ジョブスタディ

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今回はアップが遅くなってしまって申し訳ございません。

楽しみにしていただいている皆さん、お待たせして申し訳ございませんでした。

4月3日から先週まで2週間にわたって、24年度の新入社員研修を担当してきました。

毎年お世話になっている仕事仲間、今回新しくプロジェクトメンバーに参加した方々、24年度の新入社員の皆さん、多くの方々と接し実り多い時間を過ごすことが出来ました。

毎回、新入社員研修は色々な気付きを得る仕事ですが、今年は特に「仕事の評価」という視点で考えさせられました。

皆さんは、「仕事の評価」って誰がすると考えますか?

私は、お客さまと仕事仲間からしてもらうことだと考えます。

私の仕事は企業の研修講師や、大学などの学校機関で講師をする仕事です。

一般的には受講者の理解度、満足度によって講師の良し悪しが問われると考えられますが、実はこの理解度、満足度は研修をオーダーしてくれる企業であったり、学校の意向が含まれます。

例えば学校機関から、自己分析や今後の職業選択について話して欲しい依頼されたとします。

当然、講義の内容は自己分析や職業選択についての話です。

もし受講者の反応が悪いからといって、自分の武勇伝を話しその場が盛り上がり、学生の満足度が高まったとしても学校側からは評価されず、それ以降の仕事の依頼はないでしょう。

受講者の理解度を高め,満足度を高め、なおかつ依頼主である学校の意向を組み入れて、初めて研修の評価が得られます。

企業研修であれば依頼主である企業の意向と受講者、仕事仲間の評価が入ります。

企業研修は受講者数が多いため、多くの仕事仲間の協力が必要不可欠です。

新入社員研修の仕事は前年11月頃から始まります。

例えば24年度の新入社員研修であれば23年11月頃から準備は始まり、研修テーマや企業の意向のすり合わせ、研修日程、カリキュラム作成、テキスト作成、担当講師との内容すりあわせ、研修期間の役割分担など実に多くの工程を経て研修初日を迎えます。

当然、多くの仕事仲間が準備に動き、最後の仕上げとして講師が講義を行ないます。

この講師の評価が、今回の仕事の評価全てといっても過言で無いほど重要な役割です。

多くの講師仲間が、それぞれの役割を把握しお互いに連携を取りながら、研修を勧めていきます。

予想外のことが起きても、お互いに助け合いフォローし出来る限り予定通りのカリキュラムをこなすように必死に対応します。

この連帯感や試行錯誤が仕事の質やモチベーションを上げ、仕事をよりよいものにしていくのですが今回ちょっと残念な方と仕事をご一緒することになってしまいました。

A講師と今回初めて仕事を一緒にすることになりました。

A講師は研修講師の経験があるとのこと、しかし私たちの研修は初めてのご担当になるためアシスタント講師を担当していただくことになりました。

しかし、アシスタント講師といえど研修に関わり、受講者から質問等の受け答えをするのは講師となんら変わりはありません。

何日も前に今回の研修テキストをお渡しして、研修内容を把握するようにお願いをしていました。

新入社員研修がいよいよ数日後に迫ったある日、A講師を含め今回の研修講師の皆さんと最後の研修内容の確認をする日…

A講師のテキストは白紙のままでした。

他の講師の皆さんは、研修で行うワークの手順や質疑応答で話す内容をなどをテキストに書き込み、事前準備をしてきた形跡があったのですが、A講師だけそのような形跡が全くありませんでした。

「これまで、同じような研修を行ってきたことがあり、特に準備をしなくても出来るのんでしょうね。凄いな…」

この時は、このように思いました。

ところが実施際ワークの手順に関してすり合わせをすると、全く資料を見ていただいていないようで、ワークの手順や段取りを確認するこのタイミングで、手順をテキストに記入し始めるのでした。

「こんな状況で研修は大丈夫なんだろうか…」とA講師の行動に不安を感じました。

研修が始まると不安は的中。

アシスタント講師として行って欲しい動きが一切無い状況でした。

講師から「○○を××してください。」「○○の配布をしてください。」と受講者へのワーク指示プラスA講師に作業指示をすることになり、研修時間はロスタイムがどんどん発生し、非常にタイトな状況になりました。

それでも、「明日には気がついてご自身で改善してくれるかな…」と様子を見ていましたが、一向に改善されることは無く、結局5日目の研修終了後に、アシスタント講師として行って欲しいことを再度お伝えしなければ、研修がスムーズに進めない状況でした。

しかし、その後もA講師の行動に改善は見られず、研修時間のロスタイムは様々な場面で影響し、最後にはA講師無しで研修を勧めた方が効率が良くなる状況でした。


限られた時間の中で、出来るだけロスタイムを発生しないように講義を進め、それに関して講師の負担は2倍以上に増えたそうですが、それでも、A講師にお願いするよりは研修進行はスムーズでした。

2週間の研修も無事に終了を迎えたのですが…


なんとA講師から「本来の契約以外の仕事をしたのに、自分に対する評価が低い。」と研修会社にクレームを言い出したそうです。

確かに何度かイレギュラー対応がありましたが、それはこの仕事に関わった全ての仕事仲間が同じように対応してきたこと。

まして、A講師は契約内に書かれている本来の仕事すら十分に行っていないのに、新たに加算された仕事にばかり着目して自分の仕事ぶりが評価されていないと言っているそうです。

私はこの話を聞いたとき、私が社会に出て仕事を始めたばかりの頃、上司に言われた話を思い出しました。

まだ仕事に対する姿勢もできていなく、仕事を甘く考えていた頃の私にランチを食べながら上司はこんな話をしてくれました。

「仕事は何でも出来る、器用貧乏よりプロフェッショナルを目指しなさい。

 あなたにしかできない、特別な仕事がきっとある。

 その仕事が出来るように多くの仲間を大事にして、目の前の仕事を確実にしていきなさい。

 もし、仕事をしていて自分は凄く頑張っていると感じることがあったら、

 それは頑張りの20%にしか過ぎないって思いなさい。

 本当に頑張っているならそれは周囲が評価してくれるからね。

 自画自賛の天狗は、自分の実力や能力を曇らせるだけだよ。

 お客さまや、特に同じ仕事をする仲間から仕事の評価がもらえたら、

 やっと頑張りの半分になったと思いなさい。

 仕事の評価は100%にしてはいけないよ。

 驕りがこれまでの評価を一瞬に崩すからね。

 自分はまだまだ学ぶことがあるという謙虚さがあって、初めてプロフェッショナルといえるからね。」

私はこの話に本当に衝撃を受けました。

この時から私は、今の仕事の前身となるパソコンインストラクターの仕事を極めようと思ったのでした。

その後も仕事で何かある度にこの言葉がよぎり、今では私自身の仕事に対する姿勢として当然の考えになっています。

今回A講師の言動を垣間見て、

「自画自賛の天狗は、自分の実力や能力を曇らせるだけだよ。」

という言葉が、どれだけ大事な意味があったのか、改めて確認することができた出来事でした。

皆さんの「仕事の評価」って誰ですか?

「自画自賛の天狗」になっていませんか?

もし今、凄く自分が頑張っているのに誰も評価してくれないと感じているなら、それは頑張りの20%だそうです。

本来の仕事の評価は、お客さまと仕事仲間からの評価だそうですよ。

与えられた仕事は、手を抜かず確実にしていますか?

納期や時間は必ず守っていますか?

自分の言葉と行動に矛盾はないですか?

自分では出来ているつもりでも、それが周囲に伝わらない言動をしていませんか?

皆さんも、自分の仕事に対する姿勢や評価を振り返ってみてはいかがでしょうか?

それでは、また来週…
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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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