ジョブスタディ

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先週は就職相談の仕事が多い一週間でした。

数名の方の就職相談を受けました。

その中で印象的だった話が…

Aさん
「自分はインテリアデザインや空間デザインの仕事をしたいのですが、母がそれを認めてくれないんです。」

Bさん
「アミューズメント業界に興味があって、特にパチンコやスロットの機械を製作下と思っています。ただ、この業界って周囲から良いイメージを持ってもらえないのか、親が反対しているんです。 世間体が悪いって…」

Cさん
「これまで、仕事なんで考えた事なかったし、さすがに大学3年で就職しないといけないという焦りがあって、採用してくれるならどこでも良いって思っていました。

そんな考えは先生の質問で大きく変えることができました。

先生から
『体を動かすことが好きなんだ。
じゃぁどんな仕事で体を動かしてみたいと思う?』

って聞かれたとき、本気で考えました。

そして、音楽業界で体を動かして働きたって思った。

音楽イベントの会場を機械とか持って走り回りたいって思った

これこそ、自分の拘りだって思えました。

でも自分の親はそんな仕事は認めてくれないので、無理です。」

3人ともご自身の進路は明確なのに、自分以外の要素で就職に迷いを感じていらっしゃいました。

私は高校生や、専門学生、大学生の就職支援講座を担当することがあります。

その際今回の3名のように自分以外の状況で進路に悩みを抱える学生がいらっしゃるという、学校側からの情報を頂いた際は、次のような話をすることがあります。

「人は一人ではないので、就職するときに自分以外の要素で悩みが出ることがあります。

例えば女性なら、自分がどんなに働きたいと考え、会社も皆さんが働いてくれる事を希望していても、結婚、出産、子育て、旦那様の転勤、退職、家族の病気、親御さんの介護など、自分の意思とは異なる事情で仕事を続ける事ができない状況が訪れます。

男性も同じで年齢が高くなれば、住宅論ローン、お子さんの養育費、親御さんの介護など、やはり多くの「責任」がのしかかりますので、自分の「したい」、「したくない」という気持ちより、周囲の状況を優先して仕事を決めることが多いでしょう。

ただ、今皆さんを悩ませるそれらの事情は、本当にどうにも自分の意思で変えられないような事情ですか?

親御さんとじっくり話をしたり、行政機関でサポートを受けることで解決する事はできないですか?

自分で、「無理」と考えている内は、何の解決策も浮かびませんし、解決策という情報を提供されても活用しようという気持ちにはなりません。

まずは、周囲の状況と自分の仕事に対する思いを別けて考えましょう。

優先順位は自分の仕事に対する思いです。

1.本気でその仕事に就きたいと考えていますか?
  その仕事の内容や、会社のことを良く調べた上で、仕事に就きたいと考えていますか?
  限られた情報だけで様々なことを決め付け、表面的な情報を鵜呑みにして仕事を考えていないでしょうか?

2.その仕事は、皆さんが考えている勤務地(地元のみ、東京のみなど)でしか、働けない事ですか?
  その仕事の沿線上に、同様の仕事が存在していませんか?
  それは、皆さんの身近な場所には存在していませんか?

3.その仕事に就くまでの、プロセスは明確ですか?
  資格が必要であれば、卒業までの資格取得のスケジュールを把握し、取得に向けて取り組んでいますか?

もし、この3つが行えていればいいのですが、行えてなければ、それは就職をする準備が出来ていないのではないでしょうか?

ご自身が、胸をはって「この仕事をするんだ」といえる状況ではないから、周囲の意見に揺れ動いているのではないでしょうか?

特に親御さんのご意見は、皆さんのそのよう準備不足を察知してのことが多々あります。

だからこそ、「あなたには無理よ」という意見を言うのではないでしょうか?

単に「親に反対されている」と思うのではなく、自分自身がしっかり取り組めているかどうか見直してみてはいかがでしょうか?

また、親御さんを含め皆さんの周囲に自分の行いたい仕事についてしっかり説明をしていますか?

最近は様々な仕事があります。

その仕事の存在を知らない、仕事に対するイメージの相違などから、皆さんのしたい仕事を理解してもらえないケースもあります。

周囲の方々と自分が進みたい仕事について周囲の方々としっかりコミュニケーションをとりましょう。」

このような、話をすると皆さん真剣に考え込んでくれます。

先ほどの、Aさん、Bさん、Cさんもよくよくお話を伺えばご自身の準備不足と、親御さんとのコミュニケーション不足が原因のようです。

Aさんはまだインテリアコーディネーターの資格を取得していませんでした。

また、無資格でも採用してくれるという企業も探してはいませんでした。

これでは、親御さんも心配して反対しているのではないでしょうか…

Bさん、Cさんは親御さんが業界の事をあまりご存じないようでした。

お二人は、親御さんに業界の説明や仕事内容を説明していなかったので、親御さんは反対しているようですね。

親御さんとの会話不足によって、様々な誤解が生まれ就職を反対されるケースはります。

これは実際にあった話しです。

2年ほど前、ある大学院の学生からDさん就職相談を受けました。

Dさんは私と面談した時、既に十数社不採用通知を受けて、就職に対する意欲を失っていました。

その大きな原因がお父さんとの確執でした。

Dさんは、あるコンビニエンス会社(例 S社)から商品開発に関わる部門で内定を受けました。

そこでお父さんに「S社から内定もらったから」と報告したそうです。

ところがお父さんは「そんな仕事をさせるために、お前を大学院まで行かせた訳じゃない。」と激怒したそうです。

それを聞いたDさん

「自分が一生懸命頑張って、やっと内定もらったのに、何でそんなことを言うんだ」と、激怒…

結局S社の内定は辞退し、未だに内定がもらえていないとのことでした。

Dさんに「お父さんに商品開発の仕事だってちゃんと説明したの?

S社って聞いたら、多くの方が高校生や大学生が関わるようなアルバイトのイメージを持たれたんじゃない?」と聞いたところ…

「普段からあまり父と話したくなかったので、手短に話しました。

 具体的な仕事の内容については説明していません。」

私は

「お父さんはDさんのことが心配だったんじゃないの?
 
 ちゃんと説明したら、実は喜んでくれたんじゃない?
 
 Dさんだって、お父さんに喜んで欲しかったんでしょう?
 
 だから、反対されたS社の内定を取り消ししたんじゃない?」

Dさん
「自分にとって父は本当に憧れの存在でした。

 でも何時の頃からか、何を話しても頭ごなしに反対されるようになり、父を疎ましく感じてきました。

 ここ2,3年は距離を置き、殆ど必要以外の話をしていません。

 実はS社の内定を断って依頼、受ける会社受ける会社、全て父が気に入るような会社ばかりで、
 
 自分が本気でしたい仕事ではありませんでした。

 そう考えると、自分の中で父の存在って本当に大きいんだなぁって気が付きました。

 今回初心に返って、本当に自分がやってみたかった仕事に応募してみます。

 この会社も父にとっては馴染みの無い会社なので、今日帰って説明し、自分の決意を表明してきます。」




後日、Dさんから、お父さんがS社の仕事を勘違いしていたこと、

(本当にそのときしっかり説明していてくれたら、反対しなかったと言われたそうです)

今回の希望の会社について説明をして「頑張って来い」と言ってもらえたことが凄くうれしかったことを報告してもらいました。

それからDさんは何度か書類の添削や、面接練習に来たこともあって、無事希望の会社から内定がもらえました。

Dさんの頑張りを支えたのはお父さんの存在です。

このように、親子の些細な誤解や認識不足から、就職に迷いが生じるケースがあります。

特に親御さんにとって馴染みの無い仕事が沢山でてきました。

聞きなれない仕事は親御さんに取って心配の種です。

その心配をとってあげるのも、皆さんの就職活動の1つかもしれません。

ご自身の企業研究も兼ねて、希望の会社や仕事のことをしっかり調べて人に説明できるようになってみてはいかがでしょうか?

周囲の方が応援してくれていないのは、あなた自身に課題が残っているからかもしれません。

周囲を問題視する前に、自分自身を見直してみてはいかがでしょうか?

自分で見直しが難しい方はいつでもお手伝いします。

お気軽にお問い合わせ下さい。

それでは、また来週…
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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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