ジョブスタディ

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先週、社員研修や学生のカウンセリングを通して、世代ギャップに悩む声を聞きました。

最近、このブログは就職希望の方だけでなく、企業の経営者、採用担当など管理者の方もご覧頂いているという、嬉しいお話を伺いました。

今回は、管理者の方にも関係するお話をしたいと思います。

先週、ある企業研修を担当したときのことです。

Aさんと(40代)いうリーダー的なポジションの方と、その部下Bさん(20代)の方が研修に参加していました。

社員研修の多くは、比較的同じスキルの方を集めて、スキルアップをさせる研修が多いのですが、

ある意図があって、今回のように上司と部下が同じ内容の研修を受けることもあります。

今回の研修も意図がありました。

経営者からのご依頼で、「Aさんの指導方法が、適切か否かを確認して欲しい」ということでした。

経営者の方から見ると、何かにつけAさんがBさんに厳しく叱責している。

全てに対して、AさんがBさんを批判的に指摘し、Aさんの思い通り事柄に指導をしようとしている。

しかし、Bさんは日に日に萎縮し、仕事にミスが目立ち益々、Aさんに叱責されることが多くなって、社内であまり話しをしないようになってきたそうです。

そこで本当にAさんの指導の仕方が、Bさんに合っているのか確認し、

もし何かあればAさんについて指導方法をレクチャーして欲しいというご要望でした。

そこで、社内コミュニケーションという名目で社内全員を対象にして、研修を実施しました。

研修ではわかっていいると思っていることが、どれだけ不確かなことで、相手に通じていないかを体験してもらう研修ゲームを多く取り入れました。

皆さん、楽しみながら研修に参加していただき、社内コミュニケーションについて色々と確認をしていきました。

午後の研修合間の休憩時間

AさんやBさん数名の受講者の方と軽く談笑をしていたとき、Aさんからこんな話をされました…

Aさん「先生、午前中の研修ゲームで人の考えって本当に思っている以上に伝わらない、だから出来るだけ自分の考えを話さないと伝わらないということは、よく分かりました。

でも、これって限度がありますよね。

例えば、Bさんは仕事中なのに同じ職場の女性達に『素敵です』とか『大好きです』とか言うんですよ。

いくら思っていることを伝えたほうが良いとは言え、これって限度を越えていると思うんですよね。

ふざけていると思いませんか?」

私はBさんに「小学校のときクラスメート1人1人を皆で褒めるってことしませんでした?」と聞くと、

Bさんは「はい。してましたよ。」

と、答えました。

Aさんは「クラスメートを褒める…?」と驚いたような表情をされたので、


私「Aさんの年代の方には考えられないかもしれませんが、今小学校でクラスメイトを褒めましょうって取り組みがあるんですよ。

私も娘の学校に授業参加に行ってみたり、学校のお便りを見て知ったのですけどね。

例えば30名1クラスであれば1名黒板の前に立ってもらい、残りの29名が前に出ているお子さんのいいところを1人ずつ見つけて褒めていくそうです。

例えば、

「○○さんは掃除を丁寧にするので素敵です」

「○○さんは、困っているときに必ず声を掛けて伝だってくれるので、大好きです。」

など…

更に、1日必ず何回かはクラスメイトのいいところを見つけて褒める。

教室の後ろなどにカレンダーと名前が書いた用紙が張り出され、1日のうちで誰かを褒めたり、褒めてもらえたら、その用紙にシールを貼るということもします。

つまに、日常的に人を褒めることを取り組んできている、Bさんにしてみれば職場の方が自分に出来ないことをして

『すごいなぁ~』と感じたら、素直に『凄い、素敵、すばらしい』と褒め言葉が出てきてしまうようですね。

多分、挨拶と同じくらい習慣化されていることの1つだと思います。

よって、悪気も無ければふざけていることでもないんですよ。」

と、お話しました。

Aさんは私とBさんの話を聞いて、

「すごく驚きました。そんなことを学校で行っているなら、Bさんの人を褒める行為は特別なことではないのですね。始めて理解することが出来ました。」

と話してくださいました。

Aさんのように、ある程度経験値が高い方は、自分の経験から相手の行動分析を行い指導しますが、

今回のケースのようにBさんを取り巻く社会環境の変化から部下の考え方や行動に変化が起きていることを

知らないと指導内容が上手く伝わらず成長結果も思うように出ないことがあります。

これこそが、世代ギャップの真相です。

Aさん世代の方々と、Bさん世代の方々では育ってきた社会環境が大きく異なり、特に教育方針や学校での取り組みも大きな違いがあります。

このことを良く理解した上で、指導を行っていかないと精神的なダメージを受けたり短期離職に繋がるようです。

管理職の方々は若者を取り巻く社会の環境が変わってきていること、

ご自身の経験値ありきの指導では部下の方々が理解しにくい時代であることをご理解頂きたいです。

仕事は見て覚える時代ではなく、本当に教える時代にスイッチしてきています。

部下のスキルに合わせた、人材育成が求められていると思います。

弊社では経営者を含めた管理者の皆さんに対する、部下育成についてのご相談も承っています。

何かあれば、お気軽にお問い合わせ下さい。

info@jobstudy.jp

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それでは、また来週…
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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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