ジョブスタディ

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今日から新年度がスタートしますね。

新入社員として、新しい職場で新年度を迎える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

中には、起業人として新年度を迎える方も…

新しい環境や新しい仕事など、これまで知らないことに挑戦するとき、何かと不安が伴いますね。

今回は後輩でフリー講師を目指す方の、ご相談から感じたことをご紹介します。

後輩のAさんは、フリー講師を目指して3年間勤務した会社を先月退職しました。

これまで企業研修の営業や、企業研修の講師としても活動してきたそうなので、

多少業界の事は知っていましたし、やっていく自信があったそうです。

フリーになることを想定して、今年の初めから知り合いの企業や友人に4月に向けて

仕事をもらえないかとお願いしていたそうです。

結果は思ったほど相手にしてもらえなかったり、無料なら頼むと言われたとか…

相談はどうしたら講師として生計を立てていけるかという内容でした。



講師って華やかなイメージを持ったり、カッコイイと思う方もいらっしゃるでしょうが、

職人的な要素があるので、どれだけ講義経験があるかが問われます。

後輩Aさんも3年間、2,3時間の講義を月12日ほどしていたとか…

今、最先端のプロ講師といわれている方々は、ほぼ毎日研修をしていると思うので、

研修業界にいらっしゃる方からみれば、経験が浅いと思われたのかも知れません。

また、ほぼ毎日研修をしていたとしても、対象者や講義内容によっても経験値を測られます。


後輩Aさんが講師として生計を立てたいのであれば、今以上に沢山の講義を行う必要があります。

「権堂さんは、どれくらいしていますか?」といわれましたので、

私の修行時代のお話をしました。

私もまだまだ修行中ですが、企業の研修講師を始めたのは10年前のことです。

以前からご縁があった会社の方から誘われて、某企業の専任講師になりました。

この仕事は九州全県と沖縄にある某企業の9支店に出向き、

半年間で8種類12日間の研修を実施します。

更に、半年に1度その研修が身についているか否かを評価する試験が実施されるので、

試験運営なども行います。

この仕事はそれまで別の研修会社が7人のスタッフで運営していましたが、

私が所属していた企業に代わり、私と2名のメンバー計3人で運営することになりました。

仕事の量は同じ、メンバーは半分…

8時間研修が1ヶ月ほぼ毎日のようにしていました。

週に1日は遠方への移動日をかねて、研修がお休みの日がありましたが、

その時はテキストを作成したり、新しい研修カリキュラムを作成したり、次の研修準備をしたり…

研修当日は会場設営から出欠確認まで、ありとあらゆることを私達で行なっていました。

この仕事を約4年半担当してきましたので、正直どのような内容の研修でも、

どんな状況でも対応できるようになりました。

それから転機が訪れ、今から5年前、会社を設立することにしました。

お客様さまは0からのスタートです。

私が関わっていた研修業界では、これまで関わったお客様には営業を掛けないという

暗黙ルールがあり、研修で関わった全ての方に何も言わず退職しました。

幸いなことに友人、昔の仕事仲間から少しずつ仕事の依頼があって今に至れています。

今も研修稼働日は20日ほどありますので、場数だけは多いと思います。

でも、沢山失敗もしました。

例えば企業研修の講師になりたてのころ、某企業の専門知識が殆どありませんでした。

テキストに作りこんである内容が全てだと思い込んでしたら、その記載内容が古い情報でした。

質問された内容に答えられず、参加者からクレームを言われたことがありました。

最近は自分で考え、自分で行動できるような研修スタイルで評価をいただいていますが、

この研修は全て計算で内容を組み立てます。

どんな内容から、どのような流れをすることで、参加者が自分で考えやすいか、行動しやすいか

計算をして組み立てますが、その計算が上手く一致しないときもあります。

でも、こんな失敗を何度かしないと講師スキルは高まりません。

仕事をする上で常に意識していることは「慣れないこと」です。

「慣れ」は先入観から仕事の準備をしてしまうので、油断と手抜きを招きます。

どんなに知っている仕事でも、参加者が異なれば「初めて」です。

いつでも「初めて」を忘れず、入念な準備をしておかないと、

講師として評価を得ることは難しいと感じています。


それから、無料の話…

後輩Aさんだけでなく、最近講師デビューをした方から

「無料で講師をしてくれと言われます。

 仕事に繋がるのならと思って引き受けようかと思うのですが、でも無料だと生活できないし

 受けようかどうしようか悩むんですよね…」といお話を聞くことがあります。

現代でも多くの方が、人から何かを教えてもらったり、

相談に乗ってもらうことにお金をお支払いするという意識が、浸透していないようにも思います。

特に最近、小学生などにボランティアで職業についてお話する経営者の方がいらっしゃいます。

このようなことからも講師業=無料サービスと思われていている方も多いようです。

でも、無料で講師を行っている方は、「本業」が別にあります。

例えば、飲食店経営が本業の方に、知り合いだから無料で食事をさせてくれと言ったら、

「NO」と言われるはずです。

この「本業」に皆さんプライドと責任を「プロ意識」を持って取り組んでいます。

私を含め「講師業が本業」の方は、この仕事にプライドと責任をもって取り組む

覚悟をしないといけないのではないでしょうか?

実際話の内容に専門性があったり、参加者自信にとって重要だと思う事柄については、

お金を払ってでもセミナーに参加したり、研修費を払って講習を依頼してくれる方もいます。

問題なのは講師経験が少ない自分を過小評価して「無料でも…」と思う意識なのだと思います。

講師の仕事を「本業」にしたいのであれば、自分がこれまで培ってきた、

経験や知識は本当に無料でお話しすることなのか、もう一度自分に問いてみてはいかがでしょうか?

多分、どんな仕事でも初めてのときがありますので、十分な講師料がもらえないかも知れません。

でも、どんなに少なくてもお金をいただいているという意識が、自分を緊張させ奮起させます。

この思いこそプロ意識の始まりなのではないでしょうか?

その道の「プロ」になるのであれば、沢山の講義経験を積み、

「無料の方々とは内容が異なるんですよ」と言えるような自分になることを

目指したほうが良いと思いました。

新入社員の方や、新しい職場に転職して初回を迎える方々にも同じことが言えます。

どんな仕事でも始めから上手にはいきませんし、知らないことだらけで失敗も沢山します。

その失敗が皆さんの成長に繋がる、修行時間になるでしょう。

でも社会人となれば皆さんの働きに対して、お給料という対価が発生します。

お金を頂くということは、その道の「プロ」になるということです。

お取引先、お客様からみれば、商品、サービスを提供する人は、全てその道の「プロ」として見ます。

新人だろうと、ベテラン社員だろうと同じ会社の人として見ます。

その会社、その仕事に関わるメンバーとしてのプライドと責任をもって取り組む覚悟を持ちましょう。

お客様にはプライドと責任をもって接し、お客様に接していないときは

その仕事をするためのあらゆる努力をする。

このようなことが出来るよう、これからの研修期間を過ごして見てはいかがでしょうか…

それでは、また来週…

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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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