ジョブスタディ

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今週はGWでしたね。

私も研修業務がありませんでしたので、これまで貯めてしまった書類の整理や個別のカウンセリング業務、今後の研修カリキュラムの作成や提案書作成などして過ごしました。

書類整理で一番時間が掛かったものがアンケート集計です。

私の研修はエージェントから依頼を頂く場合が多いので、弊社としてアンケートをとることがありません。

ただ回数は少ないのですが、弊社主催のセミナーや研修開催の場合はアンケートを実施して、参加者の声を今後の研修に反映しています。

いくつかのアンケートを整理した中で、印象深かったのがママ友Aさんの依頼で実施した保護者向けセミナーのアンケートでした。

このセミナーの開催キッカケは、Aさんとの飲み会でした。

私とAさんは保護者、塾経営という関係を越えた本当に気の合う友人でした。

何に気が合うかというと、子どもの教育方針が非常に似ているのです。

例えばAさんは宿題をしてこない子どもがいたら居残りをさせてやらせるそうです。

その結果、19:00を過ぎたとしても、それは致し方ない。

決められたことをしっかりしておかないと、後で困る

それが嫌なら、事前にすべきと終わらせないと、自分が困ることになる

それを小学校の頃から、身をもって学ばせることが大事だと考えているそうです。

私もその考え方は、大賛成。

本当に必要なことだと思います。

しかし、最近の保護者は例え宿題が終わらなくとも、17:00には家に返してくださいとか、遅くまで居残りさせないようにしてくださいと言ってくるそうです。

理由は遅くまで勉強させることがかわいそうだから…

???

話の論点が変わっていますよね

そもそも、与えられた宿題をしていないことが原因なのに、遅くまで勉強させるのがかわいそうって…

この話を聞いて、私もあることを思い出しました。

私の娘が小学校5年生の時の話です。

冬休みあけの授業参観に行ったとき先生から

「お母さん、○○さん最近忘れ物が多いので、一緒に準備を手伝って上げてください。」と言われました。

私は娘が冬休みの夜更かし癖で、夜遅くに就寝すること。

前の晩に学校の準備をしていないので、朝遅くおきで学校へ出かけるぎりぎりの時間で準備をしていることなど、

忘れ物をしている原因が判っていました。

勿論、当事者の娘もなぜ忘れ物が多いのか良く自覚をしていました。

友達もいた中でこの話をされ、娘はばつが悪そうに下を向いていました。

私は、「忘れ物が多いのはしっかり準備できていない自分が悪いのですから、忘れ物をしたら自己責任として、そのままにしてくださって結構ですよ。」

と、話したところ

「お母さん小学生に自己責任は厳しすぎますよ。○○さんは保護者のお手伝いがないとまだ準備が出来ないんです。手伝ってあげてください。」と言われました。

私は娘に「何で、忘れ物が多いのか理由はわかっているよね?お母さんが手伝わなくても自分で準備が出来るよね?」と聞いたところ、

先生が「わからないよね~ 無理だから手伝って欲しいよね~」と言い娘を見ました。

娘はもじもじしながら「手伝って欲しい…」とボソリと言いました。

私は「わかりました。では忘れ物がないように手伝います。」と話、早速その日から実行しました。

娘が学校から帰るなり、即、宿題をさせ終わるまで私が傍で見ました。

宿題が終わったら、私の目の前で学校の準備をさせました。

翌日は私が仕事から帰ったら即、テレビを消して宿題をさせました。

いつもなら、娘の見たいテレビを見終わってから自分のペースでさせていましたが、

「お母さんは先生と忘れものをさせないという約束をしたの。この後ご飯を作らないといけないから、すぐ宿題をして学校の準備をして欲しいのでテレビはこれで終ね。」と言って、テレビを消し宿題に取り組ませ、私の目の前で学校の準備をさせました。

当然、娘は不服のようでした。

このようなことを行った3日目、娘から「自分で学校の準備はします。忘れ物もしないようにしますので、もう手伝ってくれなくって大丈夫です。」と終了宣言が出ました。

もちろん宣言通り、その後忘れ物は無かったようです。

忘れものって、本人の自覚の問題ですよね。

自分で忘れないようにしようという意識が働かなければ、なくなりません。

それなのに、親が手伝わないから忘れ物するという発言は、なんとも論点が違っているように思えてなりませんでした。

出来ないと思っているからさせない。

させられてないから出来ない。

自分で出来ないから、周囲が手伝う。

いえいえ、出来ないから自分で出来るように周囲が教えることが大事なことなのではないでしょうか?

何度か自分で取り組み困ってみましょう。

困ったら、困らないように工夫をさせることが、本当に本人の成長に繋がるのではないのでしょうか?

このような話をAさんとしました。

この話をした後Aさんは是非、保護者の人に家庭での子どもの関わり方を話して欲しいということで、セミナーの開催が決まりました。

実際に保護者向けセミナーを行ったのは今年の3月です。

話の内容は、これまでブログに書いてきた、人の判断基準はその人の経験値が全てであること。

経験値が足りない人は思考力や行動力、判断力などに弱さが出て社会生活で苦労をすることが多い。

今の保護者は子どもが経験しなければならない部分まで、変わりにしてしまい子どもの経験チャンスをつぶしている。

成功体験だけでなく、困ることや失敗する経験も人を成長させるには必要なこと。

このことに年齢は関係ない。


どれだけ、自分が「困った」「出来ない」という体験をするか否かです。

「困った」「出来ない」ことが起きたら、次は困らないように、出来るように工夫する。

この工夫が人を成長させるんです。

でも、今の保護者の方は子どもが困ること、出来ないことを「かわいそう」といいます。

本当にかわいそうなのは、身の回りのことを全て親にしてもらって、何も発想できない、何も考えられない状況で社会に出された子ども達なのに…

そんな、子どもたちがどれだけ社会に出て苦労しているのかをセミナーで話しました。

そのアンケートの一部をご紹介します。

----------------

・経験の有無(量)によって、子どもの更に先のことまで関係してくるのだと強く感じました。
 失敗体験と成功体験とをバランスよく経験させてあげたいと思いました。

・現在小学校3年生の男の子の母です。とても耳の痛いお話でした。
 洋服の準備や名札などつい私がやっていました。今日来て本当に良かったです。

・失敗体験の重要なことがよく分かりました。
 普段の生活で具体的には何が変えられるか考え中です。人とは考えが異なるもの。
 いい言葉です。2人の子どもにも言って聞かせようと思います。

・私たち親の世代ではあたりあえでも、今の子どもたちは違うということに、親が気つかずに子育てを
 しているように思います。今の親に考えて欲しいと思う内容で大変参考になりました。

・自分で当たり前だと思っていることが、今の若者に欠如している現状に驚きました。
 また今、子育てしている中でもしかして自分がその予備軍を創っている可能性も疑われ、恐ろしくなりました。 子どもには、なるべく自分で考え行動して欲しと思いますし、親は見守る努力をしたいと思いました。

・主人から話を聞いたり、ニュースなどでジェネレーションギャップを感じていましたが、
 驚くことが多かったです。小学校の高学年になりましたので、もう少し手を離してみようと思いました。

・今の子どもは…と嘆く声が多いのですが、私たち大人が作り上げてきた社会の犠牲になっているのではないか、
 子どもばかりを責めることは出来ないと思いました。
 親としての役割を改めて実感させられました。

---------------

「困ること」「出来ないこと」って大事なことなんです。

だから時として、親や上司は皆さんを困らせるようなことをします。

でも困ったままでいて欲しいとは思っていません。

何とか、「困った」「出来ない」から学び、自分を成長さて欲しいと見守っているのです。

決して意地悪をしているわけではないのです。

手をださず、見守ることも愛情あってのことです。

だから、どうしても解決できない困りごとは、いつでも相談して欲しいと思っています。

私もその1人です。

皆さんを全力でサポートしますので、いつでも相談してください。

それでは、また来週…
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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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