ジョブスタディ

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私は大学の3年、4年生を担当することが多いので、

講義の中でもよく業界研究、企業研究をするように説明しています。

今月から、2014年度の就職活動が本格的に始まりましたね。

学生たちにも、これまで以上に業界研究、企業研究に取り組むように話しました。

学生も、その必要性は感じているようですが、

先週の講義の中で

学生「業界研究や企業研究をしたほうが良いのは良くわかるんですが、

   実際どのような取り組みをしていいか分からないです。」





確かに…

業界研究、企業研究の仕方までは教えていなかった…


普段は、なぜ「働くのか」という話はしています。

「働く」

という字のごとく「人」「動く」

「人のために動くこと」が語源だそうです。

その人のために動いたときに、感謝の言葉と一緒に「対価」が添えられてきたそうです。

この「対価」によって、働いた人は自分の暮らしを維持してきたそうです。

ただ、「人のため」とは、多くの場合相手が出来ないこと…


「働く」とは

「自分の出来ることを出来ない人の変わりに行い対価を得る」

が、ベースなのではないでしょうか?


自分に何が出来、どのような事を周囲の人にしてあげられるかが、働くことの発想視点です。

しかし、現代では名誉、報酬額、自分の遣り甲斐などの、別の視点から考える人が多いです。

また、「自分の出来ること」を考えたときに、

何も無い…

と、思う若年者も増えているので、単純に仕事を選ぶことが出来なくなってきています。

これから自分の人生、どのようにして生活を維持しながら生涯を送るのか

(私はこのことを「自立生活が出来ること」と説明します。)

そのことから、考える必要があります。


仕事の選択基準は「自分の出来ること、興味のあること、得意なこと」から考える…

これは、継続性の問題に繋がります。

人は、好きなことや興味のあることであれば、多少の困難や上手くいかないことがあったとき

「もっと上手になりたい、もっと学びたい」という意識が働き、自らスキルを高める取り組みをします。

しかし、不得意なこと、興味の無いことから取り組んでしまうと、上手くいかないとすぐに辞めてしまいます。

少しでも、長く取り組めばどんなことでも上手になります。

特に仕事は自分の思い通りに行かない事だらけで、困難が多いです。

その困難を乗り越える原動力も「好きだから」「得意だから」という気持ちが支えることが多いです。

この、自分の好きなこと、得意なこと仕事の共通点を探すのが業界研修であり企業研究です。

ただ業界研修、企業研究に至る前段階にも障害が…


学生「先生、職種・業種・業界の違いが良くわかりません…」




そんなの、インターネットで、調べれば一発でわかりそうなもの

その場にいた学生には、今すぐ携帯で調べるように指示しました。

大学の先生なのに教えてあげないのかと言われそうですが、

自ら調べられることは、調べさせないといつまでたっても自主的に学習できません。

これも、社会に出るときの練習

自分で調べられることは、自分で調べられる習慣をつけてもらわないと…

調べた内容は、全員で共有

これも、社会出て必要になる習慣です。

早速、調べた人に発表させます。


職種:社員がする仕事の種類(事務職、営業職、製造職など、仕事の内容を区別したもの)

業種:会社が行っている事業の種類 (流通業、小売業、サービス業など、会社として行っている事業のこと)

業界:同じ産業や商業に関係する人や会社の集まり

   例えば医療業界は病院、薬を作る医薬品メーカー、販売する薬局、薬剤師など
   
   医療に関わる会社や人を表します。

発表した学生は、ちょっと嬉しそう…

こんな小さな成功体験でも、彼らに自信を持たせる貴重な体験になります。


さて、本題

このように、仕事の内容や会社で行う事業にも様々な種類があります。

この仕事や企業の特徴と自分の特徴を探すのが、業界研究、企業研究です。

自分が多くの人と関わり、人のお世話をするのが好きなら、

教育サービス、医療業界、介護業界などに共通点は見出せないでしょうか?

自分が物を作るのがすきで、その中で特に気の素材で作ることが好きなら、

住宅建設、リフォーム、家具の製造、木工玩具の製造などに共通点を見出せないでしょうか?

自分の特徴と仕事の特徴を把握し、どのような仕事で自分の生活を維持し

生涯を送るのかを考えること

これが本来の業界研究、企業研究の目的です。

また、その仕事に就くにはどのような資格が必要なのか、

どのような知識が必要なのかを事前に知っておけば入社までの準備として取り組むことも出来ます。

これは、新入社員だけでなく再就職を目指す方も一緒です。

希望の仕事に就くには、どのような資格や知識が必要なのか予めわかっておけば、

今は正社員になることは出来なくても、その前段階の取り組みとしてアルバイトや派遣スタッフとして

目指す仕事の資格や知識を得るように数年働くことを計画しておけば、

最終的には希望の仕事に就くこことが可能になるではないでしょうか…?

「予め必要となることを調べて、どのようにして目標にたどり着くのかを考え行動する。」

それが、自分人生を作っていくことに繋がるのではないでしょうか?

また、仕事によっては新入社員でないと入れない仕事も存在します。

例えば、銀行、証券などの仕事

最近でこそ、多少中途採用の募集がありますが、それでも「経験者優遇」です。

銀行や証券会社で働きたいのであれば、本当に本命を絞って就職活動をすることをお勧めします。

A銀行に入社し、1,2年後に退社してB銀行に転職するということは、ほぼ無いと考えてください。

銀行、証券の転職はヘッドハンティングなどある程度実績が評価された方などが該当します。

では、中途採用の未経験者は本当に銀行で働くことは出来ないのでしょうか?

銀行も都市銀行、地方銀行、信用金庫など違いがあり、採用基準も異なります。

銀行関係で中途採用は無いのか?

どのようなスキルがあれば採用されるのかを調べることも、業界研究、企業研究ですね。

また、マスコミのカメラマンやADという仕事は職人と同じだと考えましょう。

場数、経験がすべてです。

正社員の採用も多少ありますが、多くはアルバイトや契約社員から仕事をするケースが多いです。

そして数年後、自分で独立をしたり実績が認められて正社員へというプロセスがあります。

このように、仕事や業界によって働き方、入社の仕方が違うケースもあります。


まとめると、

業界研修、企業研究は

自分の特徴と仕事の特徴の共通点を探し、長く続けられる仕事を探すこと。

仕事だけでなく、会社の経営方針や社風にも特徴があります。

最終的に入社できるのは1つの会社だけです。

自分の考え方や働き方と会社の雰囲気や仕事の取り組み方が一致しているのかどうかも、

よく調べてみると良いでしょう。

働く際の雇用条件や、転職での入社が可能なのかどうか、

様々なことも事前に調べないとわからないことがあります。

特に、ハローワークインターネットサービスなどで既存の求人内容をみてみると、

どのような業種の求人が多いのか?

募集条件(経験の有無、必要な資格、知識、雇用形態)なども良く確認してみましょう。

採用されてから、

「こんなことだと思わなかった」

「こんなに大変だったと知らなかった」

このような理由で仕事を辞めてしまうのは、本当に残念です。

仕事は長く続け無ければ、成果は出ません。

全ては

「自分の人生、どのようにして生活を維持しながら生涯を送るのか」

この事を問いながら、業界研究、企業研究に取り組んでみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…



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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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