ジョブスタディ

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このブログは、主に私の教え子達の情報共有の場として、開設をしました。

つまり、身内しか見ないと思っていたのですが…

最近アクセスランキング「就職」のテーマで1300中、70位になるなど、

多くの方にご覧頂いていることに少々驚いております。

はじめましての皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

身内しか見ていないということで、特に私の研修スタイルについて

ご説明をしたことはございませんでしたね。

最近ちょっとお問い合わせがありましたので、簡単にご説明します。

私の研修は自分で考えて、自分で実践してみるというスタイルです。

研修は「気づいて欲しいこと」「取り組み方」をお伝えするので、

行動して欲しい状況や、考えて欲しい状況だけ話して、後は参加者同士で話し合い、結論を導きます。

その「気づいて欲しいこと」「取り組み方」についてのかたのテーマは、事業主様からのオーダーです。

「コミュニケーションを強化して欲しい」

「報連相を徹底させたい」

「会社組織に属している自覚を強化して欲しい」などなど…

このテーマに関するスキルを身につけることが重要だと気がつかせるようなワークをします。

企業のご契約によっては、経営者や育成担当者様と連携し、

研修終了後、会社でもそのつきにお話した研修内容を繰り返し指導することで、

徐々に参加者のスキルが高まっていくような取り組みをします。

この運営方法に近い研修スタイルが、毎月開催している職場定着を目指した、社員研修です。

この研修は昨年から取り組んでいるある県の雇用促進事業です。

普段は所属している企業で仕事をして、月に1回集合で研修をします。

研修で仕事に関するポイントや取り掛かりを学び、練習をします。

その研修内容を意識しながら、研修の翌日からまた1ヶ月間業務を行うという繰り返しをします。

これによって、少しずつ各自のスキルが高めていくことが出来ます。

ただ、これは講師と受講者との間に信頼関係が構築されていることと、

受講者が自ら実施しようとすることで始めて成果が現れてくる、気長な研修です。

先月から研修に参加したAさんは、これまでAさんが知っている講師像と私の研修の仕方が

少々異なっていたのでしょう。

初対面から色々とご指摘を頂くことが多い方でした。

この研修は、年度初めの4月から翌年3月までの1年間で実施しますが、

参加者全員が4月から研修をスタートするわけではなく、

6月からや8月からと途中から研修に参加してくる方もいらっしゃいます。

Aさんはそんな、途中参加の受講者でした。

Aさんと始めてお会いしたのは、先月の「思い込み防止研修」でした。

これは事業主や主催団体様から

「仕事に慣れてはきたのですが、話を最後まで聞かないで知っていることだと思い込み、

 これまでの分かっているやり方で仕事を進めてしまうことが多いので、

 もう少し状況や周囲の動きを見て仕事が進められるようにして欲しい。」

「仕事の指示や研修での実施指示をしっかり把握していないで行動をしている。

 指示が分からないなら、質問などをして不明点を払拭して行動してくれればいいのだが、

 話半分で行動するので、ミスが多い。

 何とか、軌道修正をしてもらえないか」

というご依頼で、行いました。

そこで、研修ではこんなワークを行いました。

私「思い違いで失敗したことってありませんか?

  まずは、自分で思い違いを指摘された状況を書き出してみましょう。」

何分か時間をとり、セルフワークをしてもらいます。

その後

私「書き出した内容をグループ内で発表してください。

  その発表内容から、なぜそのような状況になったのか、

  どんな状況だと思い違いをするのか原因を考えてみましょう。」

といういい、グループワークをしているテーブルを見て回りました。

参加者の多くは自分の失敗した事柄を書き出し、なぜそうなったのか自分で確認が出来ていたようです。

ところが、あるグループに参加していたAさんからこんな発言が聞こえてきました。

Aさん「なんでこんなことを考えないといけないだろうね。

    だいたい思い違いなんて説明の仕方が悪いからに決まっているじゃないですか。」

この発言を聞いてグループメンバーは苦笑い…

私が「本当に言い方が悪いだけなのかな…」

と、問いかけると…

Aさん「そうですね。説明が悪いと思います。

    正直先生だってしっかり指示してくれませんよね。

    中途半端な話だと、やるほうは何していいかわかんなくって

    ちっとも面白くないし、よく分からないんですけど!」

と、少々ご立腹ぎみ…

私「指示が分かりにくいですか。

  具体的にどんな所が分かりにくいですか?」

と、質問すると…

Aさん「それそれ、そのとん知問答みたいな質問がもう面倒くさい。

    させたいことがあるなら、○○を××にしてって、言いってください。」

私「仕事は指示されることだけでなく、自分で考えて工夫をすることも必要なんですよ。

  この研修はその練習なんです。

  詳しく指示をしないのは、自分でどうするのかを考えて欲しいからなんですよ。

  でも、自分で考えるのが難しいと思うので、

  グループワークで他の人の意見やアドバイスが聞けるようにしています。

  また、私にだって研修中分からないことは質問していいんですよ。

  分からないことがあれば皆さん質問していますよね。

  確認すれば作業が進められるなら、是非質問してください。

  仕事は指示を正確に把握しているか、指示プラスアルファの作業が出来るかを自分で考えて、

  自分で工夫できるようになると良いですね。

  どうしたら、そんな仕事の仕方が出来るのか考えてみましょう。」

とお話はしましたが、Aさんは全く納得できない様子でした。

結局、先月の研修中にAさんから質問されることはなく終わってしましました。

研修後、Aさんの上司にその後の様子を伺ってみました。

Aさんは、常に周囲の指示に従い、指示されたことだけを行うそうです。

仕事の指示をしても、常にAさん独自の判断基準に沿って行動をします。

上司からは依頼したことはきっちりするけど、それ以上のことはしてくれない。

周囲が忙しくしていても、手伝おうとはせずボーっとしている。

どうにかAさんに気がついて欲しくて色々問いかけたり、促したりしているそうですが、

「自分は出来ているから関係ない」

「自分の話ではないから自分はしない。」という気持ちが強く、

中々上手く反応してくれないとのことです。

これまで、何度かお話してきた経験智、価値観の相違ですね。

Aさんはこれまで、自分で何かを考えて自分で工夫してきた経験がないように思われます。

また、常に自分の考えが正しいという認識のもとで生活をしてきたのでしょう。

だから、自分の行動が誤っているかもしれない。

もっと、より良い方法があるかも知れない。

という発想はなく、常に「自分がベスト」と考えているようです。

それを裏付ける言動が先週の研修でも見受けられました。

先週の研修は、仕事の段取りを自分なりに組み立てて、作業効率を高める工夫をする研修をしました。

先月の研修のときに、実際に仕事で使っている資料やファイルを持来るようにお話をしていました。

その資料を使って各自の仕事を時間軸に分解し、関連する仕事ごとにまとめていきます。

また、普段あまりしない仕事を忘れないようにする工夫や

一度聞いた仕事をどのようにまとめて忘れないようにするかをレクチャーするとお話をしました。

多くの参加者は自分でファイルや資料を持ってきて、

説明とおりに工夫をして思い思いの「お仕事ファイル」を作っていました。

しかし、Aさんは、何も取り掛からずボーっとしています。

私「今日は会社で使っている資料は持ってこられなかった?」

Aさん「資料なんて要りません。仕事の内容は全部頭に入っていますから。

    それに私の仕事って私にしか出来ないので、特に資料化する必要ないですから。」

私「それでは、今以上に作業効率が図れるように、その頭に入っている仕事を書き出して見ましょう。

  もっと、時間の短縮や作業効率が高まるようなことが発見できるかもしれませんよ。」

Aさん「そんなこと、無駄です。

    今の状況で十分効率的なので、する必要はありません。

    先生は、先月自分で考えろっていいましたよね。

    いま考えて、する必要がないので、しません。」




よほど、「自分で考えること」がお気にめさなかったようです…


仕事をするときに、自分で考えることは、状況の改善です。

「今よりももっといい方法はないか、もっと効果的効率的に行えることはないか」と考え、

自分の行動が周囲の仕事を助け相乗的に効果が高まることを意味します。

自分の都合や自分勝手に振舞うことを考えることではありません。

これも研修の中で何度となくお伝えしている

「仕事は自分の出来ることを、出来ない人の代わりに行って、人の役に立つこと」

先月から研修に参加しているAさんには、まだ浸透していないようです。

Aさんとのお付き合いは始まったばかり。

来年の3月までにはAさんが成長の兆しが見えるように、ご指導をしていきたいと思っています。

そのためにも、もっとAさんとの会話を増やし、考えの相違を埋めることから始めます。

皆さんの周りでも、皆さんの言動に反発してくる方がいたとしたらそれは、

その人の経験してきたこと考え方と、皆さんの発言に賛同できない大きな相違が

あるからではないでしょうか?

反発するには理由があります。

時間をかけつつ、その差の原因を探り、差が埋められるような言動をしていけば、

その方に対する接し方も変えられるかもしれません。

気長に取り組んでみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…

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9月に入り、2週続けてJobstudy.jpを開催しました。

Jobstudy.jpとは、年齢に応じて段階的に職業知識が得られる体験型教育プログラムです。

以下の写真は9月に実施した職業体験の様子です。

DSC00412 (640x360)

(小学生の部 美容師体験 職業体験指導・教材提供:株式会社ダリア)

DSC00416 (640x360)

(小学生の部 部品の組み立て体験 職業体験指導・教材提供:株式会社大晃鋲螺)

webクリエイター体験

(小学生の部 Webクリエイター体験 職業体験指導・教材提供:株式会社ハコブネ)

部品設計

(中学生の部 部品の組み立て体験 職業体験指導・教材提供:株式会社大晃鋲螺)


このブログのイラストのように、どんな年齢の方でもみんなで仕事のこと、働くことを学べる場を作りたい。

そんな思いではじめた取り組みです。

この思いは、2008年2月に起業しキャリア・カウンセラーとして

若年者(主に20代~30代後半の方)を対象とした再就職支援の仕事をしていた頃から、考えていたことでした。

就職に関する相談をの多くは…

仕事がない。

中々就職先がない

自分に出来る仕事がない

何をしたいか(なにができるか)わからない

という内容でした。

反面その方々は、地域にある企業のことや仕事の内容については、あまりご存知ではなかったです。

例えば、30人くらいの小さな食品の卸会社がありました。

地域ではそんなに名前が知られている会社ではありませんが創業70年も続いていて、

今も多くのお客様を抱え、それなりに実績のある会社です。

その会社がルート営業の求人を出しても、中々人が応募に来ないそうです。

このような会社を、先ほどの方々に紹介するようなことがあっても

「どんな会社か分からないから、行きたくないです。」

「聞いたことがない会社はなんか怖いからいいです。」

と、断ります。

つまり「仕事がない」「就職先がない」

ということ以前に、仕事のイメージがわかないこともあって、応募を躊躇する、

自分の身の回りの職業や企業を知らないから、選択できないことも要因のように感じられました。

また、学歴の壁で就職できないケースも多いです。

企業は人が欲しいけど、中々応募に来てくれないと困っていました。

若者は就職先がない、仕事の仕方、働き方が分からないと困っていました。

このような事由を踏まえて、自治体は様々な就職支援政策で企業と若者を結び付ける取り組みをしています。

数年前の取り組みとしては、ある県が中々就職が出来ない若年者に対して、

年齢、学歴、経験や資格を問わず企業が正規雇用することを前提とした雇用推進事業を行いました。

これは、1年間の職業訓練を含み企業が技能を身につけさせ職人として育成をしようという事業でした。

年齢も、経験も、資格も問われないということで、本当に多くの若者の雇用チャンスが広がる取り組みでした。

しかし、若者はやはり、仕事のイメージがわかない。

何をするのか分からないので、応募がしたくないといって中々人が集まりませんでした。

更に企業は企業で、当初学歴も問わないといっていたのに、ある時期から「高校卒業以上」という制限をつけました。

それは本当に正規雇用を考えたとき、後々は仕事で必要となる様々資格取得もして欲しいと考えたからだそうです。

しかし資格の内容が「高校卒業と同等の知識レベル」が要求される内容が多い。

ある企業は、以前まで本当に学歴を問わなかったそうですが、仕事に必要となる資格取得を目指させたとき、

どうしても学歴で合格率の差が出てしまったそうです。

受講料も企業が負担していたそうですが、そんなに安い金額でもないので何度も受験させるのが厳しい。

また、本人達も仕事と勉強の両立が難しく、結局仕事を辞めてしまうことが多くなったそうです。

それ以来、仕事に必要となる資格を考えると学歴の制限を設けるようになったそうです。

私はこの話を、Aさんという方に説明をしたことがありました。

Aさんは「こんな話聞いた事ないですよ。

     勉強って大学に行くためにするんだと思っていました。

     私は家庭の事情もあって早めに働きたいって思って、高校も途中で辞めて働きました。

     でも、高校を辞めても思っているような仕事に付くことが出来なかったです。

     その理由がやっと分かりました。

     ある程度の知識がないと仕事で必要となる資格が取りにくいんですね。

     だから学歴って重視されるんですね。

     もし、このことを中学や高校のとき教えていてもらったら、もう少し頑張って勉強したのに…」

私は、このときの言葉とAさんの表情がいまでも忘れられません。

そう、もっと小さいころからいろいろな仕事のことが勉強できたらいいのに…

説明だけじゃなくって、実際に自分で体験できたらいいのに…

こんな思いからjobstudy.jpを立ち上げ、2010年から地域の小学校に地域の中小企業4,5社に来ていただき、

会社の社会的な役割、仕事の必要性、この仕事をするのに必要なことなどを、

実際の企業から説明をしてもらい働き方、仕事の選択の仕方を体験しながら学んでもらいます。

このような取り組みは、様々企業や自治体でも行っていますが、私は学校での開催にこだわります。

理由は保護者に連れて行ってもらえないような場所での開催は、

保護者につれていいてもらえる子どもしか参加が出来ないですよね。

保護者に連れて行ってもらえない子どもは、絶対に参加が出できないんですよね。

これは今の日本におきている職業格差の始まりのような気がしてならないんです。

もっと多くの子ども達も、多くの職種を知り学べば選択肢が増えます。

取り組み方も学べば、就職の確立も高くなります。

でも、子どものころからそのようなイベントに参加したことがない子ども達は、

職業も知らない、その仕事に就くまでもプロセスも知らない…

日本全国のすべての子ども達が平等に職業知識が得られる場所は学校しかないと思いました。

学校なら、子どもが自分の意思で参加したいと思ったら、自分の足で歩いて来られますよね。

自分の身近な場所で、身近な企業を知る。

その仕事を小さいころから触れて、知っておくだけで将来の仕事選択肢は格段と増えるはずです。

このイラストのように、子どもも、学生も、社会人もみんなが集まって職業について学ぶ。

そんな場所が少しでも広がっていけるように取り組んでいます。

今年は2校開催が出来ました。

これも、活動に賛同してくださる、学校と協力企業のお陰です。

地域の子どもの育成は、地域一丸となって取り組む。

そんな、昔ながらの社会が増えることを心から願っています。

それでは、また来週…


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先週は5月から関わってきた研修が1つ終わりました。

この研修は未経験の職種に挑戦する方々を支援研修でした。

最後の研修は参加者の方の応募書類の添削でした。

2日間で、20名の応募書類の添削をしました。

私からの卒業祝いの意味も込めて、ご参加者お一人お一人のお人柄や、取り組んできたことが

表現できるような応募書類の作成を完成させてあげたいと考えました。

でも、2日間で全員の書類添削は非常にタイトな状況です。

そこで先月事前準備として講義の中で自己分析や企業研究の方法について説明をしたり、

希望者だけにしましたが個別の面談の実施も行いました。

それでも、応募書類がかけないという方が多かったので、先月宿題を出しました。

各自これまでの行ってきた仕事の記入です。

しかし、多くの方が何を書いていいかわからないというので、

私はジョブカードの様式2(職務経歴シート)を使って記入する方法を紹介しました。

(厚生労働省 ジョブカードダウンロードより)


このシートは「企業名」「在籍した期間」「職務の内容」

「職務の中で学んだこと、得られた知識・技能、果たした役割、貢献したこと」を記入します。

例えば、A社に10年間勤務したとします。

その間、事務、営業、広報の仕事に関わったとしたら、それぞれ仕事で活用する能力が異なりますので、

「職務の内容」を「職務の中で学んだこと、得られた知識・技能、果たした役割、貢献したこと」が変わってきます。

ここをまとめてしまうと、その人の良さが表現できにくくなるので、職務ごとに分けて記入するようにお話します。

また、B社で10年間営業をしてきたとします。しかし転勤が多いという場合は、勤務地ごとに分けて記入をします。

人は環境によってもおきな変化や成長を遂げますので、勤務する場所が異なった場合も

仕事の内容と学んだとこを細かく記入するようにお話します。

ところがこの書き方が中々難しいといいます。

大まかな書き方は集団研修でもお話できますが、細かい個々の経歴にあわせた能力の棚卸しは面談が効果的です。

例えばAさん 20代前半の男性です。

学生時代のアルバイトから学校卒業後も仕事して、その後数回転職しています。

職務の内容はある程度、細かく記入することが出来ていましたが、

「職務の中で学んだこと、得られた知識・技能、果たした役割、貢献したこと」が、上手くかけないといいます。

職務の内容:接客

得られたこと:敬語と電話応対

これでは、Aさんの良さが伝わってきません。

確かに、学校の勉強や仕事の取り組みは結果が重要で、そのことを必ず明確にするように教育されてきていると思います。

ですから、接客の仕事を通して得られたものの結果として、敬語と電話応対という書き方は間違っていません。

しかし、これでAさんがどのような人なのかは全くイメージをすることが出来ません。

もちろん、これでご本人が面接で雄弁に自己PRをすれば大丈夫かもしれませんが、

このような書類の書き方をする人の多くは、無口で自己PRが苦手な方が多いんですよね。

Aさんも、あまり自己PRが得意なタイプではありません。

このような方ほど、応募書類に自分が取り組んできたこと(プロセス)をしっかり記入し、

自分の人物像を相手に伝えると良いのです。

ではどのようにするかといいますと…

私「このアルバイトで学んだ事は敬語と電話応対なのね。敬語はスムーズに話せていたの?」

Aさん「そんなわけないですよ。結構変な言葉遣いで、上司に叱られたばかりでしたよ。」

私「じゃぁどうやって、敬語がスムーズに話せるようになったの?」

Aさん「出来るだけ先輩の話を聞いて、真似しました。本当に全くわからなかったので、
   
   時には会話の内容をメモしたりして、言葉遣い覚えましたね。」

私「凄く工夫しながら敬語を覚えたんだね。

  その、そのプロセスも添えて書いたら、Aさんがどんな風に敬語を身につけていったのか

  読んでいる相手に伝わりやすくなると思わない?」

Aさん「そうですね。わかりやすいです。」

というように、自分がその仕事するまでにどのように工夫し取り組んできたのかを記入すると、

初めての人でも相手の人柄を読み取ることが出来るようになります。

どうしても、結果のみしか書かないといけないように感じる方が多いのですが、

職務経歴書に関してはプロセスを明確に記入したほうが良いのです。

しかし、ダラダラと長く書くのは読むほうが大変なのでお勧めが出来ません。

出来るだけ手短に、自分の人柄や持ち合わせているスキルがイメージできるように表現すことが重要です。

何を見て、何を感じて、自分なりに取り組み、どうしてその結果を導き出したのかを記入しないと、

皆さんの頑張りが伝わらないんです。

これは、専業主婦をしていた方でも、学生の方でも考え方は一緒です。

職務経歴書は、職業を通して自分の人柄や能力を表現します。

もし、その表現をする職業が少なければ、日常生活の中で自分が取り組み工夫して自分の成長したことを表現してもいいんです。

職歴が全く無ければ、「自己紹介書」という書類で自分をPRすることでもいいんです。

ポイントは…

きっかけ:なぜそのことをしようと考えたのか

出来なかったこと:取り組みはじめたとき、上手くいかなかったことを書きます。

自分なりに工夫して取り組んだこと:出来なかったことに対して、
                 どのように工夫して取り組んでいったのかそのプロセスを簡単に書きます。

出来たこと:その結果、得られたこと、自分が成長したことを書きます。

例)ある専業主婦の方が自己紹介書で記入した自己PR

私はコミュニケーション力には自信があります。

私の主人は転勤が多く生活習慣も、言葉も、味覚も、全く異なる土地に2,3年サイクルで移転します。

やっと生活に慣れたかと思う頃に、また見知らぬ街へ行って生活に馴染むのは非常に大変です。

ある地域に移転したときに、友人となった方から少しでも早く地域に馴染む方法として

市民サークル活動に参加することを教えられました。

早速サークルに入会しやものの、初めは言葉がわからず戸惑いました。

しかし、定期的に複数の方とお会いすることで、徐々に言葉のニュアンスがわかるようになりました。

また、親しくなった方に言葉の意味や使い方を教えていただくことで、短時間で言葉の障害が克服できました。

今ではどのような方とでもコミュニケーションをとることが出来ます。

など…

プロセスあることで、この方がどのように頑張ってコミュニケーションを取ってきたが伝わってきますよね。

仕事していない=何もしていない

と、考えると自分の頑張りが見えなくなってしまうと思います。

大事なのは、どんなことでも自分なりに上手くいくように取り組んできたことがきっとあるはずです。

そのことに、重きを置いて考えてみてはいかがでしょうか?

1人で考えるのが難しい方は、いつでもお気軽にご相談ください。

それでは、また来週…



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先日、福岡市のイベント「ミニふくおか」にサポーターとして参加してきました。

これはある体育館の中に、市役所、食堂、レンタルショップ、

交番や新聞社など様々な施設や仕事をする場所が用意された、小さな町が作られていました。

この町には子どもしか入ることができません。

子どもは街に入ると市民票が発行され、仕事をすることができます。

仕事はハローワークで探し、各仕事を募集している食堂や市役所などに行って仕事をします。

15分単位で仕事をすると報酬がもらえるようになっていました。

15分で仕事を辞めて他の仕事に移ることもできれば、2時間働き続けることも可能です。

この報酬でお菓子を買ったり、食事をしたり、ゲームをしたりして過ごします。

すごくお金がたまれば、自分でお店を出すこともできます。

仕事はハローワークに出ている、求人票から自分で興味を持ったもの、

出来そうな事を探して仕事をしていました。

仕事をしなくても町で過ごすことは出来ます。

でも、働かないとお金がもらえません。

お金がないと町で食事や買い物ができないので、

お腹がすいた子どもは、自分の意思で仕事を探し、働きます。

現実社会の縮図を見ているようでした。

初めはこのシステムがよくわからず、戸惑う子どもや遊びばかりをしていた

子どもたちが多かったです。

でも、町で生活し周囲の様子を見ていくと、徐々に何をしたら良いのか理解ができてくるようで

徐々に働く子どもが増えてきました。

また、全く初対面の子ども同士でも、仕事を通して親しくなり

どうしたら仕事がよくなるのか、互いに相談をしながら役割分担をして、

仕事のフォローをし合いきました。

一日の終わりごろには、子どもの「店長」というリーダー職も誕生していました。

何もわからない状況でも「食事をしたい」「お菓子が食べたい」「おもちゃが欲しい」という

欲求があれば、子どもは仕事をして報酬を得、その欲求を満たそうと頑張り、仕事をしていました。

ある程度お腹が一杯になると、別の欲求が出てきて子どもたちは更に仕事を頑張っていました。

中には、もっと仕事したい、町を良くしたいという欲求から仕事をしている子どももいました。

最近の子どもは何もしない、何もできないと言われることもありますが、

自分でしなければならない状況になれば、ちゃんと創意工夫していました。

正に環境が子どもの成長を後押ししているんだと感じました。

以前、中小企業の経営者の方から伺った、環境が人を育てるという話を思い出しました。

「先生、何もできなくても、何もわからなくても、

 本人が何とかしよう、どうにか頑張ろうと思えばちゃんと成長できるんですよ。

 仕事なんで選んでするもんじゃない。

 頼まれたことをしっかり、一生懸命すればいつかちゃんとできるようになるんですよ。」

働いている子どもたちを見ながら、本当にこの言葉の通りだと感じました。

本人がなんとかしよう、頑張ろうという気持ちがあれば、何もわからない状況でもちゃんと順応していました。

それと同時にその後に続いた話も思い出しました。

「本人の意識が大事ですね。

 頑張ろう、何とかしようと思うことを、今の若い人はしませんね。

 これは社会がよくないかもしれない。

 働かなくても生活ができる環境になれば人は働かんでしょう。

 何とかしようと思わんでしょう。

 今の若い人は必死さがないなぁ。

 昔よりみんなお行儀が良くって頭がいいかもしれん。

 でも仕事は欲求と情熱です。

 もっと、仕事が上手になりたい。
 
 会社の役に立ちたい。

 お金が欲しいという欲求が仕事に対する情熱に変えるんですよ。

 欲求と情熱がない人は長続きしない。

 長続きしなさそうな人(すぐに辞めそうな人)は企業は情熱と経費をかけて育成はしませんよ。

 先生、欲求と情熱のある若者を育ててくださいよ。

 勉強と一緒に情熱も教えてください。」

ミニふくおかに参加した子どもたちには、溢れんばかりの欲求と情熱がありました。

みんなが、何かをしよう、町を良くしようと欲求と情熱を持って取り組んでいました。

今、就職活動をしている皆さんは、企業にどんな情熱を伝えていますか?

どんな欲求を仕事や企業に抱いていますか?

これを見つけるのが至難の業だという人もいます。

本当に、何も考えられないでしょうか?

「何かをしたい」という気持ちは特別なことでなくていいのではありませんか?

みにふくおかに参加した子どもたちのように、シンプルな欲求からでも

自分を動かすことはできるのではないでしょうか?

特に今就職活動をしている方は、諦め、妥協、あせりなどで旨く自分の情熱を

表現できなくなっているかもしれませんね。

今だからこそ、自分のしたいこと、企業や仕事に対する思いを見直ししてみてはいかがでしょうか?

それでは、また来週…


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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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