ジョブスタディ

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皆さんは自分の性格をどのように考えますか?

私の知っている学生の多くは自分の性格が好きではないと言います。

好きか、嫌いかは別にしても、自分がどのような性格かを把握することは

就職活動をする上でとても重要になります。

自分の性格を把握する方法は様々ありますが、私は大学の講義や社員研修で中でエゴグラムを行います。

エゴグラムとはアメリカの精神分析学者エリック・バーンの交流分析における自我状態をもとに、

アメリカの心理学者ジョン・M・デュセイが考案した性格診断法です。

人間の性格は、親から受け継いだものや、育った環境、その人の年齢、経験などさまざまな要素で作られ、

複雑な性格も5つの心の領域に分類します。

多種多様な解説書がありますが、今日は普段学生向け簡素化した内容でご説明します。

名称や、ニュアンスが多少異なることがあるかも知れませんので、ご興味のある方は専門書でご確認ください。

エゴグラムでは、人が誰でも持ち合わせている5つの性格キャラクターの存在を確認することができます。

5つの性格キャラクターは

父親のキャラクター(厳しい親)

母親キャラクター(優しい親)

冷静な大人キャラクター

自由奔放な子どもキャラクター

従順な子どもキャラクターです。

このキャラクターは、接する相手によって無意識に登場し、周囲との交流を図ります。

例えば仕事上で部下を指導する際は、父親キャラクターで接したり、

友人と飲み会で会うときは、自由な子どもキャラクターで接したり、

仕事のミスで問題を解決しなければならないときは、冷静な大人のキャラクターで接したり

周囲の状況によって、登場するキャラクターは変わります。

ただエゴグラムを実施する際は、自分自身に問いかける作業をします。

この結果で一番数値が高いキャラクターが、メインキャラクターと呼ばれ、

自分の性格を仕切る役割をします。

例えば、メインキャラクターが自由な子どもの人は、

生活場面の多くで楽観的な考え方をする傾向があるとか、

従順な子こどものキャラクターが強い人は、ここ一番というときでもしり込みをしてしまうなど…

また、各キャラクターには相性のようなものもあり、

例えば上司が自由な子どもキャラクターの人は、小言の多い父親キャラクターの部下が苦手とか、

母親キャラクターの上司は、冷静な大人キャラクターの部下の喜怒哀楽を表さないところが苦手など…

各キャラクターの特徴を把握することで、苦手なキャラクターの接し方を対策する事が可能となり、

対人コミュニケーション力を強化を図ることも出来ます。

このように自分には5つのキャラクターが存在しています。

多くの方はこのキャラクターを上手に使い分け、各キャラクターのパワーバランスを上手に保って使い分けています。

ところが、先日カウンセリングしたAさんは、このキャラクターのバランスが悪い方でした。

Aさんは父親キャラクターの影響が強く、自分にも人にも厳しいタイプでした。

Aさんが得意分野であること他の人が上手くできないと、厳しく指導をしました。

しかし、周囲の人が上手くできているのに、Aさんが上手くできないと、Aさんは自分を許せなくなるそうです。

「なぜ、他の人ができているのに、自分はできないんだ。

 他の人ができているのに、自分ができないのはおかしい。

 頑張りが足りないんじゃないか?

 もっとしっかりしろ!」

そんな心の声が聞こえてくるようになったそうです。

しかし、Aさんが経験したことがないこと、知識がないことは上手くいくはずがありません。

「出来なくて当然。焦らなくていいじゃない」

そういう母親キャラクターの発言があっても、

「いや、出来るはずだ。甘えていんだよ。 頑張りが足りないんだ。」

と、父親キャラクターが叱責してくるそうです。

そんな日が数週間続いたときから、Aさんは体に異変が出てきたそうです。

高熱、吐き気、めまい、頭痛、過呼吸…

そして、ついにAさんは会社に来ることが出来なくなったそうです。

現在もAさんはお休みしたり、半日だけ出勤したりの日々が続いているそうです。

確かに、妥協を許さず仕事に厳しいことは必要なことです。

でも、それが自分に負担になりすぎるのは少々頑張りすぎです。

頑張りすぎると、自分が益々大変になります。

もし、頑固な自分が出てきて中々話を聞いてくれなくなったら、是非一度キャリア・カウンセラーに相談してください。

あなたの、頑固なキャラクターをなだめる、お手伝いをしてくれるかも…

一人で戦わないで、是非助けを求めてください。

誰にでもあることなんです。

お気軽にお問い合わせください。

それでは、また来週…


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先日、偶然町で教え子のAさんと再会しました。

Aさんはとは、2年ほど前に行われた若年者再就職支援研修でご一緒しました。

Aさんは、自分で自分の気持ちをコントロールすることが苦手な方で、

特に人との関わり方に苦手意識を持っている方です。

Aさんの背景には、お母さんとの関わりがあります。

Aさんは母子家庭でAさんが幼いころ、ご両親が離婚されたそうです。

離婚直後から、お母さんは何かにつけ、Aさんに対し

「もう、そんな所がお父さんそっくり。見ていてイライラする。

 なんでそんなことするの。お父さんみたいなことしないでよ。」

と、お母さんから、事あるごとに「お父さん」を引き合いに出され、

Aさん個人ではない理由で叱責されることが多かったそうです。

「お父さんのこと言われても、知るかって感じですよね…」

お母さんの話をするとき、必ずAさんからこのフレーズが出てきます。

そして何時のころからか、Aさんは周囲の言動がとても気になるようになったそうです。

Aさんは自分で考え、自分で行動することが出来ますが、

その考えをまとめて行動することが、他の方よりも多少時間がかかる場合があります。

でも、自分で結論は出せるのですが、そのAさんのペースを乱されてしまうと、

Aさんは行動すること、物事を判断することをやめてしまいます。

フリーズ(固まって動かなくなる)してしまうのです。

日常生活で、少しでも動きを止めるといろいろな不都合が出てきますよね。

例えば働いていることを1日やめる(欠勤)すると、次の日会社に行きにくくなりますね。

メールが来ているのに、何日も放置しておくと返事がしにくくなります。

Aさんがこんな状況になると、ますますどうしていいのか分からず、動けなくなるそうです。

今の、Aさんのように自分ではなんとかしたいと思いながらも、

困ったことが起きた時に動けなくなって、そのことに関わらないようにしようと考える方が増えてきています。

無断欠勤、無断退職などをしてしまう方が、Aさんのようなタイプの方です。

無責任な意識で行っていることではないんですね。

悪いことをした、迷惑をかけてしまったと思うからこそ、その対処方法が分からず

その場から離れるという行動を取ってしまうのです。

例えば、Aさんはある方から仕事を頼まれていました。

ある機材を使って、品物を作成する仕事でした。

引き受けたときはやる気満々で、頑張ろうと考えていました。

しかし、その仕事以外のことに追われ、頼まれていたことが出来なくなりました。

この時点で、事情を説明して納期を延ばしてもらうか、

その仕事をお断りして預かっていた機材も返却すれば良かったのですが、何もしないで放置していたそうです。

当然、仕事を依頼した方からAさんに対して、納品の確認連絡や資材の返却に関する連絡が沢山いきます。

それで、ますますAさんは「怖い」と思い何も出来なくなったそうです。

この状況を知った、Bさんが、Aさんと仕事を依頼したかたを取り持ち、

機材の返却と相手に対する謝意をすることが出来たそうです。

Bさんから

「なんでこんな簡単なことも、しなかったの?」

と聞かれたAさんは

「人に会うのが怖くなったんです。誰とも関わりたくなかったので、

 時間が経てばどうにかなるかと思ったんです。でも、時間が経てば経つほど言いにくくなって…。」

このようなことが繰り返されるので、Aさんに対する信用はなくなり、ますますAさんは孤立していきました。

こんな自分を変えたいと思って、Aさんは再就職支援研修に参加したそうです。

研修中は明るく元気に見えるのですが、やはり心のバランスが取れないのか、

欠席したり遅刻をすることが多かったです。

それでも、頑張って仕事をしようと思っていたようですが、人に対する恐怖心や疑心はぬぐえなかったようです。

研修が終了するときAさんは、

「技術を身につけて、あまり人と接しなくていいような仕事に尽きたい。

 山奥とかに住んで、自給、自足の生活が出来たら最高!」と話していました。

その後、何度となくメールなどでやり取りをしていましたが、

昨年の年末ごろから、Aさんのメールは途絶え、メールを送っても返信が来なくなっていました。

そんな、Aさんと偶然町で再会。

Aさんから声をかけられ、開口一言目が

「先生、人と関わらない仕事ってないんですね。

 どんな仕事でも、1人か2人と関わらないといけないんですよね。

 農業をしても、技術を磨いても、何かしら誰かと関わらないといけない…

 誰とも会わないで、誰とも関わらない仕事ってないんですか?」

私「それはないねぇ…

  だって、お金は自分からは貰わないし、自分では作れないよね。

  仕事って自分のためじゃなくって、相手のためにするから、相手からお金が貰えるのよね。

  自分以外の人が出来ないこと、困っていることをしてあげた代わりとしてお金がもらえる。

  相手がいないと仕事にならない。

  だから、人と関わらない仕事って存在しないよ。」

Aさん「そうか…
    
    そういうことですよね。

   人のためにするから、お金もらえるのか…

   そんな風に考えられなかったなぁ…

    でも、出来るだけ人に会いたくないし、自分に関わって欲しくない…」


私「全く人と関わらないで仕事をすることは出来ないけど、仕事の相手は選んでいいんだよ。

  Aさんに対して、好意的な人、友達数人の中でできる仕事をしてみたら良いんじゃないかな…」

Aさん「そうだね。そんな風に考えればちょっと気が楽になりました。

    また、仕事の仕方を考えてみます。」

こんな会話をして、別れました。

Aさんのように、人に対して「恐怖心」「疑心」を抱く方が増えていますね。

それゆえ、自分のPRするのが怖いと感じている人もいるのではないでしょうか?

仕事は相手が出来ないこと、困っていることを変わりにやってあげることがスタートラインです。

この相手は誰でも良いのか、自分の好きな人だけにするのかは、皆さん自身で決めることが出来ます。

学生の皆さんはこのことが企業研究につながります。

自分の仕事をする内容、仕事の環境は自分で決められます。

なかなか、内定がもらえないと思っている方、その仕事は本当にあなたが出来る仕事でしょうか?

無理な選択をしていませんか?

この時期だからこそ、再度自己分析、企業研究を見直してみてはいかがでしょうか?

仕事は相手がいることです。

自分を活かせる相手選びをしてみてはいかがでしょうか…

それでは、また来週…

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前回のブログ「優しさの範囲」の内容とちょっと重複するかもしれませんが、

今週も人の思いについてご紹介したいと思います。

皆さんは、自分が良かれと思ってしたことが

中々思うような結果や評価に繋がらないことってありませんか?

例えば、友達のためを考えて発言したり行動したことが相手にとっては大きなお世話だったとか…

おせっかいだと思われたくないから、何も発言しないようにしようと思っていたら、

「何で何もいってくれないの。冷たいよね。」って言われたり…

職場の派閥に属しているように思われたくないから、

誰にとも深く関わらないようにフラットな関係を保とうとしていると

「Aさんって、本当に調子よくって八方美人だよね。」と言われたり…

「自分っていったい何なんだろう…」ってすっごく落ち込むことってありませんか?

先週はなぜか、このテーマの話を多く聞きました。

その中で、特に印象的だったBさんのケースをご紹介しますね。

Bさんは販売会社の営業課長です。

Bさんには入社3年目のCさんと、入社2年の目Dさん、Eさん、今年の新人Fさんの部下がいます。

Bさんにしてみれば、そろそろCさんに色々な仕事のリーダー的な役割をして欲しいと考えていました。

しかし、Cさんはそんなに積極的に仕事をしていくタイプではありません。

そこで、BさんはCさんを中心とした自分の部下たちに、秋の新商品を購入してもらうため

商談会用のプレゼンテーションを任せることにしました。

新商品のコンセプトやターゲットなど大まかな情報提供をして、

後は自分たちで考えて資料を作成し発表するという内容です。

Cさんにしてみればちょっとハードルが高いようにも思いましたが、

他の部下にも協力してもらえば出来ないことは無い。

このことが、Cさんの成長になると確信をしていたそうです。

Cさんに打診したところ、ちょっと悩んだようでしたが

「やってみます」と返答してきてくれたので、

先週中に大枠のシナリオを考えて説明するように依頼をしました。

先週、木曜日

Cさんを中心とした若手のメンバーが、Bさんに商談会に向けたプレゼンのシナリオを説明しました。

正直、とても企業のプレゼンとして行える内容のものではなかったそうです。

ターゲットに対しての商品を提案する根拠であったり、

ターゲットが商品を使った際の利用効果に対する根拠となる裏づけデータが足りないなど、

資料の作り方や、プレゼン内容に詰めの甘さを感じたそうです。

Bさんはコンセプトの捕らえ方や、シナリオや資料の作成方法ポイントを見直すように指示し、

再度商品のコンセプトや商談会の趣旨を理解するように話しました。

するとCさんから…

「正直そこまでしないといけないなんて、考えてもいませんでした。

 根拠データも、2,3プランあれないいと思っていましたので、

 今のような内容まで要求されるなら、正直無理です。出来ません。

 自分たちで考えてやればいいいって言うからやって見ようと思ったんですけど、
 
 今の話だと、とても自分たちの考えていることとは違うし、要求が高すぎます。

 他の仕事もあるし、これだけをすればいいという状況でもないです。

 申し訳ございませんが、今回のプレゼン担当は無かったことにしてください。」

と、言われたそうです。

Bさん「Cさんだから出来ると思ったんだけど…
 
    それに、そんなにハードな要求じゃないと思うけど…

    根拠データをもう少し集めて、内容の分析をすればいいという話なんだけど、

    本当に出来ないですか?」と聞くと

Cさん「正直この話を聞いたとき、私はやりたいと思いませんでした。

   ただ、他のDさんやEさんがやりたいっていうから…

   そうなると、自分が一番年上なので、自分が受けるって言わないと、

   他のメンバーが出来ないじゃないですか。

   でも、いざ引き受けたら、皆自分にまかせっきりで、全然協力してくれない

   Bさんは、何かと自分にプレッシャー掛けるし…

   ほんと、これ以上は無理です。」

Bさんはとっても悲しくなったそうです。

プレッシャーを掛けているつもりはなかったそうです。

本当に純粋にCさんが頑張って取り組めば、Cさんの成長になると思ったからそう言ったまでだそうです。

他の部下のことも気にかかるいので、何かあるごとに、部下に声を掛けて話しかけようと思い

なにかあるごとに、部下に話しかけてそうですがそれも実は迷惑なことだったとか…

何より、自分は部下から好かれていない。

どちらかというと、怖がられているという事実にショックを受けたそうです。

Bさんのダメージは強かったです。

「本当にCさんの意思でやろうって思って取り組んでくれると信じていました。

 そのために、自分は全面的にバックアップをするつもりでしかたら…

 でも、今回のCさんのアイディアは会社のイメージや品質を崩す内容だから、

 考えて欲しと思ったから言っただけなのに…

 張り切ってやるって言ってくれたと思いました。

 その時は、あぁ成長したなぁって本当に思って嬉しかったんです。

 でも、実は自分のことを怖いって思っていて、強要されていると感じていたとは…

 なんだか情けなくなりましたね…」

良かれと思ったことなのに、思いが伝わらなかったようです。

先週も書きましたが、人から怖い人、近寄りがたい人と言われて嬉しい人はいないですよ。

非常に気軽にこの言葉を使っている方がいますが、

この「怖い」「近寄りがたい」という言葉に傷つく人がいることは知ってほしいですね。


Bさんも、過剰に相手のためと考え何かをしようと考えないことをお勧めしました。

もし、相手のためと考えるのであれば、その後の結果はどうなろうと、過剰な期待をしないことをお勧めします。

人の考え方は十人十色。

一つではありません。

必ずしも相手が自分と同じような考えをして、同じような結論を出すとは限らないですね。

それを、忘れて、相手も自分と同じように「いい」と感じるはずだ

「きっと大喜びをするにちがいない」

と、過度に期待し、思い通りにならなかったときは、非常に落ち込みます。

人とは考えが異なるもので、同じであることが珍しいんです。

上司の立場として情報提供や必要となる方向性を示すことがあっても、

最終的に意思決定を行うのは相手 部下です。

その決定が自分と異なっていてもそういうものだと捕らえ、

徐々に育生していくつもりで関わることがポイントです。

ただ、今回のように期日が決まっている、やる人も決まっている状況で、仕事をボイコットされると困りますね。

思いが届かなかったことを想定して、いくつかの行動パターンを用意しておくといいでしょう。

例えば今回のBさんは、再度みんなでミーティングをしてどこが負担と考え、

どこまでなら関われるかを個別ヒアリングをして協力してもらう体制を作るそうです。

管理職の方ほど、良かれと持っても部下にその気持ちが通じないことが多いですね。

自分の思い通りしようとするほど上手くいかなくなるようです。

あまり気負わず、部下に振り回されないように自分なりの育生プランを考えて見てはいかがでしょうか…

それでは、また来週…



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交友のある学生たちと、先週あるイベントについて打ち合わせをしました。

彼らとは、大学2年生の頃から授業やイベントを通して、何かと関わることが多い学生です。

初めて会ったときは、大学2年生のとき。

まだまだ、あどけなさが残るとっても幼い印象の学生たちでした。

そんな彼らも今、大学4年生

就職活動の時期です。

多くの学生が面接何社行ったとか

内定が「出た」、「出ない」と一喜一憂している状況

しかし、彼らは…

お父さんの会社を継いで、自分の新しいビジネスを立ち上げようと考えている人

自分の趣味と実益をかねた活動団体を立ち上げようとしている人

自分がイメージしている仕事が世の中にないと考え、新しいビジネスを立ち上げようと考えている人

など…

一般的な学生とは少々異なる進路を考えているので、一般的な就職活動は考えていないようです。

ただ、もともとこんな発想をしたわけではありません。

この2年間、様々なことを彼らは彼らなりに考えて行動してきました。

自分たちの考えが甘くって、全く予想外の出来事になったり

時には仲間同士でぶつかり、活動が解散したこともありました。

そんな中で、自分で考えて行動できることがどれだけ大事で、

重要なことなのかを実感してきたようです。

先日の打ち合わせのときも、昨年メンバーと一緒に授業に参加した生徒の話になりました。

メンバーの一人Aさんから、こんな話が…

Aさん「Bさんもまだ就職決まらないんだって…」

私「そうなんだ。よかったら相談しにおいでって言っといてよ。」

Aさん「Bさんは先生が怖いんだって。」

私「え!そうなの? 何でだろう… ショック!」

Aさん「Bさんは、先生が優しいってことに気が付いてないんだよ。

    優しさって3つあるって言われているじゃないですか。

    例えば

    1つ目は、相手が転んだときに、体を抱えて起こしてあげる優しさ

    2つ目は相手が転びそうになったときに、相手の後ろから手を引っ張って

    転ばないようにしてあげる優しさ

    3つ目は転んだ相手の傍で、自分で立ち上がるように応援してあげる優しさ

    どれも、優しさでじゃないですか。

    でも、3つ目の優しさって気が付かないんですよね

    これって端から見ると意地が悪いように見えるんですよね。

    傍で頑張れって言うくらいなら、手を貸せばいいのに…

    そもそも、そうなる前に転ばないようにしてやれってよって、

    思われるじゃないですか?

    自分も先生に会うまでは、1つ目や、2つ目のことが優しさで、

    3つ目をする先生って怖いなぁって思って時もありました (笑)

    ただ、時間が経つと先生がどれだけ、自分たちのことを考えていてくれるか

    分かってくるんですよ。

    特に先生が、いつも言っている言葉があるじゃないですか


    『私は一生あなたたちの傍にはいれない

     だから、自分で危険をキャッチして自分で回避する力を身につけて欲しい

     もし、転んだら自分で起き上がって、自分でなぜ転んだか考えて

     次は転ばないようになって欲しい。

     そのために今、いろんなことをしておくんだよ。』

    
    これって、凄い優しさなんだなって、気が付いたんですよね。

    今、自分が後輩指導をするようになって、

    黙って相手のすることを見ているのって、本当につらいんですよね。

    どうしても、色々言いたくなります。

    でも、言うと、また同じことを言わないといけなくなって

    いつになっても、後輩は覚えてくれないんですよ。

    そこで、先生みたいにまず失敗するかもしれないけどやらせて見ようって思ったんです。

    失敗したら考えさせようって…

    そしたら、本当にこれまで何してたのって言うくらい、簡単に覚えてくれるんですよ。

    経験させるって、本当に凄なぁって思いました。

    先生はこの大事さを自分たちに分からせようとしてるけど、

    そんな大人にあまり会ったことがないし、あっても今まで避けてきたから…

    大人は、みんな1つ目か2つ目の優しさで接してくれるから、

    3つ目の優しさはすごっく怖く感じるんですよね。

    自分は、今3つ目の優しさが一番だと思ってますけどね…」


学生からこんな話しを聞かされるとは思いませんでした。

幼い面影だったAさんが、とっても大人びて見えて、成長したなぁって感じました。

2年間のことが思い出されて、本当に涙腺がゆるくなりました。

講師冥利につきた瞬間でした。

キャリア・カウンセラーという仕事は自立支援をします。

自分足で立って歩けるように支援をしていくのが仕事で、

手を取って一緒に歩く介助者ではないんですよね。

見守り、相手が自分で出来るようにしていくのが仕事です。

優しさはも、ちゃんと色々使い分けて接しています。

でも、一番良く使うのは、3つ目の優しさです。

人から、怖いといわれて嬉しい人はいません。

特にそんな気持ちで接していないのに、怖いと言われるのはちょっとやるせないです。

そんな時、Aさんのように話してくれる人の存在は本当に嬉しいです。

やはり、優しさは相手にわかるような、かかわりをしたほうがいいのでしょうね…

学生から教えてもらった優しさの種類でした。

皆さんのどのような優しさをご存知ですか?

相手にわかるような優しさですか?

相手に伝わりにくい優しさなら、少しアイテムを増やすといいのかも…

それでは、また来週…


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権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

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