ジョブスタディ

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今回は人と話をするのが苦手だと感じている方々のお話です。

皆さんは、人と話をするのがお好きですか?

私は仕事柄、人と話しをするのが苦手だという方にお会いすることがあります。

人と話すのが苦手だという理由は様々です。

 ・自分が思っていることを言葉で表現できない

 ・相手の話のテンポについていけない

 ・質問の意味が分からず答えが見つからない

 ・思いつきで話をするので相手に自分の意図が伝わらず、話の内容を誤解させることが多い

など…

ご相談するご自身に課題があり、この課題が克服できないから話をするのが苦手だと思う方が多いようです。

でも…

本当に一方(話す側だけ・話を聞く側だけ)の課題なのでしょうか…

先日、カウンセリングをしたAさんから、このような相談を受けました。

Aさん「最近人と話をすることが、苦手というか、怖いというか…

   なんか思いを伝えるのが上手く出来なくなってきたんです。

   それまでは、人と話すのが好きだったんですが…

   原因は分かっているんです。

   先輩Bさんが転勤してきてからなんですね。

   先輩Bさんは途中入社の方で、過去大手企業に勤めた経験があるそうです。

   大学も名前が知れているような国立大学を出ているようで、弁が立ち知識も豊富な方です。

   そのような経歴からか、先輩Bさんは色々なことを決め付けて話をするんです。

   夜飲みに付き合わないやつは友だちがいないとか…

   ・・という本を読まないなんてビジネスマンとして失格とか…

   常に自分を中心として考えた発言をされるんです。

   それって、個人の好みの問題だし、

   先輩Bさんの偏見的な話になる時もあって、話の内容に賛同ができないときがあります。

   賛同しないと、なんでAさんは私の話に賛同しないんだ、

   Aさんは感覚がおかしいみたいな話をされます。

   そんな事が続くと、自分の思いを言うのが躊躇われてしまって話が出来なくなってしましました。

   最近は先輩Bさんだけでなく、職場の人とも考えていることが上手く伝わらなくなってきて、

   悩んでいます。」

これは、先ほどご紹介した「自分の思いが言葉に表現できない」とい方と状況は同じですが、

Aさんだけの問題ではないですよね。

先輩Bさんのようにご自身の物差しを持っていて、それに合わない人は全てNOと決めつけられたら、

自分の思いが話しにくくなりますよね。

これはAさんの課題になるのでしょうか…

同じくカウンセリングをしたCさんも取引先の方と話をするのに苦手意識を持ってしまい、

上手く話が出来ないと悩んでいました。

Cさん「取引先にDさんという人がいらっしゃるんですが、この方と話をするのが本当に苦手なんです。

   とにかく、Dさんは人の揚げ足を取るような話をするんです。

   例えば自分は車の運転が苦手で駐車にちょっと時間が掛かるんです。

   それを、今日は2分掛かったとか、3分掛かったとか毎回営業に行くたびに言われて

   本当にストレスになります。

   また、何でも知っているみたいな口調で話をするんですよ。

   給料安くて仕事辞めたいでしょう。

   とか、

   この会社(Dさんの会社)の連中って馬鹿だなぁ…って思ってるでしょう。

   とか…

   全然そんなこと考えていないので、思ってませんと言うと

   また~ 無理して… とか

   まぁ、こんなところじゃ本音は言えないよね… とか

   言われると、本当にそう思っているように聞こえるじゃないですか…

   それが本当に嫌です。

   また、ムキになって言い返そうとすると

   Cさんはちっちゃいなぁ…

   こんな戯言、気持ちの大きい人は軽く受け流すんだよ。

   とか、言うんですよ。

   結局、何を言ってもDさんのからかいの的にされてしまうので、

   本当に話をしたくなんです。

   最近にDさんに会うのが嫌で、会社を辞めたいとも考えました。

   先輩に相談したら、先輩方もDさんには困っていたようで、

   一度は担当する人だからもう少し我慢しろって…

   たった一言でも、揚げ足を取られたり先読みされたりするので、

   Dさんの前に行くと本当に言葉が出なくなって…」

Cさんの場合は、非常に深刻な状況でした。

もはや話が苦手レベルではなくストレス的な要因になっています。

Aさん、Cさんどちらもご本人のスキルの問題ではなく、

周囲にいる人からの影響で話が苦手になってしまったようです。

特に、Dさんのように人の会話に絡んでくるような方がいれば、

話をしたくなるなることも多いのではないでしょうか?

状況によっては誰でも、話をすることに苦手をだと思うことがあるのではないでしょうか?

でも、このようにしっかり話を聞かなければ、自分の思いを言葉で表現できない人も、

Aさんも、Cさんも皆さんも同じタイプと見られてしまい、そのことで凹んだりします。

話が苦手というのは一概に、本人のスキル不足や努力不足が原因とは言い難いものがあります。

逆に苦手だと思えば思うほど会話ができなくなることもあります。

あまり、深く考え込まず自分の思いを話してみてはいかがでしょうか?

あなたの言葉に耳を傾けてくれる人も、いるのではありませんか?

そんな方の存在を思いだし、少しずつ自分の思いを伝える練習をしてみてはいかがでしょうか?

皆さんの思いは言葉にしないと伝えることができませんね。

話しやすい人から話をしてみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…



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皆さんは周囲の方々と関わることに苦手意識をもっていませんか?

私の教え子たちは、自分以外の人たちを関わることに苦手意識を持つ人が多いです。

今日はそんな人との関わり方のお話です。


私には中学1年生の娘がいます。

娘は生後半年で保育園に入園、そこから6年間保育園で過ごしました。

保育園は職場の近くの無認可保育園でした。

小さな保育園で、児童も保護者も保育士も本当に仲がよく家族のように過ごしました。

保育園のイベントがあれば、その度にパパ達はパパ同士で、ママたちはママ同士で集まり、

お酒を飲みながら日ごろの育児と仕事の両立についての悩みをフランに話し合える関係でした。

保育園のイベント以外でも、会食やキャンプなどのプライベートの交流も盛んでした。

そんな楽しい保育園時代も卒業を迎え、娘は自宅の近くの小学校に入学しました。

小学1年生の夏休み、保育園時代お友だちとその家族総勢30名でキャンプに行きました。

花火をしたり、お風呂に入ったりプールに入ったり、楽しい時間を過ごしました。

夏休み明け、クラスのお友だちにこのキャンプの話をしたら

「うそつき」

と、いわれたそうです。

そのお友だちいわく

「保育園の人たちそんなに沢山仲良くなれるわけがない」

娘はうそをついてないのに、「うそつき」といわれて悲しくなったそうです。

学校から帰ってきて

「うそじゃないって言っても信じてくれないの? なんで何だろう」と言っていました。

このお友達は、保育園の人たちと家族のように過ごした経験はなかったのでしょうね。

沢山の人たちと保育園のイベント以外で交流などないと思い「うそつき」と発したのでしょう…

自分の知らないこと=「うそ」という発想なのかもしれませんね。


私にも同様のことがありました。

私は娘が3歳の頃から、企業の研修講師として仕事をしていました。

出張の多い仕事なので、事前に分かる学校行事には極力参加しましたが、

突然連絡が来る学校行事には参加することが出来ませんでした。

特に、学級委員や地区の委員など定期的に学校に集まり、話し合いをするような活動は参加が出来ません。

研修は1,2ヶ月前には予定が決まることが多いので、決まってしまうと予定は動かせません。

小学2年生のとき、あるクラスメートのお母さんから…

「権堂さん、地区会の委員やクラスの役員に必ずなってもらわないと困ります。

 もっと、積極的に学校の活動に参加してください。

 1時間くらい時間の調整できますよね?」

と、言われました。

私「すみません。仕事柄途中で抜けてくることが出来ないんです。

  早めに予定が分かれば休みように調整するのですが、予定が決まってしまうと変更が出来ないんです。」


すると、その方は

「仕事が忙しいとか、仕事の都合とかは参加できない言い訳にはなりませんよ。

 調整できない仕事なんかないでしょう。

 看護婦さんですら、調整して保護者活動に参加してるんですからね。

 必ず参加してください。」

と、すごい剣幕で話し終えると、立ち去っていきました。

世の中には看護婦さん以上に自分の意思でスケジュール調整できない仕事は山のようにありますよね。

学校の先生をしている友人は

「自分の子どもの授業参観や運動会はいつもビデオだね。生で見たことがない」と話していました。

この保護者の方は、このような仕事をしている人が傍にいないのでしょうね…

この方にとっての判断材料はご自身の知識と経験です。

でも、それが世の中の判断基準ではないように思います。

人は簡単に「良い」「悪い」と評価しますね。

生まれてきた環境や、生まれてからこれまでしてきたこと、勉強してきたことはすべて同じではないのに

なぜか自分が知っていることは、当然相手も知っていること

自分が出来ることは当然、相手も出来ること

どっちが「良い」とか「悪い」という評価にはならないのに、なぜかこのことを判断材料にしがちですね。

このことが、人間関係をややこしくしているような気がします。

「良い」「悪い」で判断をしてしまうと、人間関係にズレがでて関わりにくくなりますね。

人の発言を「良い」「悪い」で捕らえるのではなく、

「知っている」「知らない」という視点で捉えると、

相手の発言も柔軟に受け止められるようになるのではないでしょうか?

人との関わり方に苦手意識を持つ方はこの判断基準の違いで悩まれるようです。

生まれてきた経験は人と違って当然。

物事の判断基準を見直してみれば、あなたは、あなたのままでいいのではないでしょうか

周囲の人を苦手に思う必要はないのでは…

それでは、また来週…




先週は大学生、再就職者のカウンセリングを担当することが多かったです。

カウンセリングをすると、本当にその方々の人生を垣間見え心が痛くなります。

今日はちょっと切なくなった話…

上手く就職活動が出来ない大学生や、再就職活動が上手くいかない方の多くは、

「どのような活動をしたら良いか分からない」

「新しいことが出来るか不安」

「自分には得意なことや、できることは何もないから、採用してくれる会社はない」

など、前に進めない理由を口にします。

この話だけ、聞くと…

「甘えてる」

「ネガティブ」

「やる気がない」

などの、評価をする方がいますね。

私たち、キャリア・カウンセラーは

「なぜ、このような話をするのか?」

「この言葉の裏には、どのような思いがあるのか?」

そんなことを考えながら、話を聞いていきます。


例えば、「どのような活動をしたら良いか分からない」

と、話したAさん


Aさんは幼少の時期からご両親の愛情いっぱいに育ててもらったそうです。

幼少期から身の回りのことはお母さんが支度をしてくださり、

大学生の頃までは、朝枕元に外出するときの洋服をお母さんが用意していたとか…

Aさんの進路に関しては常にお父さんがアドバイスをしたり、応募する企業を探してくれたそうです。

しかし大学性の頃、お父さんが探してくる企業に、

お父さんのアドバイス通りにしても採用されない…

さすがに数十社受けたときには、お父さんから

「もう、自分でやりなさい」

といわれたとか…

しかし働きたいと思える企業の探し方も、選び方も全く分からない。

結局、就職出来ないまま、大学を卒業。

短期間のアルバイトをしながら、就職活動を続けていたそうです。

就職の指南がお父さんだけで、しかも途中から自分でしなさいといわれたら、

「どのような活動をしたら良いか分からない」という言葉がでてくるのも、無理もないような…



「新しいことが出来るか不安」と話していたBさん

Bさんは小学生まではお母さんと二人暮らしで、中学になるとき新しいお父さんが出来たそうです。

でもお父さんと折り合いが悪く、高校2年生のときに家を飛び出し、そのまま高校も中退しました。

家を出て友だちのアパートに同居させてもらったそうですが、生活費は折半。

働かない訳にはいかず、コンビ二でアルバイトをしたそうです。

勤務時間に制限があり、生活費としては十分な給与ではなかった…

もっと割りのいい仕事…

そう考えて、18歳のときからナイトワークをするようになりました。

でも1年くらいして、もともと夢だった美容関係の仕事に付きたいと考え、

ナイトワークを辞めて本気で就職活動をしたそうですが、現実は厳しかったそうです。

学歴が高校中退=中卒 この時点で応募資格がない企業が多い。

またBさんはナイトワークの期間どのように履歴書に記入していいかわからないので、

この期間は記入せず職歴はコンビニのアルバイトのみ…

これも企業側の評価としては「スキルが乏しい」になるのでしょう…

いくつかの企業に応募しても、採用されることはありませんでした。

Bさんは、徐々に自分に対する自信を失っていったようです。

そんな気持ちから出た言葉が「新しいことが出来るか不安」

「自分には得意なことや、できることは何もないから、採用してくれる会社はない」と話す

Cさんにも、この言葉の裏側にある思いがありました。

カウンセリングという言葉を聞くと「心の病」とか「心が弱い」という

印象を持つ方が多いですね…

特に、「心の病」や「心が弱い」=本人の性格

というイメージを持たれがち…

でも、「本人の性格」はその人自身が自ら進んで作り上げるものではなく、

その人を取り巻く環境が大きな影響を及ぼしていることも事実です。

最近、このことを逆手に取った犯罪が起きていて、就職を支援する立場としては何とも心痛い出来事です。

全ての若者が、周囲から与えられた環境に甘んじているわけではないです。

なんとか、その状況を変えたい、何とか自分の足で自分の人生を切り開きたいと考えているの人たちが

圧倒的に多いです。

現に、Bさんも就職するにあたり学歴が重要であることを痛感し、

高卒業検定を目指し仕事の合間を縫って勉強に励んでいます。

このようなことは、自信を持って話せる内容ではないと思い、彼らから率先して話はしません。

Aさん、Bさん、Cさんだけではないです。

母子家庭でご病気のお母さんの看病しながら、ご自信の結婚を諦めて働き続けたいと考えるDさん。

奨学金で大学の医学部に入り薬剤師を目指しながら、2年のとき奨学金対象の成績に届かず、奨学金がもらえなくなったEさん。

Eさんは通学に片道1時間30分掛かる。自宅に帰っても家事などをしなくてはいけない状況で、それでも頑張って勉強してきたけど、あと少し及ばなかった。

親に頼れず、奨学金ももらえず、実習が多いことで勤怠が悪いという評判でアルバイト先も見つからない。

結局20歳そこそこの若者が出した答えは学業断念。

大学中退

これも、本人の性格の問題なのでしょうか?

ここのが弱いから?

甘えている?

本人の頑張りが足りない?

運が悪かったことなんでしょうか?

決してそれだけで片付けられないように思えて仕方がないんです。

人は第一声で全ての印象を決めてしまいます。

その第一声とこれまでの経歴で「能力がある」「性格が良い」「態度が悪い」などの評価をしがちです。

でも、その第一声で人生を語ることは出来ないです。

特に人知れず、若くして多くの試練に合い上手く乗り越えられなかった人たちは、

そのことを上手には話せません。

最近の若者は…

と、嘆く前に彼らの短いながらの歴史を察して欲しいです。

「甘い」

「ネガティブ」

「やる気がない」

という言葉の裏には、人に語れぬ思いが隠れていることがあります。

確かに今の若者は、昔のようなイケイケガンガンタイプではないです。

でも、決して能力が劣っている、社会に適用する力がないわけではありません。

以前と比べて、ほんの少しだけ助走期間が必要になっただけです。

是非、企業の採用担当の皆様、彼らの言葉の裏側を察して頂けませんでしょうか?

不器用な若年者が、1人でも多く雇用の機会が与えられること強く願った1週間でした。

それでは、また来週…



今回は年末に起きた我が家の重大事件から…

我が家には、14歳6ヶ月のワンコがいます。

人間で言うと70歳位の老犬です。

耳が遠くなったり、反応が鈍くなったり、目に病気が出てきたりと、

老化に伴う症状が出て来ていますが、歳の割には元気なワンコでした。

ところが昨年12月24日の夜、突然後脚が動かなくなりました。

前脚を踏ん張りバタバタと動かすのですが、腰が抜けたように後脚が全く動きません。

慌てて動物専用の救急病院に連れて行った所、椎間板ヘルニアと診断されました。

犬の椎間板ヘルニアは出来るだけ早めに手術を受けないと歩けなくなると言われ、

早めに主治医と相談するように言われました。

翌日、ワンコを連れて主治医に診断してもらいました。

主治医「確かに椎間板ヘルニアで、体に麻痺が出ていますから、本来ならすぐに手術をすすめます。

    でも、検査と手術で二度全身麻酔をかけるので、その麻酔に体力が保つかが心配です。

    心臓の心拍が弱くなっていますので場合によっては、そのまま目を覚まさない可能性があります。

    また、検査をした結果回復の見込みがないと判断されると手術は行われません。

    検査をするだけでも大きなリスクになります。

    更に、ごくまれに下半身の麻痺が全身に移り1週間以内に呼吸困難を引き起こし

    亡くなる可能もあります。

    手術をして症状が改善される確立と、最悪の結果に至る確立は半々です。

    そのほかにも、色々考えられるリスクが多く…」



主治医は想定される、様々なリスクについて説明してくれました。

手術後は強い痛みが伴う

リハビリには長い年月が掛かり、やはり痛みが伴う

手術をしても老体でもあるため、回復するかどうかはわからない

手術後すぐ亡くなる可能性もある


主治医の衝撃的な説明に言葉が出ませんでした。

一通り手術についてのリスクの話をしおえた時…

主治医「手術をするなら早い方がいいです。どうするか決めて下さい。」



え!!!!

こんな、状況でワンコの今後を決めないといけないの…!

手術すれば今よりは症状が緩和され、歩けるようになるかもしれない。

でも、ワンコの体力が持たないことや多くのリスクもある…

先ほどの主治医の言葉が頭の中で何度も何度もグルグル、グルグル回りました。


どうしよう…


どうしよう…


悩んだ末に出した結論は


「手術をしない」


手術をして直るかどうか分からない。

それより、手術をしても治らないかもしれない。

術後何年も、何年も痛みに耐えるような生活をしなくてはならないかもしれない。

もしかしたら、手術に入ったまま目を覚まさないかも知れない。

手術をするメリットがどうしても感じらず、万が一の可能性に掛けることが出来ませんでした。

また、そう遠くない未来に来るであろうワンコの最後を冷たい診察台の上で迎えさせたくない…

どうせ最後を迎えるなら、ワンコの大好きなお布団の上か

私が抱っこして家族の中で最後を看取りたいと思いました。

まして、後一週間の命かもしれない。

それなら今回のことはワンコの寿命と受け止めて、少しでもワンコが好きな家で皆と一緒に時間を過ごさせたい…

そう考え、手術はしないことにしました。

主治医は、まれに薬で症状が改善することもあるということで、年末年始は薬治療を薦めてくれました。

薬治療を始めての2、3日は本当に、私の介助がないと動けない状況でした。

年末は老犬介護の日々でした。

旦那さんと車椅子を作るか、買うかという相談までしていました。

ところが、お正月を過ぎた辺りから這って動くようになりました。

初めは、身体が慣れて来て動けるようになったと思いました。

ところが、日に日に這って動く速度が早くなり、ついには体を起こし立てるようにまでなりました。

お正月が終わる頃には、ヨタヨタですが歩けるようになりました。

1月7日 主治医に見てもらうとヘルニアで麻痺していた箇所が、薬の効果で治ってきているとか…

主治医も驚きなが、ワンコの症状を説明してくれました。

それから薬治療を続け、現在ほぼ以前と変わらない状況にまで回復してきました。

ただ、走ったり段差のあるところは腰の負担が掛かるので、お散歩などには行けませんが、

それでも自分で歩き、自由に動き回っている姿を見ると本当に良かったと思いました。

今回のワンコの病気は手術をしなかったことが一番の回復要因だったそうです。

もし手術をしていたら、ここまで回復できなか分からないとのことでした。

でも今回のようなケースはごくまれで、ほとんどのワンコはこのよう状況にはならないそうです。

今回はワンコが高齢だったこともあり手術を断念しましたが、

もう少しワンコが若くて手術の確立が高ければ「万が一の確立」に掛け手術をしていたかもしれません。

ほんの少しでも望みがあるなら、その望みに掛けたいって思いますよね…

でも本当にそのよく分からない可能性に掛けた方がいいんでしょうか…

就職の時は特に「少しの可能」に皆さんこだわりますよね。

先週もある研修でお会いしたAさんがこんな相談をしてきました。

Aさん「以前働いていたところは、仕事の内容も職場環境もすごくよくって大好きでした。

    ただ自分が体の体調を崩して、辞めざるを得ませんでした。

    最近、以前働いていた会社の経営者から体調がよくなったら戻ってくるように誘われています。

    特に年内、新しい支店をだすそうなので、その支店で働いて欲しいと言われました。

    また以前の取引先で懇意にしてくださっている経営者からも、

    近いうちに新しい事業を始めるから手伝って欲しいと誘われています。

    この仕事は本当に大好きで、出来たらやりたいのですが仕事の時間が不規則で

    また体調を壊したらと考えると迷います。

    特に年齢も年齢でいつまでもこの業界で働けるか分からないし…

    今、別の人から9時~5時で終る事務の仕事を紹介してもらえるようになっていて、

    この仕事は決まれば明日から働けます。

    以前働いていた業界しかしらないので、新しいし仕事をしてみたいという気持ちもありますが、

    大好きな仕事で働けるならその可能性にも掛けたいんですよね…

    どうしたら良いんですかねぇ…」


大好きな仕事か、新しい仕事か…

大好きな仕事でも、前の職場か新しい職場か…

悩む要素が沢山ありました。

ただ、現実問題として譲れないことがあってAさんは一人暮らしで、

自分が働かなければ生活が出来ないという状況がありました。

この点だけをみれば、新しい仕事は明日にでも働けるけど、大好きな仕事は両方とも年内とか近いうちと、

実際に働ける条件が整っていませんでした。

この状況だけ考えても「大好きな仕事に戻れる可能性に掛ける」にはちょっとリスクが多いように感じました。

それなら、まずは生活を支える仕事を優先的に考え、生活の基盤を確保する。

その後、働きながら大好きな仕事のどちらかに進むのか、もう少し情報を集めながら

比較検討してもいいように思いました。

無理矢理、「少しの可能性」で選択するより、選択できる情報が出てくるのを待つのも良いのではないでしょうか?

Aさんに限ったことではないのですが、好きな仕事がみつかったらから会社を辞めてその仕事に就きたい

という人の多くは、今の仕事を取るか、新しい仕事を取るかというに二択しかない方が多いです。

現状を維持しながら、新しい仕事に移行するように準備し、新しい仕事でやっていけると確信できたら

移行したほうが、リスクが少ないですよね。

今後どうなるか分からないことだからこそ、現状維持をしながら今後のことを決める情報を得ると

良いのではないでしょうか?

私のワンコの話と就職の話を一緒にするのはどうかと思われるかもしれませんが、ポイントは一緒です。

不確実な情報と自分の感情「直って欲しい」「大好きな仕事がしたい」だけで選択を急ぐより、

選択できる条件が出てくるまで「現状維持」という、3つ目の選択肢を用意も考えることが

大事なのではないでしょうか?

事を急ぐだけが、いい結果になるとは限らないのではないでしょうか?

決められないなら、現状維持をしながら決めることが出来るように情報を集めたり、

行動を起して次に備えることも時には大事だと思います。

今、何かの決断を迫られ、決められないでいる方…

「現状維持」も選択肢に入っていますか?

決定的な判断材料が出るまで、もう少し情報を集めてみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…



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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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