ジョブスタディ

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
早いもので、今年も残すところあと数日ですね。

2012年度の就職活動もラストスパート!

大学4回生の皆さんは、この冬休みを有効に使って活動しましょう。

ただ、皆さんの就職活動について少々気になることがありましたので、今回はこのことをテーマにお話したいと思います。

エピソードは2つあります。

1つは、先週キャリア・カウンセラーを担当した就職EXPで感じたことです。

朝、雪がちらつく寒い日でしたが多くの学生が参加していました。

当然、学生もマフラーやコートなどを着て寒さ対策をして参加していました。

会場も広く、少々寒さを感じる状況でもありました。

会場内でもコートやマフラーを着け、ポケットに手を入れながら企業ブースを回る学生の姿も見えました…

一生懸命に企業説明の参加を呼びかける社会人の方に対して、まるでキャッチセールスをあしらうかのように、話しかけても返事もしない、手を払うような仕草で相手の会話を遮る…

本当に、就職活動をしにきているのかなぁ…

と、疑問を感じました。

企業の説明会という事ですから、お目にかかる方は学生の皆さんからすれば目上の方ですよね。

このような態度は、目上の方に接する態度としていかがなものなのでしょうか…

皆さんにしてみれば、自分に興味の無い企業の呼びかけ、反応する必要はないと思われるでしょう。

でも、このような態度を本命の企業の方が見ていたとしたら、その企業の方はどのように感じるのでしょうか…

なんとなく、仕事に対する姿勢が伺えました。

応対態度だけでなく、服装も同様です。

確かに会場内は寒かったのですが、企業説明なのですからお会いするのは全て皆さんより目上の方ですよね。

目上の方にお会いするには、最低限の敬い表現としてコートやマフラーは脱ぎましょう。

どうしても寒いのであれば、会場内で着用するのはしかたがないにしても、せめて会社案内を頂く時や、企業説明会を聴くときなどはコートやマフラーの着用は控えるくらいの、気配りが必要なのではないでしょうか?

コートやマフラーはあくまでも防寒具であり、仮の装いです。

相手の話を聴く際コート着用よりビジネススーツの方が、気遣いが伺えるだけでなく話を聴く姿勢が出来ていると思います。

私個人の感想としては、企業説明会に参加している学生でコートを脱いで参加している学生と、コートやマフラーを着用して参加している学生とでは、その企業に対する思い入れ(意欲)に差があるように感じてしまいました。

最近は就職活動での身だしなみやマナーの本が多く出ていることもあり、身だしなみに関しては非常によく気を配る方が多いと思います。

数年前から比較をすれば、

男性であればビジネススーツにリュックやスポーツバック、黒のスニーカー

女性であれば、ノーメイクや傷だらけのパンプス

という方は、殆どいらっしゃらなくなりました。

反面、ある就職活動のマナー本に記載されていた

「就職活動であっても、自己主張は必要。

 同じビジネススーツの中にキラリと光る個性を出そう。」

という内容を意識していらっしゃるのか…

男性であれば、黒・紺のビジネススーツの中に、グレーやブラウンのビジネススーツ

女性であれば、ブランド品のバックやネックレスの着用

確かに見た目は美しいですし、他の方と異なり目立ちます。

しかし、見た目をどんなに他の方と異なるように表現しても、人としての関わり方が出来ていなければ全て逆効果になってしまうのでは無いでしょうか…

身だしなみも大事ですが、もっと大切なのは相手への気遣いが出来ることです。

それは、もう1つのエピソードでも感じたことです。

先週のある日、中小企業の経営者の方と勉強会がありました。

毎月開催される勉強会で、私はその運営に関するお世話役をしております。

受付や資料の配布もありますので、運営サポーターに担当講座の学生1名も参加させます。

多いときには30名以上の経営者の方々がお集まりになるので、学生にとっても色々と学びの場になると考え、参加させています。

先日は勉強会の雰囲気をビデオ撮影する日でしたので、学生2名で運営サポートをすることにしました。

初回から担当しているAさんと、4回生で未だに就職内定がでていないBさんにお手伝いをお願いしました。

Bさんに参加を促したのは、先月末の面談がきっかけでした。

「中々思うように内定がもらえない。

 最終面接までいくのだが、なぜか内定に至れない」

というお話を聞き

それなら企業の方々とお会いする機会があるから、自分で就職に関する情報収集をしてみるように提案しました。

勉強会当日

Bさんは会場の設営や、ビデオの撮影などの担当をしました。

ところが勉強会後半、疲れたのか途中で居眠りをしはじめました。

また、勉強会が終わり懇親会では大分気持ちがリラックスしたのか、お酒が入ったからなのか、非常にラフな印象で経営者の方々と会話をしていました。

特に相手が話をしているときに、テーブルに肘を付いて話を聞いたり、敬語とはいえないようなフランクな話し方になったり…

確かに堅苦しい場ではないですし、学生と経営者の方々との交流を図ることが目的でしたので、気軽に会話をして欲しいと思いました。

しかし、そこには目上の方に対する敬いの気持ちや、相手に対する気配りがあってのことです。

少なくとも学生より長く人生を歩んでいらっしゃる先輩方に、自分と同等の言葉遣いや態度で接するとは…

このような場面で、社会人としての心構えを問われているように感じました。

最近の面接は受験者を和ませて、自由に話をさせることもあるようですが、「自由な発言」と「無礼な態度」とは大きな違いあります。

あくまでも、面接官は自分達よりも目上の方であるという敬いの気持ちを持ち、話を聴く姿勢、言葉遣いなどに気を配りながら自分の意見を述べるようにすると良いと思います。

また、そのような姿勢を企業は瞬時に見極めます。

先ほどのBさんも懇親会の会場で、ものの5分もしない内に経営者の方から様々な指摘を受けていました。

・人の話は姿勢で聴く
 姿勢は心の現われ。姿勢で大よそその人の気持ちが見える

・未熟さを自覚しよう
 人の話を「いや、でも… 」と否定をせず、なんでも「はい」と受け止めなさい。
 20代の経験と知識は、50代・60代の先輩方の経験と知識の足元にも及ばない。
 自分はまだまだ未熟で経験が足りないと、己の未熟さを認めることが出来なければ
 社会では上手くやっていけない。

このようなお話を聞きながら、Bさんは机に肘を付き「いや、でも…」の連発でした。

この点に、Bさんの就職活動の結果が現れているように感じました。

コートやマフラーの件にしても、Bさんの目上の方との接し方にしても

皆さんに取っては普通の事かもしれませんが、

社会に出ている方々からすれば

「それは、ちょっと…」

という、事になるかもしれません。

就職活動というと「いい会社」の検索に必死になったり、就職支援のマニュアル本を参考に、書類の作成や面接スキルの強化などに力を入れる方もいらっしゃるでしょうが、でもそれ以前に、人として目上の方に接する「敬いの気持ち」が欠けていては、良い成果に繋がらないのではないでしょうか?

私知り合いの経営者の方々が、よくこのようなお話をしてくださいます。

会社はしょせん人の集まり

人柄を欠いて採用はできません

学生の多くは「資格」や「ボランティア活動」「サークル活動」の有無を問題視する方が多いのですが、大事なことは皆さんの本来持っている「人に対する思い」です。

表面的なことばかりに気をとらわれず、自分の人柄を強化してはいかがでしょうか?

その場しのぎの好感度は、簡単に見破られてしまいますよ。

日頃から、人に対する気遣いが出来るようにしてみましょう。

一人で取り掛かるのが難しいと感じている方は、いつでもお声を掛けてください。

お手伝いいたします。

今回は今年最後のアップです。

今年は、震災や災害沢山の試練がありました。

就職状況も本当に試練が多いですね。

でも、人は人の声援で強くなれると感じました。

私のこのブログも正直、ここまで続ける事が出来るとは思っていませんでした(笑)

学生や研修に参加した受講者の方、友人、知人から

「ブログ楽しみにしています。」

「毎回、参考になって励まされます。」

という言葉を頂けたことが、継続の力になっています。

来年も、少しでも仕事に悩める皆さんにアドバイスや応援メッセージをお届けしたいと思います。

一人じゃないです。

みんなで頑張りましょう。


来年は多くの方々が心穏やかに、希望に溢れて過ごせますよう、心よりお祈り申し上げます。

どうぞ、良いお年をお迎え下さい。

ありがとうございました。

それでは、また来年…
スポンサーサイト
先週行った研修の中で、ビジネスマップ作成という研修を行いました。

ビジネスマップ作成は仕事の関わりを伝える研修で、主に学生や新入社員研修などで実施する研修です。

内容は私達が普段使っている物が手元に来るまで、どれだけ人の手を経由するのかを考え、図に書き表していきます。

これにより多くの人の手(仕事)の存在を再認識する事ができ、業界、業種の違いなども明確になります。

偏った仕事にだけ捕らわれていると、中々別の仕事を考える事が困難になります。

しかし、ある仕事(業界)を中心にその仕事を支える仕事があることが気づけると、仕事の選択肢は大きく広がります。

進路が明確にならない学生の方や、自分の仕事が世の中でどのように役立っているのか、理解できず仕事に対する意欲を持てない新社会人の方には、仕事のつながりが理解して頂きやすい研修です。

グループワークが中心ですので、コミュニケーション力も身に付くのでご依頼の多い研修です。

先週の研修も中小企業に従事する若手社員の方、70名前後の方を対象に行いました。

異業種の方が沢山参加していたこと、仕事の関わりはある程度ご存知の方々でしたので、単なる仕事のつながりを図に表すだけでなく、その仕事をしている該当者と社名も記入していただく事にしました。

初対面の方もいらっしゃったので、自己紹介の練習にもなります。

ビジネス的な、質問力の強化もワークを通して身に付きます。

該当者に探し方は原則、参加している方の中から探しだすこととしますが、どうしてもいない場合は、参加者の会社の方、知人、などから該当者を捜すこととしました。

特に「名前と社名」が分かる事をルールとしましたので、

ニックネームや実名が浮かばないような曖昧なものはNGとしました。

午前中は、グループに別れ与えられた課題に対して仕事の細分化を行い、自分のグループ、他のグループから該当者のリサーチを行っていきます。

初めこそ緊張のせいか、中々他のグループにリサーチにいきませんでしたが、20分もたつころには、ワイワイ楽しく取り組んでいました。

初めこそ、敬語で会話をしていたのですが、慣れのせいか徐々に言葉遣いが砕けてきました。

その時、こんなやり取りがありました。

Aさんは、「家を建てる」というテーマで仕事を細分化したチームメンバーでした。

その中で、電気関係の仕事の方を捜していました。

他のグループへ行き

「電気関係の仕事をしているひとを探せませんか?」 と質問したところ…

質問されたグループから

「自分で探してるんでしょう? 
 何で自分達がAさんの変わりに探さないといけないんですか?」

という発言がでました。

どうもAさんは自分で探すことをしないで、他の方に探す事を依頼するようなニュアンスで聞こえたようです。

Aさんはこのような意図で話しているわけではないのですが、誤解をさせたようです。

そこで、私がAさんに

「今の発言は何か誤解を与えているかもしれないですね。

 もし、Aさん自身が該当者を探していることを伝えたいのであれば、
 
 電気関係の仕事をしているひとを探しています。
 
 何方か、お知り合いの方はいらっしゃいませんか?

 と聴き直してはいかがですか?」

と、アドバイスしました。

Aさんは早速訂正し、誤解を解くことが出来ました。

該当者も無事に紹介してもらえました。

また、このような事もありました。

研修の午後からはその調べた内容を模造紙にまとめ、グループ単位で「報告」をして頂きました。

「報告」内容はどの仕事に、何処の会社の誰が関わっているのかを説明していただきます。

ただ、グループメンバー6人が、1人1分間 計6分の持ち時間で話をしていただきます。

あるグループの発表順番になり、

グループメンバーから「この仕事は○○会社の、××さんにご協力いただきます。」

というように調べた仕事について1人1分間説明していました。

ところがBさんの発表の順番になったときに

「私達は、この研修を通しての感想を発表します」という発言をしました。

私はこの発言を聞いて、Bさん以外まだ、3人ほど話をしていない方が残っていて、その方々は全て感想を話すのだと思われました。

まだ報告をしていない項目もあるのに「感想」を話すのは、本来の主旨とは異なると考え、即座に

「今は感想を聞いていません。感想の発表は結構です。まだ話しをしていない内容を説明してください。」

と伝えました。

すると、Bさんは

「感想を言わないと関連性が話せない。」と…

しかしここで「感想」という言葉を使った発表を認めると、

まだ発表していないグループメンバーも同様の事をしなければならないと考え、運用上に影響が生じると考えました。

Bさんには、再度「感想」ではなく調べた内容について「報告」するように伝えました。

「感想」で何かをする予定だったようですが、するなといわれたことで段取りが狂ったのでしょう。

なんとなく、Bさんのグループメンバーは釈然としない状況で、「報告」が終わりました。

研修総括で、研修を通して「気が付いた事」をグループ内で意見をまとめてもらい、代表者数名に発表してもらいました。

・仕事は本当に多くの人に支えられていることが改めて分かった

・例えば自動車のディーラーは自動車を売るだけだと思っていたが、保険や携帯電話の
 販売など他の仕事もしていることが分かった

・この研修に参加して、初めて知った仕事があった。
 仕事は沢山の種類があることが分かって面白かった。

・初めは、参加者全員が仕事でつながるなんて考えられなかったが、
 調べてみて本当に、全員がつながれると分かってなんか嬉しかった。

などワークを通して、自分の仕事を他の人たちが支えてくれること、取引のあった会社で、よく知っているつもりでも、実は他にもかかわる仕事があったなど、仕事と人のつながりに沢山の気づきがあったようでした。

研修が終了し後片付けをしていたとき、Bさんが

「私は先ほどの発表の時、先生を含め他の人が最後に発表したような内容を、言おうとしたんです。
 リサーチをしたら、複数の仕事に同じ人の名前が出てきて、
 会社の名前から想像できない仕事もしていることが分かったので発表したいと思ったんです。
 どうして、あの時発表してはいけなかったんですか?」

と言われました。

私は

「そうだったのね。ごめんなさい
 私は、「感想」とおっしゃるので、Bさんが個人的に感じたことを話すのだと思いました。
 お話して欲しかった「報告」というのは、調べた経過や結果などを述べて頂く事でしたので
 感想とは異なることなんです。
 ただ、おっしゃるように調べて気が付いたことがあったのであれば、
 私たちは、○○という仕事について調べていくうちに、複数の仕事に同じ人の名前が出てきて、
 会社の名前から想像できない仕事もしていることが分かりました。
 と、話して下さるとよかったですね。」

とお話ししました。

Bさんは「感想」も「報告」も同じことだと思っていたようです。


しかし、

「感想」は、自分の見立て、心に感じたこと。

「報告」は主に仕事を与えられた者が、その経過や結果などを述べること。
 主に事実を中心として話します。

つまり感想は個人的な意見で、報告は客観的に事実のみを伝えることなので、聞いた側にとってはとらえ方が大きく異なります。

今回のBさんだけでなく、言葉に対してあまり深く考えずに発言する方が最近増えてきているように感じます。

しかし、その方々や皆さんの上司からすれば使っている言葉に微妙なニュアンスの違いがあり、皆さんが伝えたいことと、上司がとらえる印象にズレが生じ、些細な誤解を発生させることがあります。

これにより

「上司は自分を理解してくれないんだ」

「何か話すとすぐ頭ごなしに怒るんだ」

という状況を引き起こす事も考えられます。

あまり、考えるすぎると言葉が上手く表現できず、かえって人間関係を悪くすることにもなりかねませんが、やはり社会人としてもう少し使う言葉の意味や、使い方をマスターすることも大事なことだと思います。

最近は様々な、敬語の事例やビジネストークの本なども出版されています。

年末年始のお休みを利用して、言葉遣いを見直してみてはいかがでしょうか?

敬語というと、とかく敬遠されがちですが、丁寧に自分の思いを的確に伝える最大のビジネスツールです。

妙に砕けた表現で相手に誤解を与え、コミュニケーションに支障をきたすのであれば、出来るだけ敬語やビジネス用を使用し、相手への誤解を軽減できるよう工夫をしてみてはいかがでしょうか?

言葉遣いひとつで、相手を敵にも、見方にもするそうです。

多くの見方が増やせるよう取り組んでみてください。

私も皆さんの見方作りにお手伝いします。

それでは、また来週…
先週は就職相談の仕事が多い一週間でした。

数名の方の就職相談を受けました。

その中で印象的だった話が…

Aさん
「自分はインテリアデザインや空間デザインの仕事をしたいのですが、母がそれを認めてくれないんです。」

Bさん
「アミューズメント業界に興味があって、特にパチンコやスロットの機械を製作下と思っています。ただ、この業界って周囲から良いイメージを持ってもらえないのか、親が反対しているんです。 世間体が悪いって…」

Cさん
「これまで、仕事なんで考えた事なかったし、さすがに大学3年で就職しないといけないという焦りがあって、採用してくれるならどこでも良いって思っていました。

そんな考えは先生の質問で大きく変えることができました。

先生から
『体を動かすことが好きなんだ。
じゃぁどんな仕事で体を動かしてみたいと思う?』

って聞かれたとき、本気で考えました。

そして、音楽業界で体を動かして働きたって思った。

音楽イベントの会場を機械とか持って走り回りたいって思った

これこそ、自分の拘りだって思えました。

でも自分の親はそんな仕事は認めてくれないので、無理です。」

3人ともご自身の進路は明確なのに、自分以外の要素で就職に迷いを感じていらっしゃいました。

私は高校生や、専門学生、大学生の就職支援講座を担当することがあります。

その際今回の3名のように自分以外の状況で進路に悩みを抱える学生がいらっしゃるという、学校側からの情報を頂いた際は、次のような話をすることがあります。

「人は一人ではないので、就職するときに自分以外の要素で悩みが出ることがあります。

例えば女性なら、自分がどんなに働きたいと考え、会社も皆さんが働いてくれる事を希望していても、結婚、出産、子育て、旦那様の転勤、退職、家族の病気、親御さんの介護など、自分の意思とは異なる事情で仕事を続ける事ができない状況が訪れます。

男性も同じで年齢が高くなれば、住宅論ローン、お子さんの養育費、親御さんの介護など、やはり多くの「責任」がのしかかりますので、自分の「したい」、「したくない」という気持ちより、周囲の状況を優先して仕事を決めることが多いでしょう。

ただ、今皆さんを悩ませるそれらの事情は、本当にどうにも自分の意思で変えられないような事情ですか?

親御さんとじっくり話をしたり、行政機関でサポートを受けることで解決する事はできないですか?

自分で、「無理」と考えている内は、何の解決策も浮かびませんし、解決策という情報を提供されても活用しようという気持ちにはなりません。

まずは、周囲の状況と自分の仕事に対する思いを別けて考えましょう。

優先順位は自分の仕事に対する思いです。

1.本気でその仕事に就きたいと考えていますか?
  その仕事の内容や、会社のことを良く調べた上で、仕事に就きたいと考えていますか?
  限られた情報だけで様々なことを決め付け、表面的な情報を鵜呑みにして仕事を考えていないでしょうか?

2.その仕事は、皆さんが考えている勤務地(地元のみ、東京のみなど)でしか、働けない事ですか?
  その仕事の沿線上に、同様の仕事が存在していませんか?
  それは、皆さんの身近な場所には存在していませんか?

3.その仕事に就くまでの、プロセスは明確ですか?
  資格が必要であれば、卒業までの資格取得のスケジュールを把握し、取得に向けて取り組んでいますか?

もし、この3つが行えていればいいのですが、行えてなければ、それは就職をする準備が出来ていないのではないでしょうか?

ご自身が、胸をはって「この仕事をするんだ」といえる状況ではないから、周囲の意見に揺れ動いているのではないでしょうか?

特に親御さんのご意見は、皆さんのそのよう準備不足を察知してのことが多々あります。

だからこそ、「あなたには無理よ」という意見を言うのではないでしょうか?

単に「親に反対されている」と思うのではなく、自分自身がしっかり取り組めているかどうか見直してみてはいかがでしょうか?

また、親御さんを含め皆さんの周囲に自分の行いたい仕事についてしっかり説明をしていますか?

最近は様々な仕事があります。

その仕事の存在を知らない、仕事に対するイメージの相違などから、皆さんのしたい仕事を理解してもらえないケースもあります。

周囲の方々と自分が進みたい仕事について周囲の方々としっかりコミュニケーションをとりましょう。」

このような、話をすると皆さん真剣に考え込んでくれます。

先ほどの、Aさん、Bさん、Cさんもよくよくお話を伺えばご自身の準備不足と、親御さんとのコミュニケーション不足が原因のようです。

Aさんはまだインテリアコーディネーターの資格を取得していませんでした。

また、無資格でも採用してくれるという企業も探してはいませんでした。

これでは、親御さんも心配して反対しているのではないでしょうか…

Bさん、Cさんは親御さんが業界の事をあまりご存じないようでした。

お二人は、親御さんに業界の説明や仕事内容を説明していなかったので、親御さんは反対しているようですね。

親御さんとの会話不足によって、様々な誤解が生まれ就職を反対されるケースはります。

これは実際にあった話しです。

2年ほど前、ある大学院の学生からDさん就職相談を受けました。

Dさんは私と面談した時、既に十数社不採用通知を受けて、就職に対する意欲を失っていました。

その大きな原因がお父さんとの確執でした。

Dさんは、あるコンビニエンス会社(例 S社)から商品開発に関わる部門で内定を受けました。

そこでお父さんに「S社から内定もらったから」と報告したそうです。

ところがお父さんは「そんな仕事をさせるために、お前を大学院まで行かせた訳じゃない。」と激怒したそうです。

それを聞いたDさん

「自分が一生懸命頑張って、やっと内定もらったのに、何でそんなことを言うんだ」と、激怒…

結局S社の内定は辞退し、未だに内定がもらえていないとのことでした。

Dさんに「お父さんに商品開発の仕事だってちゃんと説明したの?

S社って聞いたら、多くの方が高校生や大学生が関わるようなアルバイトのイメージを持たれたんじゃない?」と聞いたところ…

「普段からあまり父と話したくなかったので、手短に話しました。

 具体的な仕事の内容については説明していません。」

私は

「お父さんはDさんのことが心配だったんじゃないの?
 
 ちゃんと説明したら、実は喜んでくれたんじゃない?
 
 Dさんだって、お父さんに喜んで欲しかったんでしょう?
 
 だから、反対されたS社の内定を取り消ししたんじゃない?」

Dさん
「自分にとって父は本当に憧れの存在でした。

 でも何時の頃からか、何を話しても頭ごなしに反対されるようになり、父を疎ましく感じてきました。

 ここ2,3年は距離を置き、殆ど必要以外の話をしていません。

 実はS社の内定を断って依頼、受ける会社受ける会社、全て父が気に入るような会社ばかりで、
 
 自分が本気でしたい仕事ではありませんでした。

 そう考えると、自分の中で父の存在って本当に大きいんだなぁって気が付きました。

 今回初心に返って、本当に自分がやってみたかった仕事に応募してみます。

 この会社も父にとっては馴染みの無い会社なので、今日帰って説明し、自分の決意を表明してきます。」




後日、Dさんから、お父さんがS社の仕事を勘違いしていたこと、

(本当にそのときしっかり説明していてくれたら、反対しなかったと言われたそうです)

今回の希望の会社について説明をして「頑張って来い」と言ってもらえたことが凄くうれしかったことを報告してもらいました。

それからDさんは何度か書類の添削や、面接練習に来たこともあって、無事希望の会社から内定がもらえました。

Dさんの頑張りを支えたのはお父さんの存在です。

このように、親子の些細な誤解や認識不足から、就職に迷いが生じるケースがあります。

特に親御さんにとって馴染みの無い仕事が沢山でてきました。

聞きなれない仕事は親御さんに取って心配の種です。

その心配をとってあげるのも、皆さんの就職活動の1つかもしれません。

ご自身の企業研究も兼ねて、希望の会社や仕事のことをしっかり調べて人に説明できるようになってみてはいかがでしょうか?

周囲の方が応援してくれていないのは、あなた自身に課題が残っているからかもしれません。

周囲を問題視する前に、自分自身を見直してみてはいかがでしょうか?

自分で見直しが難しい方はいつでもお手伝いします。

お気軽にお問い合わせ下さい。

それでは、また来週…
先日2013年度卒業者向け、就職フェアーでカウンセリング業務を担当してきました。

参加した就職フェアーの出展企業数77社 

内訳
・文系 59社
・理系 9社
・建築・土木系 9社

山口県、長崎県など他県からもマイクロバスで遠征してきた大学もありました。

正確な参加学生数は把握できていませんが学生の参加数と比較して、企業数はとても十分な数とはいえない厳しい状況でした。

企業説明を食い入るように聞く学生

一生懸命企業に対して質問をする学生

その思いを受け止めようと、一生懸命答える企業

自社の業務について、少しでも分かりやすさを伝える為に説明を工夫する企業

例年より就職活動の時期が2ヶ月遅くなったこともあり、熱気を感じる雰囲気でした。

就職に関するご相談も多く、皆さん同様の事で悩んでいらっしゃいました。

勿論、それぞれの悩み度合いは異なりますが、ある程度内容をまとめると…

カウンセリング相談項目ベスト3

1.就職活動の仕方
  (活動の手順は?、何社までエントリーOK?、筆記試験の勉強法って?… など)

2.自己PRがうまく書けない

3.企業説明会でどんな質問をしたら良いのかわからない

この3つのご質問が多かったです。

今回はこの3つの質問を通して就職活動の仕方を考えてみましょう。

1.就職活動の仕方
  (活動の手順は?、何社までエントリーOK?、筆記試験の勉強法って?… など)

就職活動の仕方は実は様々で企業によって異なります。

出来るだけ早い段階で具体的に就職したい企業を絞り込み、採用スケジュールを把握する必要があるでしょう。

当然試験内容も企業によって異なります。

筆記試験と言っても、SPIだけでなく小論文や最近ではかなりユニークな採用試験もあるようです。

大切なことは出来るだけ早めに採用情報を入手することです。

採用情報の入手方法は次のようなケースがあります。

・大手企業の場合
 多くは自社のHPで採用情報を提示
 ⇒HP内から会社説明会に参加するためのエントリー(プレエントリー)を行う
 ⇒後日連絡が来て会社説明会に参加
 この会社説明会し1次試験に進む

このような企業はエントリーをしないと会社情報や採用に関する情報が得られません。

そのため出来るだけ多くの企業情報を得るために、皆さんの先輩達からは沢山の企業にプレエントリーをすることを勧められることもあるでしょう。

・就職支援サイトを利用する
 Rナビ、Mナビなどの就職支援サイトで個別企業説明会の案内や、合同企業説明会を
 活用する方法もあります。
 私が参加した就職フェアーもこの合同企業説明会の一つです。
 
 これは直接企業の方から、会社について、仕事の内容について、採用に関することの話が聞け
 質問することもできます。
 
 出展企業も数十社になりますので、一度に多くの企業を知ることが出来き効率的に企業情報を集められます。


 では、沢山企業情報を集めて、皆さんはどうするのでしょうか?

1ようなお話を伺うとき、私は次のような質問をします。

Q:あなたの就職先を考える決め手はなんですか?

A:地名度・安定性(有名な会社だから、福利厚生がしっかりしている、給与金額が高い)

 地元志向(本社が地元で転勤が無い、一人暮らしに自信がないから地元希望)

「就職先を考える決め手」として挙げられるのは概この2つが多いです。

確かにこのご時勢であれば、比較対象にすべき重要な内容ですね。

でもこれだけでは、数十社の企業をある程度に絞るのは難しいかも知れません。

そこで、私がもう一つ質問をします。

Q:なぜ数ある業界企業の中から、その会社を選んだのですか?




この質問に答えられない方が殆どです。

先ほど挙げてもらった「就職先を考える決め手」は多くの企業に該当することであり、その中で「ここが!」と差別化できることが含まれていません。

企業を絞り込むには企業の本質である業務内容、仕事の特性を把握する必要がありますね。

いわゆる企業研究が足りないようです。

では、企業研究はどうすればいいのでしょうか?

ここで2番目の質問が関わってきます。

2.自己PRがうまく書けない

このようなお話を伺うときは次のような質問をします。

Q:自己分析はしたことがありますか?
 
 Yesの場合 
  ⇒ Q:自己分析で自分はどのようなタイプでしかた? 
  一言で説明をしてください。

 ※Noの場合は、その場で簡単な自己分析をします。

これは何度かこのブログでもご紹介している「仕事の性質」と「人の性格」を把握する質問です。

就職を考えるには、まずは自分を知ることから始めると良いです。

自分はどのような性格、特性をしているのか自己分析で把握をするとよいでしょう。

一人で黙々と作業をするのが好きなのか

チームで意見を交換しながら何かを成していくことが好きなのか

自分のペースで仕事をしたいタイプなのか

人の世話をすることがすきなのか

このような人の特性は、往々にして仕事の特性と共通します。

就職活動は自分の特徴と企業の仕事との共通点を探すことだと考えるとよいです。

よって自己分析で自分が明確になっていない、企業研究で相手の特徴が把握できていなければ、共通点を見つけることが出来ず、絞り込む事も難しいということですね。

このような事前準備をしていなければ、当然…

3.企業説明会でどんな質問をしたら良いのかわからない

と、なるでしょう。

自分と企業の共通点が把握できれば、必然的に「確認しておきたいこと」が出てくるのではありませんか?

例えば、自分は経済学部だか、建築に関わる仕事に興味があるとします。

「私は、○○大学の経済学部の××です。
 大学に入学後アルバイトで建設の仕事に関わり、その仕事に興味を抱きました。
 △△について非常に関心が高く是非貴社で仕事をしたいと考えているのですが、
 私のような専門学部出身者でなくとも入社は可能でしょうか?
 また、もし入社可能な場合、卒業までにどのような勉強や資格を取得しておけばよいでしょうか?」

と、自分の疑問、不安、不明点を直接企業に尋ねることができますね。

ある学生たちから、質問は企業へのアピールとか目立つための行為という意見を聞きましたが、質問内容によっては

「そんなことを聞いてどのような参考にしたいのですか?」
 
「なぜ、そのような質問をしたいのかその真意を説明していただけませんか?

と、逆質問をされ答えられず帰ってきたという話も聞きました。

企業にとって質問時間は、話した事業内容、仕事の内容に疑問や不明点を感じていないかを確認し、払拭する時間です。

くれぐれも自己アピールの時間ではありませんので、お間違えのないように…

今回は内容が長くなりましたのでまとめです。

就職活動のスタートは、企業研究と自己分析をしっかり行い仕事の特性と自分の特性に共通点を把握することからです。

これにより、希望する業種、具体的な企業の絞込みが可能となり、各社の採用スケジュールに則った活動を行います。

また、自分にとって不明点を企業説明会で質問し確認する事ができます。

年明けには各社の採用試験が本格化します。

早めに業界、企業、業種を絞り希望の会社に至れるよう準備をしていきましょう。

学生の支援活動はお近くの「ヤングハローワーク」と、「ジョブカフェ、しごとサポートセンター、フレッシュワーク」などの若年者就職支援センターを利用するとよいです。

国や県の税金で適性検査、就職に関するカウンセリング、面接練習、書類添削などのサービスが無料で受けられます。

特に地元企業で就職を希望する方は是非「ヤングハローワーク」へ

微力ながら私も皆さんの就職のお手伝いします。

何かあればお気軽にお声を掛けてください。

それでは、また来週…

11 | 2011/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

権堂 千栄実

Author:権堂 千栄実
権堂 千栄実

株式会社Campanula 代表取締役

キャリア・カウンセーであり、企業、学校機関、官公庁での研修講師

研修やカウンセリングを通して、働く方々や学生の悩みを解消できるようにご支援しております。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。