ジョブスタディ

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先日お会いした企業の人事担当者の方からこんなお話を伺いました。

「新入社員に仕事の仕方などで、アドバイスをすると

 色々なことをいわないで、答えだけ教えてください。といわれる。

 なぜ、答えなんだろうね…」



そう言われれば、最近研修をしても

「答え」とか

「正解は…?」という言葉をよく聞きますね…

たとえば、電話応対の研修での出来事です。

私の電話応対研修は、自社で先輩や上司の電話のやり取りを思い出してもらいながら

電話応対の台詞を文章を書いてもらいます。

その上で、ペアワークで電話の受け方、掛け方の練習をします。

あるペアーの出来事

Aさん「お電話ありがとうございます。 株式会社○○のAです。」

Bさん「お電話ありがとうございます。○○のBです。」

というやり取りをしました。

この時、2人から

「株式会社を付けるのと、付けないのどっちが正解ですか?」

と質問されました。



このような場面「正解」を聞かれたのは初めてでした。

私「どちらも会社の上司や先輩の受け答えで行っていれば、それでいいです。」

と、説明しましたが納得していただけなかったようでした。

別の研修で、グループワークをしたときのこと…

抽象的なイラストを用いて企業のPRポスターを作ります。

抽象的なイラストは地球儀がモチーフなので地球にしか見えない場合あります。

でも視点を変えてみると様々な模様に見えます。

更にキャッチコピーのような言葉が一つ加わるだけで、

本当に企業をPRするポスターのように見えます。

この研修の意図は

・物事は様々な見方ができること

・自分が思っていることを、自由に発言すること

・相手の意見を否定せず、意見を取り入れて自分の発想を広げること

・沢山出されたグループメンバーの意見を一つにまとめ、作品として完成させること

このことは実施後に解説をしますので、受講生がワークに取り組んでいる間は説明はしません。

制限時間の中で、各グループ抽象的なイラストをポスターとして完成させは後は、

全グループのポスターを張り出します。

その後、どんなメッセーを込めたポスターなのか、代表者に説明をしてもらいます。

説明後、よいと思ったポスターに参加者全員が投票

NO1の作品を選びます。

NO1の作品が決まった後、各グループでこのワークを通して感じたこと

気がついたことを話し合います。

「人の見方って色々で、みんな同じじゃないことに気がついた。」

「見方が違うから、しっかり自分の考えを説明しないと伝わらないと思った。」

「自分が発想できないことでも、他人の話を聞くとイメージが広がった。」

など…

私が説明をしなくても、しっかり意図を感じてくれている人がいます。

しかし、中には

「で、あれが正解なの?」

「どうみたら正しいのか解説してくれないから、意味がわからない。」

という人が…

ん~

何をもって「正解」って考えるのかな…

仕事って自分が基準ではないんですよね。

相手が

「わかりやすい」

「使いやすい」

「居心地がいい」と感じることをする。

そのれは、三者三様の感じ方があり、方法があると思います。

「正解」という考えにとらわれると、

三者三様の対応ができないのではないでしょうか?

実際の仕事でも、大まかな基本は先輩や上司からレクチャーを受けると思います。

でも、それはあくまでも基本で、

その後は相手に応じて自分で考え、自分で工夫します。

その工夫が足りず、レクチャーの通りにすれば「正解」と考えて仕事をすると

「いわれた通りにしているのに、なんで上手くいかないんだろう」

「上司は、毎回やり方や、説明のしかたが違うから、どうしていいかわからない」

と、悩むのかもしれません…

仕事は方程式のように「これが正解」という明確な基準はないと思います。

また、「正解」は1つではないと思います。

相手に応じて、無数の方法と無数の選択肢があります。

学校で学んだ方程式のような「正解」ではなく

相手に応じた無数の「正解」を見つけてみてはいかがでしょうか?


それでは、また来週…


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先週、女性経営者の交流会に参加してきました。

全国から800名の経営者の方々が参加した盛大な交流会でした。

交流会は2日間開催されたのですが、私は大学の授業の関係で1日だけの参加でした。

交流会1日目は分科会でした。

7つのテーマに分かれ、各テーマに関して取り組んできたことを報告者します。

その後内容を聞いた、参加メンバーがグループに分かれ、

感想を述べたり今後自社の活動にどう活かすかなどを討議しました。

私が聞いたお話は、

お父様がある事業をしていたそうです。

女の子ばかりの姉妹で、幼いころからお婆さまおに

「この仕事を継ぐのはお前だからね」と言われていたそうです。

でもお父様は

「女に仕事は継がせない。継がせるなら婿を取れ。」

と言われたそうです。

このようなお父様の確執もあり、しばらくはお父様の事業から離れていたのですが、

紆余曲折あり、結局お父様の事業を引く継ぐことになりました。

しかし事業を引き継いだ途端、売上率90%を閉めるお客様から

「これから取引は少なくなるから… あまりうちの会社だけを頼らないでね。」

と、いわれたり

社員から「社長が嫌いだから辞めます。」と言われ辞表を出されたことなど、

お父様から会社を引き継ぐときの大変さがヒシヒシと伝わってくる内容でした。

それでも何とか、会社を続けるように頑張ってきた話や

大きなビジネスチャンスがあって社員とそのチャンスを掴み、成果を出したときの話などは

報告された方もその状況を思い出したのでしょう言葉に詰まる場面がありました。

その様子や話を聞いて、多くの方々が同じように涙ぐんでいました。

多分、涙ぐんだ人の数だけ皆さん同じような想いと

ご苦労をなさってきたのだろうと思うと、私も目頭が熱くなりました。

「なんども、もう会社辞めよう、もう辞めようと思った。」

この言葉はとくに重く、多くの方々の目頭を熱くさせていました。


そう…

仕事って簡単に辞められないんですよね。

私も経営者になるまでは、ひとつの職場に長く勤めることがありませんでした。

職場環境や、仕事の内容で簡単に仕事を辞めたこともあります。

でも、経営者になってからは辞める選択肢はなく、続ける選択肢しか考えませんでした。

ある時期、娘のことで経営者よりも母親にウェイトを置いたほうが良いのでは…

会社を本当に辞めたほうがいいのでは…

と、とても悩んだ時期がありました。

悩むと同時に、これまでお世話になった沢山の方々や、

研修を依頼してくださっているお客様の顔が思い出されました。


「この方々にご迷惑が掛かってしまう。

 もう少し、もう少し何とか両立できるようにしよう…」


そう思い、両立できる、仕事を続ける工夫をしてみました。

できるだけ夜の会合を減らしたり、

長期出張があれば娘を出張先に呼んで二人で過ごす時間を作ったり、

旦那さんに娘のフォローをしてもらったり…

お陰様で、娘に対する課題が改善され、今も仕事を続けることができています。

多分、これまでの私なら簡単に仕事を辞めていたと思います。

辞める事が踏みとどまれたのは、お客様に対する「責任」だと思いました。

「責任」を持たされると

どんなに、相手から罵倒されても

どんなに、取引先から叱られても

どうしたら、相手と仲良くできるのか?

どうしたら、取引先と上手にお付き合いができるのか?

続ける工夫をしようとします。

どんな物事でも、続けるていかないと上達しません。

どんな仕事の達人でも、はじめからプロの人はいません。

みなさん、続ける工夫があって上達してきんだと思います。


最近、仕事のことが

「ちょっといやだなぁ」って思っている方…

辞めることは、今すぐにでもできます。

でも、あなたが辞めても本当に誰も困らないですか?

どんな小さな仕事にも「責任」は付いていますよ。

辞める前にもう一度あなたに与えられた「責任」について考えてみてはいかがでしょうか?

それでは、また来週…



先週、大学の授業中でAさんから、こんな質問されました

Aさん「先生、仕事って何を基準で選べばいいの…?」

私「選ぶ基準がわからないの?」

Aさん「全然わかんない。親とかは、仕事なんて、好きとか嫌いとかで選ぶもんじゃない

   お金を得るためには、頑張って働くしかないって。

   安定した仕事が一番いいって言う。

   先輩達も、とにかく内定取って働けばどこでも一緒。

   仕事なんて楽しいわけない。

   会社にさえ入ってしまえば、それでいいんだよ。

   合同企業説明会に行って、入れそうな会社を適当に選べばいい

   とか…

   色々言われるけど、でも入れる会社は1つじゃないですか。


   そんな基準じゃ選べないですよね…」

たしかに…

Aさんのような基準では仕事は選べそうにないですね。

このような質問はAさんだけでなく、多くの学生から質問されることです。

さて、仕事の選ぶ基準…

みなさんは何を基準にしますか?

私は以前まで

「自分の好きなこととか、興味があるようなことから考えてみては?」

と、アドバイスをしてきました。

でも、最近の学生に

「自分の好きなこと、興味があるようなことから考えてみては?」

というと…

「好きなことや興味のある事は、特にないです。と言われ、話が終ってしまいます。

そこで最近は

「何をしたら長く仕事が続けられると思う?」

と聞くことにしました。

「好きなこと」

では、考えられなかった人も


「何をしたら長く仕事が続けられか?」


という問いに

続けるための条件を考えるようになります。

先ほどのAさんにも質問をしてみたところ

・お給料が沢山もらえる

・会社の人たちが優しい

・仕事していて楽しい

など、仕事や企業を絞り込むためのキーワードが出てきます。

特に

「仕事をしていて楽しい」

という、キーワードが出たら

「どんな仕事なら楽しいと思う?」

と更に問うと…

・皆とわいわい遊びのような感覚で働けること

・じっとしているのは、苦手なので色々なことをさせてもらいたい

・営業みたいにノルマがあるのは嫌だけど、

 知らない人に会ったり、知らない土地に行ってみたい

など、

その人の個性や、拘りのような発言が出てきます。

この話題からその人の特徴が見えてきます。

Aさんの話からすると、

Aさんは人に会うことが好きなタイプで、細かい作業が苦手なようです。

そういえば授業取り組ませているグループワークでも

色々発言はしますが、調べ物をしたり、意見をメモするような行動はしていないです。

私「Aさんは、仲間と騒いだり遊んだりすることって多いの?」

Aさん「多いですね。 飲み会とか近場ですけど旅行とかによく行きますね。」

私「例えば飲み会をする時、お店の予約って誰がするの?」

Aさん「自分がしますよ。」

私「お店を調べたり、予約をするのって大変じゃないの?」

Aさん「いや… みんなが知らないようなお店を見つけるのって、結構好きですよ。

    みんなの驚く顔を見るの楽しいんですよ。」

私「でも、授業とかで調べ物とかしないよね。

  さっきの話でも、じっとしているようなことは好きじゃないって言っていたし…

  そういう、細かい作業は嫌じゃないの?」

Aさん「飲み会の店探しと、仕事は別でしょう!」

この言葉は、Aさんの仕事選びの大きなヒントになるんですよね。

この後、もう少し話を聞くと

Aさんは「じっとして作業することが苦手」

でも、どの仕事でもそんな要素が入っているので仕事をしていく自身がないと思っていたようです。

例えば「調べ物をする」という行為を考えれば、

飲み会のお店を探すのも、授業で必要な情報を探すのも同じことだと思います。

ただ、Aさんの中では

仲間を喜ばせるという自分の好きなことを実現させるのにする「調べ物」と

何になるか全く想像がつかない「調べ物」では大きな違いがあるようです。

用は、自分の好きなことを実現させるためなら

苦手なことでも、頑張って取り組めるけど

全く自分の興味関心のないことのためにする

苦手なことではモチベーションが違うようです…います。

どんな仕事でも、自分の好きなことだけでなく

苦手なことや嫌いなことも取り組まなければならない時が必ず来ます。

特に今まで避けてきたことは、上手にできることはできないので

「やっぱり苦手だなぁ…」

と、感じてしまい途中でやめてしまうことも…

自分の好きなことは、続けたいという気持ちが働くので

上手くいかないことがあっても、その後も何度となく取り組みます。

何度も、何度も取り組んでいけば、いつかは「できること」になるでしょう。

出来ることになれば、少なくとも「苦手なこと」ではなくなると思います。

私はスポーツと同じだと思います。

例えば、サッカーが好きな人

サッカーが上手になりたいと思ったら、基礎トレーニングで体力を付けないと

サッカーって上手にはならないんですよね。

私はスポーツが得意ではないので基礎トレーニングそのものをすることに

とても抵抗を感じます。

でも、サッカーが好きで上手になりたいと思う方に、基礎トレーニングを

辛いからしないという人はいないのではないでしょうか?

好きなことを続けたい…

この思いが「苦手なこと」を克服させるように思います。

「苦手なこと」だけでだと、モチベーションが保てませんから、

続けて取り組むことは難しいでしょうね…

仕事は、みなさんの人生を作っていく道具の一つだと思います。

その道具は長く使わないと、みなさんの手には馴染まないようです。

仕事選びのポイントは「長く続けられること」ではないでしょうか?

みなさんは、「何をしたら長く仕事が続けられる」と思いますか?

その答えの中に、仕事選びのヒントが隠れているかもしれませんね。

仕事選びで悩んでいる方は、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…


大学で担当している授業も折り返しの時期になりました。

私の担当講座 「経営シミュレーション」

この授業はグループ単位で仮想の会社を設立

1年を通して、提供サービスや商品、価格設定に販売方法や告知活動について、

自分達で考え調べ、まとめ、発表する内容です。

その調べた過程を内容をノートに書き、それを元にプレゼン資料を作り、レポートを提出します。

この作業がすべて評価項目になります。

ノート提出、プレゼン発表、レポートの3つで100点です。

ノートの評価ポイント、プレゼンの評価ポイント、レポートの評価ポイントは

全てシラバスに記載していますし、授業の中でも説明します。

必ず授業に参加し、与えられた課題や評価ポイントを

しっかり確認しなが取り組めば、必ず「100点」がとれる授業です。


「先生甘いんじゃないの…」

と、思うでしょう…

ところが…

毎年100点取るのは、40,50人中、1人か、2人…

今年も40人ほどの学生が来ていますが、やっぱり100点取る人は少ないだろうなぁ~

私の授業は30%が課題に対する解説

残りの70%は学生の作業です。

頑張る学生は、毎回参加し積極的にワークに取り組みます。

私からの課題テーマを考えながら学生なりに工夫します

でも、こんな生徒はごく一部…



まず、授業に毎回出てこない学生が多い

寝坊したとか

授業があるのを忘れていたとか…

また、私の授業は開始10分過ぎたら欠席扱いです。

仮に開始15分後に授業へ参加し作業をしていても、出席扱いしません。

これも、学生に話していること…

「遅刻したら欠席扱いになるから、早く行かないと!!」

と、なることを期待しているのですが、

遅刻10分過ぎたら授業に来ません…

問題が起こることを想定しながら、回避行動をとらない…

ん~

それから調べたり、調べた事をまとめたりする作業の日も、出席率が悪いです。

授業に来ても作業をしない学生もいます。

役割分担をして、手分けをして内容を調べれるようにすればいいのですが、

特定の人だけに任せて後は雑談をしたり、寝ていたり…

後でノートを写させてもらうつもりのようですが、当然その取組姿勢だって評価するのに…

パソコンや携帯で調べて良いと言っていますが

調べない…

ある、グループでは飲食店を経営するそうです。

店舗の賃料 毎月80万のお店

でも、1日の食材仕入れ額は15,000円

私「それって、野菜だけ?」

学生「いえ、全部です。野菜、お肉、調味料、お酒代も入れてです。」

私「そんな仕入れで、どれだけ料理作るの?」

学生「あまり、作らないですよ。お客様が来なかったら沢山仕入れても、もったいないじゃないですか…」

私「お店は、どこに出すの?」

学生「天神です。(福岡市の繁華街)」

私「天神なら人が多いから、もう少し仕入れが必要なんじゃない? 

  料理も何品作るの? 

  品数が増えれば食材が増えるので、仕入れ価格も増すんじゃない?

  もう少し、ネットでお店のメニューとか調べてみれぱ?」

学生「調べなくても分かりますから、大丈夫ですよ…」


いや~

めちゃくちゃ矛盾してますけど…

と、説明しても、大丈夫の一点張りで調べたり考えたりしません。

ダメでも、誰かが何とかしてくれる。

そんな、雰囲気があります。

私の授業は全て、社会生活の基準になることを意識して取り組ませています。

決して特別なことをしているわけではなりません。

学生の今からこの事に馴れて行ったほうがいいのに、自発的に活動する人が少ないです。

勉強も仕事も人から言われて、するものではないと思います。

取り組むきっかけは人から与えられた物かも知れないけど、そこから先は自分で考え工夫する。

自分で動き確認する。

自分が動かないと何も得ることは出ないてす。

仕事は、毎日毎日の作業が積み上がって、大きな形になります。

以前、読んだ本の中でこんな話がありました。

コピー取りや、お茶入れの仕事ばかりしていた新人社員

上司に「自分はもっと色々な仕事が出来るのに、なぜこんな仕事ばかりさせるんですか?」と言った。

その上司は

「今与えられている小さい仕事すら、丁寧に出来ない人に、他の仕事は任せられない。

 どんな小さい細かい仕事でも真剣に丁寧に出来ない人は、信頼出来ない。」

そうだと思いました。

小さいこと、簡単なことと軽視している仕事も、欠かせない作業です。

その欠かせない作業を軽く見ている人には、大事な仕事は任せられないです。

仕事は小さいことの積み重ね。

学生にこんな話しをすると

「先生大丈夫てすよ。

 社会人になったら、ちゃんと出来ますよ。」

と、言います…



今、出来ていないことを練習もしていないのに、ある日突然出来とは思えないです。

今つまらない、面倒と思って入ることも、次の仕事で必要なことです。

毎日の積み重ねが未来につながります。

手を抜かず、しっかり積み重ねていって欲しいものです。

皆さんには、毎日毎日退屈になる作業はありませか?

その作業の先を見据えなから取り組んでみてはいかがでしょうか?

それではまた来週…


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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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