仕事を続ける工夫をしてみました。

できるだけ夜の会合を減らしたり、

長期出張があれば娘を出張先に呼んで二人で過ごす時間を作ったり、

旦那さんに娘のフォローをしてもらったり…

お陰様で、娘に対する課題が改善され、今も仕事を続けることができています。

多分、これまでの私なら簡単に仕事を辞めていたと思います。

辞める事が踏みとどまれたのは、お客様に対する「責任」だと思いました。

「責任」を持たされると

どんなに、相手から罵倒されても

どんなに、取引先から叱られても

どうしたら、相手と仲良くできるのか?

どうしたら、取引先と上手にお付き合いができるのか?

続ける工夫をしようとします。

どんな物事でも、続けるていかないと上達しません。

どんな仕事の達人でも、はじめからプロの人はいません。

みなさん、続ける工夫があって上達してきんだと思います。


最近、仕事のことが

「ちょっといやだなぁ」って思っている方…

辞めることは、今すぐにでもできます。

でも、あなたが辞めても本当に誰も困らないですか?

どんな小さな仕事にも「責任」は付いていますよ。

辞める前にもう一度あなたに与えられた「責任」について考えてみてはいかがでしょうか?

それでは、また来週…



先週、大学の授業中でAさんから、こんな質問されました

Aさん「先生、仕事って何を基準で選べばいいの…?」

私「選ぶ基準がわからないの?」

Aさん「全然わかんない。親とかは、仕事なんて、好きとか嫌いとかで選ぶもんじゃない

   お金を得るためには、頑張って働くしかないって。

   安定した仕事が一番いいって言う。

   先輩達も、とにかく内定取って働けばどこでも一緒。

   仕事なんて楽しいわけない。

   会社にさえ入ってしまえば、それでいいんだよ。

   合同企業説明会に行って、入れそうな会社を適当に選べばいい

   とか…

   色々言われるけど、でも入れる会社は1つじゃないですか。


   そんな基準じゃ選べないですよね…」

たしかに…

Aさんのような基準では仕事は選べそうにないですね。

このような質問はAさんだけでなく、多くの学生から質問されることです。

さて、仕事の選ぶ基準…

みなさんは何を基準にしますか?

私は以前まで

「自分の好きなこととか、興味があるようなことから考えてみては?」

と、アドバイスをしてきました。

でも、最近の学生に

「自分の好きなこと、興味があるようなことから考えてみては?」

というと…

「好きなことや興味のある事は、特にないです。と言われ、話が終ってしまいます。

そこで最近は

「何をしたら長く仕事が続けられると思う?」

と聞くことにしました。

「好きなこと」

では、考えられなかった人も


「何をしたら長く仕事が続けられか?」


という問いに

続けるための条件を考えるようになります。

先ほどのAさんにも質問をしてみたところ

・お給料が沢山もらえる

・会社の人たちが優しい

・仕事していて楽しい

など、仕事や企業を絞り込むためのキーワードが出てきます。

特に

「仕事をしていて楽しい」

という、キーワードが出たら

「どんな仕事なら楽しいと思う?」

と更に問うと…

・皆とわいわい遊びのような感覚で働けること

・じっとしているのは、苦手なので色々なことをさせてもらいたい

・営業みたいにノルマがあるのは嫌だけど、

 知らない人に会ったり、知らない土地に行ってみたい

など、

その人の個性や、拘りのような発言が出てきます。

この話題からその人の特徴が見えてきます。

Aさんの話からすると、

Aさんは人に会うことが好きなタイプで、細かい作業が苦手なようです。

そういえば授業取り組ませているグループワークでも

色々発言はしますが、調べ物をしたり、意見をメモするような行動はしていないです。

私「Aさんは、仲間と騒いだり遊んだりすることって多いの?」

Aさん「多いですね。 飲み会とか近場ですけど旅行とかによく行きますね。」

私「例えば飲み会をする時、お店の予約って誰がするの?」

Aさん「自分がしますよ。」

私「お店を調べたり、予約をするのって大変じゃないの?」

Aさん「いや… みんなが知らないようなお店を見つけるのって、結構好きですよ。

    みんなの驚く顔を見るの楽しいんですよ。」

私「でも、授業とかで調べ物とかしないよね。

  さっきの話でも、じっとしているようなことは好きじゃないって言っていたし…

  そういう、細かい作業は嫌じゃないの?」

Aさん「飲み会の店探しと、仕事は別でしょう!」

この言葉は、Aさんの仕事選びの大きなヒントになるんですよね。

この後、もう少し話を聞くと

Aさんは「じっとして作業することが苦手」

でも、どの仕事でもそんな要素が入っているので仕事をしていく自身がないと思っていたようです。

例えば「調べ物をする」という行為を考えれば、

飲み会のお店を探すのも、授業で必要な情報を探すのも同じことだと思います。

ただ、Aさんの中では

仲間を喜ばせるという自分の好きなことを実現させるのにする「調べ物」と

何になるか全く想像がつかない「調べ物」では大きな違いがあるようです。

用は、自分の好きなことを実現させるためなら

苦手なことでも、頑張って取り組めるけど

全く自分の興味関心のないことのためにする

苦手なことではモチベーションが違うようです…います。

どんな仕事でも、自分の好きなことだけでなく

苦手なことや嫌いなことも取り組まなければならない時が必ず来ます。

特に今まで避けてきたことは、上手にできることはできないので

「やっぱり苦手だなぁ…」

と、感じてしまい途中でやめてしまうことも…

自分の好きなことは、続けたいという気持ちが働くので

上手くいかないことがあっても、その後も何度となく取り組みます。

何度も、何度も取り組んでいけば、いつかは「できること」になるでしょう。

出来ることになれば、少なくとも「苦手なこと」ではなくなると思います。

私はスポーツと同じだと思います。

例えば、サッカーが好きな人

サッカーが上手になりたいと思ったら、基礎トレーニングで体力を付けないと

サッカーって上手にはならないんですよね。

私はスポーツが得意ではないので基礎トレーニングそのものをすることに

とても抵抗を感じます。

でも、サッカーが好きで上手になりたいと思う方に、基礎トレーニングを

辛いからしないという人はいないのではないでしょうか?

好きなことを続けたい…

この思いが「苦手なこと」を克服させるように思います。

「苦手なこと」だけでだと、モチベーションが保てませんから、

続けて取り組むことは難しいでしょうね…

仕事は、みなさんの人生を作っていく道具の一つだと思います。

その道具は長く使わないと、みなさんの手には馴染まないようです。

仕事選びのポイントは「長く続けられること」ではないでしょうか?

みなさんは、「何をしたら長く仕事が続けられる」と思いますか?

その答えの中に、仕事選びのヒントが隠れているかもしれませんね。

仕事選びで悩んでいる方は、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…


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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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