ジョブスタディ

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先日30日(土)は私が担当している大学の春期試験でした。

今回の評価は、ノート評価とプレゼン評価、レポート評価です。

ノート評価とは

・毎回授業に参加し板書した内容を自分なりに工夫しノートにまとめる

・講座の終了間際に与えたテーマについて感想を書くこと

要は毎回必ず授業に参加し、自分で感想を記入すれば評価するというものです。

ただ、クラスの生徒には体育系の部活をしていて、自分の意思とは別に授業に参加できないケースもあります。

そこで、救済措置として補講日にこれまで講義で行ったことをグループのメンバーとし協力してプレゼンテーションをさせます。

グループメンバー全員が資料作成と発表を行うことで参加者全員に同じ点数を加点します。

ノートの評価が低くてもそこで頑張ればある程度リカバリーできます。

最後がレポートです。

事前にレポートテーマを与え、ノートに下書きOKとしています。

この評価基準は講義のシラバスにも記載していますし、仮に何かの事情で、授業に参加できなくても友人やクラスのメンバーにコンタクトを取れば、十分情報収集できることです。

このことを知りながら、授業には参加せず試験だけ受けに来たAくん…

私は名指しはしませんでしたが、「今日の試験は評価の半分。ノート提出やプレゼン参加していない方は、半分しか評価できないので、そのつもりで試験を受けてください。」と告げました。

Aくんは最後まで試験を受け、レポートを提出する時に数枚のノートの切れ端を持ってきて
「ノート提出してないので一緒に出していいですか?」と言ってきました。

私が「ノートの提出日は過ぎているし、評価は終わっているから受付は出来ないね。」と話したところ、Aくんは不本意だという表情を見せました。

私が「例えば、入社したい会社があって、エントリーシートを出し忘れたから受け取ってくださいと、締め切り日すぎても資料をもっていく?」と質問したところ、

Aくんは「それはしませんけど…」と言って、帰っていきました。

社会では通用しない事は大学でも通用はしない。

そのことを、分かってくればいいなぁと思いました。

ところが、後でBくんから聞いた話ですが、Aくんはノート提出の事も、今回のレポート評価だけでは評価ラインに満たない事も知っていたそうです。

BくんはAくんと別の講義でも一緒だそうです。

そこで、私の講義はノートやプレゼンに参加しないと評価されない事を伝え、参加しないとまずいのではとアドバイスしていたそうです。

しかし、Aくんは「大丈夫、なんとかなるって」と言っていたそうです。

多分Aくんは「しょうがないねぇ~」と言ってもらい、ノートを渡し最低ラインの評価を得ようと考えていたのでしょう。
私から受け取らないと言われてショックだったようです。

これは、Aくんだけでなく彼を取り巻く私達にも言える問題だと思います。

彼らはこれまで多くの大人たちの妥協に恵まれてきたのでしょう。

心優しき大人たちは、多少の差異は大目に見て「よし」としてきたのかもしれません。

それゆえ、自分達に都合の良いルールに変え、それで大人は許してくれると、思っているようです…

現に、この様子を見ていたCくんが「Aくんが可哀相だ」と言っていました。

私は普段授業に出てこないで、その場しのぎの対応で何とかなると考えたままでいるほうが可哀相だと思いました。

面接の時でも、その場で取り繕っている事なのか、本心や本来の気質なのかは簡単に分かってしまうものです。

自分達が「これくらいいいだろう」が全く通用しないのが社会です。

仕事はどれだけその時々を一生懸命に取り組むかで、能力の差が出てきます。

卒業までまだ時間があります。

小手先だけのごまかしではなく、本当に自分の努力で評価されるように頑張って欲しいものです。

Aくんも、少しでも今回の件を反省するのであれば、秋期の講義毎回参加し、授業内の課題をクリアすれば評価すると伝えました。

どうか誠実に取り組んでくれることを願ってやみません。


それでは、また来週…
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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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