ジョブスタディ

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
9月に入り、2週続けてJobstudy.jpを開催しました。

Jobstudy.jpとは、年齢に応じて段階的に職業知識が得られる体験型教育プログラムです。

以下の写真は9月に実施した職業体験の様子です。

DSC00412 (640x360)

(小学生の部 美容師体験 職業体験指導・教材提供:株式会社ダリア)

DSC00416 (640x360)

(小学生の部 部品の組み立て体験 職業体験指導・教材提供:株式会社大晃鋲螺)

webクリエイター体験

(小学生の部 Webクリエイター体験 職業体験指導・教材提供:株式会社ハコブネ)

部品設計

(中学生の部 部品の組み立て体験 職業体験指導・教材提供:株式会社大晃鋲螺)


このブログのイラストのように、どんな年齢の方でもみんなで仕事のこと、働くことを学べる場を作りたい。

そんな思いではじめた取り組みです。

この思いは、2008年2月に起業しキャリア・カウンセラーとして

若年者(主に20代~30代後半の方)を対象とした再就職支援の仕事をしていた頃から、考えていたことでした。

就職に関する相談をの多くは…

仕事がない。

中々就職先がない

自分に出来る仕事がない

何をしたいか(なにができるか)わからない

という内容でした。

反面その方々は、地域にある企業のことや仕事の内容については、あまりご存知ではなかったです。

例えば、30人くらいの小さな食品の卸会社がありました。

地域ではそんなに名前が知られている会社ではありませんが創業70年も続いていて、

今も多くのお客様を抱え、それなりに実績のある会社です。

その会社がルート営業の求人を出しても、中々人が応募に来ないそうです。

このような会社を、先ほどの方々に紹介するようなことがあっても

「どんな会社か分からないから、行きたくないです。」

「聞いたことがない会社はなんか怖いからいいです。」

と、断ります。

つまり「仕事がない」「就職先がない」

ということ以前に、仕事のイメージがわかないこともあって、応募を躊躇する、

自分の身の回りの職業や企業を知らないから、選択できないことも要因のように感じられました。

また、学歴の壁で就職できないケースも多いです。

企業は人が欲しいけど、中々応募に来てくれないと困っていました。

若者は就職先がない、仕事の仕方、働き方が分からないと困っていました。

このような事由を踏まえて、自治体は様々な就職支援政策で企業と若者を結び付ける取り組みをしています。

数年前の取り組みとしては、ある県が中々就職が出来ない若年者に対して、

年齢、学歴、経験や資格を問わず企業が正規雇用することを前提とした雇用推進事業を行いました。

これは、1年間の職業訓練を含み企業が技能を身につけさせ職人として育成をしようという事業でした。

年齢も、経験も、資格も問われないということで、本当に多くの若者の雇用チャンスが広がる取り組みでした。

しかし、若者はやはり、仕事のイメージがわかない。

何をするのか分からないので、応募がしたくないといって中々人が集まりませんでした。

更に企業は企業で、当初学歴も問わないといっていたのに、ある時期から「高校卒業以上」という制限をつけました。

それは本当に正規雇用を考えたとき、後々は仕事で必要となる様々資格取得もして欲しいと考えたからだそうです。

しかし資格の内容が「高校卒業と同等の知識レベル」が要求される内容が多い。

ある企業は、以前まで本当に学歴を問わなかったそうですが、仕事に必要となる資格取得を目指させたとき、

どうしても学歴で合格率の差が出てしまったそうです。

受講料も企業が負担していたそうですが、そんなに安い金額でもないので何度も受験させるのが厳しい。

また、本人達も仕事と勉強の両立が難しく、結局仕事を辞めてしまうことが多くなったそうです。

それ以来、仕事に必要となる資格を考えると学歴の制限を設けるようになったそうです。

私はこの話を、Aさんという方に説明をしたことがありました。

Aさんは「こんな話聞いた事ないですよ。

     勉強って大学に行くためにするんだと思っていました。

     私は家庭の事情もあって早めに働きたいって思って、高校も途中で辞めて働きました。

     でも、高校を辞めても思っているような仕事に付くことが出来なかったです。

     その理由がやっと分かりました。

     ある程度の知識がないと仕事で必要となる資格が取りにくいんですね。

     だから学歴って重視されるんですね。

     もし、このことを中学や高校のとき教えていてもらったら、もう少し頑張って勉強したのに…」

私は、このときの言葉とAさんの表情がいまでも忘れられません。

そう、もっと小さいころからいろいろな仕事のことが勉強できたらいいのに…

説明だけじゃなくって、実際に自分で体験できたらいいのに…

こんな思いからjobstudy.jpを立ち上げ、2010年から地域の小学校に地域の中小企業4,5社に来ていただき、

会社の社会的な役割、仕事の必要性、この仕事をするのに必要なことなどを、

実際の企業から説明をしてもらい働き方、仕事の選択の仕方を体験しながら学んでもらいます。

このような取り組みは、様々企業や自治体でも行っていますが、私は学校での開催にこだわります。

理由は保護者に連れて行ってもらえないような場所での開催は、

保護者につれていいてもらえる子どもしか参加が出来ないですよね。

保護者に連れて行ってもらえない子どもは、絶対に参加が出できないんですよね。

これは今の日本におきている職業格差の始まりのような気がしてならないんです。

もっと多くの子ども達も、多くの職種を知り学べば選択肢が増えます。

取り組み方も学べば、就職の確立も高くなります。

でも、子どものころからそのようなイベントに参加したことがない子ども達は、

職業も知らない、その仕事に就くまでもプロセスも知らない…

日本全国のすべての子ども達が平等に職業知識が得られる場所は学校しかないと思いました。

学校なら、子どもが自分の意思で参加したいと思ったら、自分の足で歩いて来られますよね。

自分の身近な場所で、身近な企業を知る。

その仕事を小さいころから触れて、知っておくだけで将来の仕事選択肢は格段と増えるはずです。

このイラストのように、子どもも、学生も、社会人もみんなが集まって職業について学ぶ。

そんな場所が少しでも広がっていけるように取り組んでいます。

今年は2校開催が出来ました。

これも、活動に賛同してくださる、学校と協力企業のお陰です。

地域の子どもの育成は、地域一丸となって取り組む。

そんな、昔ながらの社会が増えることを心から願っています。

それでは、また来週…


ブログランキングに参加しました。
宜しければポッチと一押し、応援してください。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://campanula0918.blog96.fc2.com/tb.php/92-73ef3d38

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。