ジョブスタディ

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今回は年末に起きた我が家の重大事件から…

我が家には、14歳6ヶ月のワンコがいます。

人間で言うと70歳位の老犬です。

耳が遠くなったり、反応が鈍くなったり、目に病気が出てきたりと、

老化に伴う症状が出て来ていますが、歳の割には元気なワンコでした。

ところが昨年12月24日の夜、突然後脚が動かなくなりました。

前脚を踏ん張りバタバタと動かすのですが、腰が抜けたように後脚が全く動きません。

慌てて動物専用の救急病院に連れて行った所、椎間板ヘルニアと診断されました。

犬の椎間板ヘルニアは出来るだけ早めに手術を受けないと歩けなくなると言われ、

早めに主治医と相談するように言われました。

翌日、ワンコを連れて主治医に診断してもらいました。

主治医「確かに椎間板ヘルニアで、体に麻痺が出ていますから、本来ならすぐに手術をすすめます。

    でも、検査と手術で二度全身麻酔をかけるので、その麻酔に体力が保つかが心配です。

    心臓の心拍が弱くなっていますので場合によっては、そのまま目を覚まさない可能性があります。

    また、検査をした結果回復の見込みがないと判断されると手術は行われません。

    検査をするだけでも大きなリスクになります。

    更に、ごくまれに下半身の麻痺が全身に移り1週間以内に呼吸困難を引き起こし

    亡くなる可能もあります。

    手術をして症状が改善される確立と、最悪の結果に至る確立は半々です。

    そのほかにも、色々考えられるリスクが多く…」



主治医は想定される、様々なリスクについて説明してくれました。

手術後は強い痛みが伴う

リハビリには長い年月が掛かり、やはり痛みが伴う

手術をしても老体でもあるため、回復するかどうかはわからない

手術後すぐ亡くなる可能性もある


主治医の衝撃的な説明に言葉が出ませんでした。

一通り手術についてのリスクの話をしおえた時…

主治医「手術をするなら早い方がいいです。どうするか決めて下さい。」



え!!!!

こんな、状況でワンコの今後を決めないといけないの…!

手術すれば今よりは症状が緩和され、歩けるようになるかもしれない。

でも、ワンコの体力が持たないことや多くのリスクもある…

先ほどの主治医の言葉が頭の中で何度も何度もグルグル、グルグル回りました。


どうしよう…


どうしよう…


悩んだ末に出した結論は


「手術をしない」


手術をして直るかどうか分からない。

それより、手術をしても治らないかもしれない。

術後何年も、何年も痛みに耐えるような生活をしなくてはならないかもしれない。

もしかしたら、手術に入ったまま目を覚まさないかも知れない。

手術をするメリットがどうしても感じらず、万が一の可能性に掛けることが出来ませんでした。

また、そう遠くない未来に来るであろうワンコの最後を冷たい診察台の上で迎えさせたくない…

どうせ最後を迎えるなら、ワンコの大好きなお布団の上か

私が抱っこして家族の中で最後を看取りたいと思いました。

まして、後一週間の命かもしれない。

それなら今回のことはワンコの寿命と受け止めて、少しでもワンコが好きな家で皆と一緒に時間を過ごさせたい…

そう考え、手術はしないことにしました。

主治医は、まれに薬で症状が改善することもあるということで、年末年始は薬治療を薦めてくれました。

薬治療を始めての2、3日は本当に、私の介助がないと動けない状況でした。

年末は老犬介護の日々でした。

旦那さんと車椅子を作るか、買うかという相談までしていました。

ところが、お正月を過ぎた辺りから這って動くようになりました。

初めは、身体が慣れて来て動けるようになったと思いました。

ところが、日に日に這って動く速度が早くなり、ついには体を起こし立てるようにまでなりました。

お正月が終わる頃には、ヨタヨタですが歩けるようになりました。

1月7日 主治医に見てもらうとヘルニアで麻痺していた箇所が、薬の効果で治ってきているとか…

主治医も驚きなが、ワンコの症状を説明してくれました。

それから薬治療を続け、現在ほぼ以前と変わらない状況にまで回復してきました。

ただ、走ったり段差のあるところは腰の負担が掛かるので、お散歩などには行けませんが、

それでも自分で歩き、自由に動き回っている姿を見ると本当に良かったと思いました。

今回のワンコの病気は手術をしなかったことが一番の回復要因だったそうです。

もし手術をしていたら、ここまで回復できなか分からないとのことでした。

でも今回のようなケースはごくまれで、ほとんどのワンコはこのよう状況にはならないそうです。

今回はワンコが高齢だったこともあり手術を断念しましたが、

もう少しワンコが若くて手術の確立が高ければ「万が一の確立」に掛け手術をしていたかもしれません。

ほんの少しでも望みがあるなら、その望みに掛けたいって思いますよね…

でも本当にそのよく分からない可能性に掛けた方がいいんでしょうか…

就職の時は特に「少しの可能」に皆さんこだわりますよね。

先週もある研修でお会いしたAさんがこんな相談をしてきました。

Aさん「以前働いていたところは、仕事の内容も職場環境もすごくよくって大好きでした。

    ただ自分が体の体調を崩して、辞めざるを得ませんでした。

    最近、以前働いていた会社の経営者から体調がよくなったら戻ってくるように誘われています。

    特に年内、新しい支店をだすそうなので、その支店で働いて欲しいと言われました。

    また以前の取引先で懇意にしてくださっている経営者からも、

    近いうちに新しい事業を始めるから手伝って欲しいと誘われています。

    この仕事は本当に大好きで、出来たらやりたいのですが仕事の時間が不規則で

    また体調を壊したらと考えると迷います。

    特に年齢も年齢でいつまでもこの業界で働けるか分からないし…

    今、別の人から9時~5時で終る事務の仕事を紹介してもらえるようになっていて、

    この仕事は決まれば明日から働けます。

    以前働いていた業界しかしらないので、新しいし仕事をしてみたいという気持ちもありますが、

    大好きな仕事で働けるならその可能性にも掛けたいんですよね…

    どうしたら良いんですかねぇ…」


大好きな仕事か、新しい仕事か…

大好きな仕事でも、前の職場か新しい職場か…

悩む要素が沢山ありました。

ただ、現実問題として譲れないことがあってAさんは一人暮らしで、

自分が働かなければ生活が出来ないという状況がありました。

この点だけをみれば、新しい仕事は明日にでも働けるけど、大好きな仕事は両方とも年内とか近いうちと、

実際に働ける条件が整っていませんでした。

この状況だけ考えても「大好きな仕事に戻れる可能性に掛ける」にはちょっとリスクが多いように感じました。

それなら、まずは生活を支える仕事を優先的に考え、生活の基盤を確保する。

その後、働きながら大好きな仕事のどちらかに進むのか、もう少し情報を集めながら

比較検討してもいいように思いました。

無理矢理、「少しの可能性」で選択するより、選択できる情報が出てくるのを待つのも良いのではないでしょうか?

Aさんに限ったことではないのですが、好きな仕事がみつかったらから会社を辞めてその仕事に就きたい

という人の多くは、今の仕事を取るか、新しい仕事を取るかというに二択しかない方が多いです。

現状を維持しながら、新しい仕事に移行するように準備し、新しい仕事でやっていけると確信できたら

移行したほうが、リスクが少ないですよね。

今後どうなるか分からないことだからこそ、現状維持をしながら今後のことを決める情報を得ると

良いのではないでしょうか?

私のワンコの話と就職の話を一緒にするのはどうかと思われるかもしれませんが、ポイントは一緒です。

不確実な情報と自分の感情「直って欲しい」「大好きな仕事がしたい」だけで選択を急ぐより、

選択できる条件が出てくるまで「現状維持」という、3つ目の選択肢を用意も考えることが

大事なのではないでしょうか?

事を急ぐだけが、いい結果になるとは限らないのではないでしょうか?

決められないなら、現状維持をしながら決めることが出来るように情報を集めたり、

行動を起して次に備えることも時には大事だと思います。

今、何かの決断を迫られ、決められないでいる方…

「現状維持」も選択肢に入っていますか?

決定的な判断材料が出るまで、もう少し情報を集めてみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…



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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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