ジョブスタディ

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このブログは、主に私の教え子達の情報共有の場として、開設をしました。

つまり、身内しか見ないと思っていたのですが…

最近アクセスランキング「就職」のテーマで1300中、70位になるなど、

多くの方にご覧頂いていることに少々驚いております。

はじめましての皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

身内しか見ていないということで、特に私の研修スタイルについて

ご説明をしたことはございませんでしたね。

最近ちょっとお問い合わせがありましたので、簡単にご説明します。

私の研修は自分で考えて、自分で実践してみるというスタイルです。

研修は「気づいて欲しいこと」「取り組み方」をお伝えするので、

行動して欲しい状況や、考えて欲しい状況だけ話して、後は参加者同士で話し合い、結論を導きます。

その「気づいて欲しいこと」「取り組み方」についてのかたのテーマは、事業主様からのオーダーです。

「コミュニケーションを強化して欲しい」

「報連相を徹底させたい」

「会社組織に属している自覚を強化して欲しい」などなど…

このテーマに関するスキルを身につけることが重要だと気がつかせるようなワークをします。

企業のご契約によっては、経営者や育成担当者様と連携し、

研修終了後、会社でもそのつきにお話した研修内容を繰り返し指導することで、

徐々に参加者のスキルが高まっていくような取り組みをします。

この運営方法に近い研修スタイルが、毎月開催している職場定着を目指した、社員研修です。

この研修は昨年から取り組んでいるある県の雇用促進事業です。

普段は所属している企業で仕事をして、月に1回集合で研修をします。

研修で仕事に関するポイントや取り掛かりを学び、練習をします。

その研修内容を意識しながら、研修の翌日からまた1ヶ月間業務を行うという繰り返しをします。

これによって、少しずつ各自のスキルが高めていくことが出来ます。

ただ、これは講師と受講者との間に信頼関係が構築されていることと、

受講者が自ら実施しようとすることで始めて成果が現れてくる、気長な研修です。

先月から研修に参加したAさんは、これまでAさんが知っている講師像と私の研修の仕方が

少々異なっていたのでしょう。

初対面から色々とご指摘を頂くことが多い方でした。

この研修は、年度初めの4月から翌年3月までの1年間で実施しますが、

参加者全員が4月から研修をスタートするわけではなく、

6月からや8月からと途中から研修に参加してくる方もいらっしゃいます。

Aさんはそんな、途中参加の受講者でした。

Aさんと始めてお会いしたのは、先月の「思い込み防止研修」でした。

これは事業主や主催団体様から

「仕事に慣れてはきたのですが、話を最後まで聞かないで知っていることだと思い込み、

 これまでの分かっているやり方で仕事を進めてしまうことが多いので、

 もう少し状況や周囲の動きを見て仕事が進められるようにして欲しい。」

「仕事の指示や研修での実施指示をしっかり把握していないで行動をしている。

 指示が分からないなら、質問などをして不明点を払拭して行動してくれればいいのだが、

 話半分で行動するので、ミスが多い。

 何とか、軌道修正をしてもらえないか」

というご依頼で、行いました。

そこで、研修ではこんなワークを行いました。

私「思い違いで失敗したことってありませんか?

  まずは、自分で思い違いを指摘された状況を書き出してみましょう。」

何分か時間をとり、セルフワークをしてもらいます。

その後

私「書き出した内容をグループ内で発表してください。

  その発表内容から、なぜそのような状況になったのか、

  どんな状況だと思い違いをするのか原因を考えてみましょう。」

といういい、グループワークをしているテーブルを見て回りました。

参加者の多くは自分の失敗した事柄を書き出し、なぜそうなったのか自分で確認が出来ていたようです。

ところが、あるグループに参加していたAさんからこんな発言が聞こえてきました。

Aさん「なんでこんなことを考えないといけないだろうね。

    だいたい思い違いなんて説明の仕方が悪いからに決まっているじゃないですか。」

この発言を聞いてグループメンバーは苦笑い…

私が「本当に言い方が悪いだけなのかな…」

と、問いかけると…

Aさん「そうですね。説明が悪いと思います。

    正直先生だってしっかり指示してくれませんよね。

    中途半端な話だと、やるほうは何していいかわかんなくって

    ちっとも面白くないし、よく分からないんですけど!」

と、少々ご立腹ぎみ…

私「指示が分かりにくいですか。

  具体的にどんな所が分かりにくいですか?」

と、質問すると…

Aさん「それそれ、そのとん知問答みたいな質問がもう面倒くさい。

    させたいことがあるなら、○○を××にしてって、言いってください。」

私「仕事は指示されることだけでなく、自分で考えて工夫をすることも必要なんですよ。

  この研修はその練習なんです。

  詳しく指示をしないのは、自分でどうするのかを考えて欲しいからなんですよ。

  でも、自分で考えるのが難しいと思うので、

  グループワークで他の人の意見やアドバイスが聞けるようにしています。

  また、私にだって研修中分からないことは質問していいんですよ。

  分からないことがあれば皆さん質問していますよね。

  確認すれば作業が進められるなら、是非質問してください。

  仕事は指示を正確に把握しているか、指示プラスアルファの作業が出来るかを自分で考えて、

  自分で工夫できるようになると良いですね。

  どうしたら、そんな仕事の仕方が出来るのか考えてみましょう。」

とお話はしましたが、Aさんは全く納得できない様子でした。

結局、先月の研修中にAさんから質問されることはなく終わってしましました。

研修後、Aさんの上司にその後の様子を伺ってみました。

Aさんは、常に周囲の指示に従い、指示されたことだけを行うそうです。

仕事の指示をしても、常にAさん独自の判断基準に沿って行動をします。

上司からは依頼したことはきっちりするけど、それ以上のことはしてくれない。

周囲が忙しくしていても、手伝おうとはせずボーっとしている。

どうにかAさんに気がついて欲しくて色々問いかけたり、促したりしているそうですが、

「自分は出来ているから関係ない」

「自分の話ではないから自分はしない。」という気持ちが強く、

中々上手く反応してくれないとのことです。

これまで、何度かお話してきた経験智、価値観の相違ですね。

Aさんはこれまで、自分で何かを考えて自分で工夫してきた経験がないように思われます。

また、常に自分の考えが正しいという認識のもとで生活をしてきたのでしょう。

だから、自分の行動が誤っているかもしれない。

もっと、より良い方法があるかも知れない。

という発想はなく、常に「自分がベスト」と考えているようです。

それを裏付ける言動が先週の研修でも見受けられました。

先週の研修は、仕事の段取りを自分なりに組み立てて、作業効率を高める工夫をする研修をしました。

先月の研修のときに、実際に仕事で使っている資料やファイルを持来るようにお話をしていました。

その資料を使って各自の仕事を時間軸に分解し、関連する仕事ごとにまとめていきます。

また、普段あまりしない仕事を忘れないようにする工夫や

一度聞いた仕事をどのようにまとめて忘れないようにするかをレクチャーするとお話をしました。

多くの参加者は自分でファイルや資料を持ってきて、

説明とおりに工夫をして思い思いの「お仕事ファイル」を作っていました。

しかし、Aさんは、何も取り掛からずボーっとしています。

私「今日は会社で使っている資料は持ってこられなかった?」

Aさん「資料なんて要りません。仕事の内容は全部頭に入っていますから。

    それに私の仕事って私にしか出来ないので、特に資料化する必要ないですから。」

私「それでは、今以上に作業効率が図れるように、その頭に入っている仕事を書き出して見ましょう。

  もっと、時間の短縮や作業効率が高まるようなことが発見できるかもしれませんよ。」

Aさん「そんなこと、無駄です。

    今の状況で十分効率的なので、する必要はありません。

    先生は、先月自分で考えろっていいましたよね。

    いま考えて、する必要がないので、しません。」




よほど、「自分で考えること」がお気にめさなかったようです…


仕事をするときに、自分で考えることは、状況の改善です。

「今よりももっといい方法はないか、もっと効果的効率的に行えることはないか」と考え、

自分の行動が周囲の仕事を助け相乗的に効果が高まることを意味します。

自分の都合や自分勝手に振舞うことを考えることではありません。

これも研修の中で何度となくお伝えしている

「仕事は自分の出来ることを、出来ない人の代わりに行って、人の役に立つこと」

先月から研修に参加しているAさんには、まだ浸透していないようです。

Aさんとのお付き合いは始まったばかり。

来年の3月までにはAさんが成長の兆しが見えるように、ご指導をしていきたいと思っています。

そのためにも、もっとAさんとの会話を増やし、考えの相違を埋めることから始めます。

皆さんの周りでも、皆さんの言動に反発してくる方がいたとしたらそれは、

その人の経験してきたこと考え方と、皆さんの発言に賛同できない大きな相違が

あるからではないでしょうか?

反発するには理由があります。

時間をかけつつ、その差の原因を探り、差が埋められるような言動をしていけば、

その方に対する接し方も変えられるかもしれません。

気長に取り組んでみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…

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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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