ジョブスタディ

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大学の新学期が始まりました。

毎年この日は、どんな学生が参加してくるのか楽しみで楽しみでドキドキします。

私が非常勤を勤めている大学は留学生が多いので、私の授業も留学生が参加します。

その留学生の比率が年々高くなっているような…

昨年は日本人の学生4割、留学生6割くらいだったような…

今年は日本人2割、留学生8割…

今の世の中を反映したグローバルな状況


なんか楽しい。


と、思っているのは私だけで、学生は楽しそうじゃない。

その理由は…

半年一緒に作業するグループ分け

私の授業は学生に仮想の会社を設立させ、会社の仕組みについて1年間学ぶ内容です。

その日の取り組み課題や考えるポイントを話したら、後は学生自らが考え内容をまとめ

資料を作成したり、発表するような参加型スタイル。

1グループ 7~8人単位で、

男女半々、日本人、留学生半々という構成で行います。

更に、仲の良さそうな学生たちは、半ば強引に別のグループにします。

これが、学生を憂鬱にさせているようです。

だって、仲のいい人同士だと、その人としか話さないし…

特に留学生は仲がいいと母国語でしか会話しないので、他の国の人たちが話しに入れない。

なので、半強制的に別グループにして、話をしないといけない環境を作ります。

せっかく色々な国の人たち話せるんだから、話をしてみたほうが楽しいじゃない…



学生たちは、すごく嫌なよう…

過去、このグループワークが嫌で授業に参加しない学生が出るほど…


「授業で知らない人と毎回話し合うなんて出来ない。」


「人見知りが激しいから、話し合いなんて無理」


「同じ日本人ですら上手く話せないのに、留学生と一緒なんて絶対ヤダ!!」




大学3,4年生の発言とは思いたくない…


そんなこと言ってたら、本当に就職どうするの?


会社は100%初対面の人しかいないところで仕事するんだよ。

同じ日本人同士だって、年齢や地域が異なればコミュニケーション取るのが難しい環境だよ。

社会人になってから慣れるより、大学生の頃から慣れればいいじゃない。


と、話しても受け入れられず、この授業の形式に馴染めない学生はどんどん出席しなくなります。


やってみれば、案外楽しいのに…

実際、始めはこのグループワークがすごく嫌いだって言っていた学生も

半年後に楽しいと思えるそうです。

2年前、私の授業に参加したAさんは、

人見知りが激しくって大学3年生までほとんど人と話したことがなく、友だちも居なかったそうです。

でも、このグループワークがきっかけで、人見知りが克服できて友達もできたそうです。

昨年参加したBさんも、始めは留学生とのやり取りに苦労したけど

最後には留学生と仲良くなって友達になれたことが、すごく嬉しかったと言っていました。

関わってみたり、取り組んでみれば楽しいことが多いのに、

見た目のイメージや、周囲の情報に惑わされて、

実際に取り掛かる前に辞めてしまうのって、とっても残念なような気がします。

先日、今年3月に卒業した教え子のCさんと会ったときも…


Cさん「先生、Dさんの知り合いでEさんって知っている? 会社辞めたんだよ」


私「Eさん知っているよ。
  
  え!! まだ入社式まえでしょう? もう辞めたの?」


Cさん「内定式のときに、今年は入社してから社員研修がない、すぐに営業の仕事についてもらう。

    来月からは給与の2倍額をノルマに頑張ってもらうって言われたら、

    2倍額のノルマなんて絶対無理って思って、辞めたらしい…」

私「え~

  それだけで…

  EさんはDさんの紹介で一度相談に乗ったことがあったのよね。

  確か、結構早い段階で何社か内定もらっていて、もっと内定を取ったらいいか、

  もう絞ったほうがいいかって、相談されたのよね。

  で、結論として、その中で自分が行きたいところを自分で選んだって言っていたのに…

  そんな風に選んだ会社なのに、それでもう辞めちゃうんだ…」

Cさん「研修もしてもらえない状況で、いきなりノルマ達成は無理だって思ったらしいよ。」




まだ、会社に入社もしてないのに…

まだ、仕事もしてないのに…

話だけで、恐れを感じてや辞めちゃうなんて…

約1年半の就職活動の結果がこれでは、本当に悲しすぎます。

正に経験不足からくる、不安感…

こんな思いをする学生を少しでも減らせたらいいなぁ…

だからどんなに学生に嫌がらられても、私の授業はグループワーク中心の参加型です。

男子も女子も日本人も留学生も、いろんな考えの人たちと半年一緒に作業して欲しい。

意見言い合って、

怒って、

ムカついて、

自己主張して

相手の意見に妥協して

出来ないことをどうしたら出来るようになるのか、

何を工夫したら、上手くいくか考えたかのコツをつかんで欲しいです。

共同作業をして、

相手の良いところ、嫌なところ、

自分の良いところ、嫌なところを、

上手く出しあって、どんな人とでも関わり合える人になって欲しいです。

やってみれば、結構楽しいこともある。

大変さの後にしか得られない、達成感と連帯感を味わって欲しい。

社会に出てからでは毎日が真剣勝負になるよ。

でも学生の内なら、「練習」が出来る。

学校は社会に出る前にいろいろな練習が出来る場所だと思う。

是非、学生の皆さんは学生時代に沢山のことをやってみましょう。

社会人になった皆さんは、まだまだ知らないことが多いはず。

知らないことに恐れないで、まずはやってみましょう。

1回目上手くいかなくても、2回目、3回目と続けていけば

出来る日が来ます。

失敗することを恐れて、やること自体を避けていたら、いつまで経っても成長しませんよ。

やって失敗するより、やらないでいるほうが大きなマイナスです。

やらず嫌いは成長のチャンスを潰してますよ。

新しいことが始まる季節です。

まずは、やってみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…



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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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